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三途の川のニート達
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あっ。仏さん。助けてください。
才の河原の鬼達が駆け寄りこう言った。
何とかして下さい。仏様、あのニート共また三途の川から材料調達してあんなものを
仏達の目の前に二階建ての一軒家ぐらいの高さのピラミッドが立てられていた。
へへつ。どうだ。崩せるもんなら崩してみろよ。まあ、まずここまで来れないだろうけどな。
この入り口の門の仕掛けを破れるわけ無いからな。
これで。もう。鬼も怖ないわ。あっかんべー。
くっ。コイツら。どうやってこんなものを。
だからあの時に、気づくべきだったんだって
いや、あれはしかななかったんだ。
仏は呆れた顔でうなづきながらこう言った。
一体何があったんや。話してみ。
数日前から
お頭、出来ましたぜ。石をコンクリートで重ねて積み上げた仏像が。
さあ。鬼共崩せるなら崩して見ろ。
オラァ。このやろう。休みくれ。このブツブツ頭。
これでいいか。
さすが、鬼。何の躊躇も無く壊しやがった。
だから、仏像はダメだって言ったんだよ。伝助。
じゃあどうすれば良いんだよ。祐平。
情に訴えるんだよ。さっき、鬼が叫んでただろ。アイツら休みが欲しいんだ。
確かに。アイツ。二十四時間休みなしでずっとここで働いてるもんな。
仕事中ずっと眠気と戦いながらフラフラだもんな。
そうだから。僕達川原団全員で休んで下さいってお願いするんだ。
仕事は代わりにやるからって。
さすがだ。祐平。我らが頭脳。その間に砦を作れば一生石積みから解放されるな。
そして、作戦はうまく生き、鬼は1カ月眠り続け、起きた時には砦が完成していた。
子供達は砦の中で叫び出した。
もう俺達は転生なんてしない。あんな怖い場所に戻るぐらいなら地獄の方がいい。
戦争で、家も家族も失って、積み上げた物全部失った。絶望の中に希望を見つけても、すぐに絶望に変わる。
何の意味も無い。ただ辛いだけの積み重ね。
何かを成し遂げても最後に残るのは痛みだけだ。
そうだ。そうだ。転生したら今までの事全部忘れちゃう。大切な思い出も全部。だから、私はここでお母さん達を待つんだ。
どうせ、死ねのに何で生きなきゃならない。
どうせ、崩されるのに、何で石を積まなきゃならない。
全て無意味。
なら最初から何もしたくない。
仏はそびえ立つ巨大な建造物を見ながらこう言った。
立派やな。これこんな短時間でここまでの物を作るとはな。ここまでのもんを作れたんは皆んな力を合わせたからやな。
子供達、君らが良いたい事分かるで。確かにどんな物でも形あるものはいつか無くなる。
だけどな。だからこそ。価値があるんや。野町ちゃんの言うように転生したら全部忘れてしまう。だけど。そうせんと。新しい人生が始まらんねん。君、このまま転生したら、ただの人生やり直しやで。
そうやな。ここに新しい建物作るとしたら、今の砦壊して、更地にせんとあかん。そう言うもんや。
まあ、皆んな。もうわかってること思うけど今日わしがここに来たんは君らを転生させに来たんや。
みんな転生してもやる事は一緒やで。
みんな石を積むんや。学歴や金や職歴、友情、積むもんは人それぞれやけど。負けんなよ。鬼と言う非常な世の中が何度その石を崩そうが諦めずに積むんや。
そして、いつか、仲間達と協力して絶対に崩せない石の砦をまた立ててみい。
みんな転生する場所も時代もばらばらやけど心配すんな。
お前らならきっとまた信頼出来る仲間を作れる。
才の河原の鬼達が駆け寄りこう言った。
何とかして下さい。仏様、あのニート共また三途の川から材料調達してあんなものを
仏達の目の前に二階建ての一軒家ぐらいの高さのピラミッドが立てられていた。
へへつ。どうだ。崩せるもんなら崩してみろよ。まあ、まずここまで来れないだろうけどな。
この入り口の門の仕掛けを破れるわけ無いからな。
これで。もう。鬼も怖ないわ。あっかんべー。
くっ。コイツら。どうやってこんなものを。
だからあの時に、気づくべきだったんだって
いや、あれはしかななかったんだ。
仏は呆れた顔でうなづきながらこう言った。
一体何があったんや。話してみ。
数日前から
お頭、出来ましたぜ。石をコンクリートで重ねて積み上げた仏像が。
さあ。鬼共崩せるなら崩して見ろ。
オラァ。このやろう。休みくれ。このブツブツ頭。
これでいいか。
さすが、鬼。何の躊躇も無く壊しやがった。
だから、仏像はダメだって言ったんだよ。伝助。
じゃあどうすれば良いんだよ。祐平。
情に訴えるんだよ。さっき、鬼が叫んでただろ。アイツら休みが欲しいんだ。
確かに。アイツ。二十四時間休みなしでずっとここで働いてるもんな。
仕事中ずっと眠気と戦いながらフラフラだもんな。
そうだから。僕達川原団全員で休んで下さいってお願いするんだ。
仕事は代わりにやるからって。
さすがだ。祐平。我らが頭脳。その間に砦を作れば一生石積みから解放されるな。
そして、作戦はうまく生き、鬼は1カ月眠り続け、起きた時には砦が完成していた。
子供達は砦の中で叫び出した。
もう俺達は転生なんてしない。あんな怖い場所に戻るぐらいなら地獄の方がいい。
戦争で、家も家族も失って、積み上げた物全部失った。絶望の中に希望を見つけても、すぐに絶望に変わる。
何の意味も無い。ただ辛いだけの積み重ね。
何かを成し遂げても最後に残るのは痛みだけだ。
そうだ。そうだ。転生したら今までの事全部忘れちゃう。大切な思い出も全部。だから、私はここでお母さん達を待つんだ。
どうせ、死ねのに何で生きなきゃならない。
どうせ、崩されるのに、何で石を積まなきゃならない。
全て無意味。
なら最初から何もしたくない。
仏はそびえ立つ巨大な建造物を見ながらこう言った。
立派やな。これこんな短時間でここまでの物を作るとはな。ここまでのもんを作れたんは皆んな力を合わせたからやな。
子供達、君らが良いたい事分かるで。確かにどんな物でも形あるものはいつか無くなる。
だけどな。だからこそ。価値があるんや。野町ちゃんの言うように転生したら全部忘れてしまう。だけど。そうせんと。新しい人生が始まらんねん。君、このまま転生したら、ただの人生やり直しやで。
そうやな。ここに新しい建物作るとしたら、今の砦壊して、更地にせんとあかん。そう言うもんや。
まあ、皆んな。もうわかってること思うけど今日わしがここに来たんは君らを転生させに来たんや。
みんな転生してもやる事は一緒やで。
みんな石を積むんや。学歴や金や職歴、友情、積むもんは人それぞれやけど。負けんなよ。鬼と言う非常な世の中が何度その石を崩そうが諦めずに積むんや。
そして、いつか、仲間達と協力して絶対に崩せない石の砦をまた立ててみい。
みんな転生する場所も時代もばらばらやけど心配すんな。
お前らならきっとまた信頼出来る仲間を作れる。
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