真夜中の学校

ビッグバン

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突然の恐怖

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それは妙にジメジメした夏の日の事だった。

その当時、高校一年生だった私はロボット開発部に所属していたロボットコンテストに出すロボットを開発するため合宿に参加した五人の部員達と共に深夜まで作業をしていた。そのはずなのだが、作業がひと段落し、パソコンから目を離し、周りを見ると気がつけば、周りの部員達は帰ったのか、誰もいなかった。

パソコンで時間を確認すると時間は深夜2時を回っていた。

どうやら作業に熱中し過ぎて他の部員達が帰るのに気づかなかったようだ。

私はすぐに帰り仕度をして、部室に鍵をかけて校舎を出ようとした。

しかし、どういうわけか、鍵がかかっていて開かない。

私が焦ってドアをガチャガチャやっていると後ろからギーと椅子を引きずるような音が近づいて来た。
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