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掌中の珠
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瑞希はどうやら相沢殺害後、 近くの川に身投げしたらしい。
その時、 俺と一緒に一生傍にいたいと願ったそうだ。
気づけば部屋の中にいたらしい。
鏡に映らない自分を見て霊になったことを悟ったようだ。
このような惨劇があり、今に至る。
「お兄ちゃん聞いてる?何かまた考えてたでしょ?もしかして女?」
「まさか、 俺が愛してるのはお前だけだよ瑞希。それに今日はお前の
17歳の誕生日だろう。大好きなイチゴのレアチーズタルトを
買ってきたから。誕生日おめでとう」
「えっ、本当に。てか、誕生日覚えててくれたんだ。
嬉しいな」
えへへとほほ笑む瑞希。
その表情からは悪霊だとは思えない。生前の瑞希の姿があった。
すべては瑞希に寂しい思いをさせてしまった俺に非がある。
その償いがこの呪いなんだろう。
俺の家には可愛いカワイイ妹がいます、そしてこれから一生
共に。
その時、 俺と一緒に一生傍にいたいと願ったそうだ。
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