こぼれ話(人はこもごも)

びっと

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今は無い話 その2

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◆芦○○園のサミットの前の道

昔は「鋳柄(かねつか)通り」と呼ばれていた。
80代の方々がかろうじて知ってるくらいだから、100年以上前の話なんだろうか。

落ち武者が刀の柄(つか)を捨てる場所だったらしい。
そのゴミ捨て場はちゃんと浄められて公園になってるから大丈夫。家は建ってない。

伝え聞きだからさー
たぶん、としか。



◆宗教の話

昔、悪口としてご近所さんたちが言っていた替え歌。

「屋敷(悪しき)を払う(祓う)て助けたまえ、○○○○。柿の木残して首くくれ。」

○○教に恨みのある人が歌ったのだと思う。(○○○○はその宗教の神様の名前が入る)

当時の柿はお店で買う物ではなく、庭に実っているものをとって食べるもの。
屋敷を売り払うくらいお布施をして、庭の柿の木で自殺するって、割と現代にも通じるような。
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