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第2章 始まりの地
第2話 死霊の還る場所レディベト
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男性の方に向かったが景色は変わらず相変わらず周りを濃い霧が纏わりついてくる。
「可哀想に。どうやら術にかかってしまってるようだね。でももう大丈夫、僕が解いてあげるから」
男性はにこっと笑うと十字架を手に取り呪文を唱えた。
「古の亡者たちよ。朽ちてなお徘徊せし哀れな魂よ、浄化の焔にて砂に還さん。墓守の鎮魂歌!!」
蒼き炎がロレッタの周りに群がっていた死霊の群れに広がっていきみるみるうちに灰になっていく。それと同時にようやく視界が晴れ、元の森の景色が広がってきた。あっという間の解決に唖然とした。
「大丈夫?怪我は無いかい」
男性が優しく声を掛けてくれた。白髪の髪に白い眼。黒色のローブに十字架の紋章が刻まれていた。呆気に取られていたロレッタはぼぅっとしていたこともあり反応に遅れてしまった。
「可哀想に。どうやら術にかかってしまってるようだね。でももう大丈夫、僕が解いてあげるから」
男性はにこっと笑うと十字架を手に取り呪文を唱えた。
「古の亡者たちよ。朽ちてなお徘徊せし哀れな魂よ、浄化の焔にて砂に還さん。墓守の鎮魂歌!!」
蒼き炎がロレッタの周りに群がっていた死霊の群れに広がっていきみるみるうちに灰になっていく。それと同時にようやく視界が晴れ、元の森の景色が広がってきた。あっという間の解決に唖然とした。
「大丈夫?怪我は無いかい」
男性が優しく声を掛けてくれた。白髪の髪に白い眼。黒色のローブに十字架の紋章が刻まれていた。呆気に取られていたロレッタはぼぅっとしていたこともあり反応に遅れてしまった。
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