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夜語り
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んんん。
考えてみたら、瑞穂くんとこうやって2人きりになる事も久しぶり…では無いか。
夕べもその前も、あと行きの飛行機の中でもパーテーションで一緒に「水曜どうでしょう」を見ていた覚えがある。
なのに久しぶりと思えちゃうって、毎日どれだけバタバタしていたんだろう。
ついでに、この半年足らずの間に、僕の意思とは勝手に外堀を埋められ続けている1人の女の子に対する率直な今の気持ちを、シャベルを持って掘ってる人達にきちんと伝えることが出来たのでホッとしたから、かな?
ここ最近、負わされる責任が急激に重くなったからなぁ。
僕は法律上では成人しているとはいえ、ただの大学一年生。
まだお子様。
本来ならサークル入って馬鹿やって、コンパでも馬鹿やって、ハタチ前なのに悪酔いして帰り道でゲーゲー吐いていてもおかしくないもん。
何故に、結構なお屋敷に住んで、毎日掃除に駆け回り、歳下の未成年者を婚約者として預かり、僕より基礎がきちんと確立していて全国大会で結果を出している剣士達が、そもそも大会になんか1度たりとて出場していない僕に弟子入りしてたり。
みんな、僕に何を求めているんだよう?
「アノネ」
「はい?」
「ワタシはヒカリのお嫁さんになってもいいカナって思ってルヨ」
「はい?」
また、何を言い出しているんだ?この子。
「最初ハ、タンニ、ジィジから''面白い孫が居るから嫁に来ないか?''ッテ誘われて、日本にイッテみたかったし、話をウケたの。」
「………要は嫁入り云々よりも日本に行ってみたかった、と?」
「ウン。小さい頃にコッチニキたから日本での思い出ってナイノ。大学入試までならアソンデいいカナって。」
そう言えばこの子、最近では大ボケばかりかましてるけど、もう日本で言う「大検」を取得している頭の良い子だったな。
本気で忘れてた。
「デモさ。ヒカリはワタシが初めて行ったトキ、優しくシテクレタ。」
「はて?」
いきなりやって来た女の子が泣きべそをかいていたから、途方に暮れた事しか覚えていない。
あと、鮭を丸ごと1尾貰って、とりあえず柳刃包丁を取り出したら、瑞穂くんに取り上げられて捌かれたな。
「ワタシがどれだけワガママ言っても、ヒカリは全部笑ってユルシテくれたし。」
我儘言われた覚えが無いんだけど?
むしろ家族なんだから、遠慮しないでもっと言いたい事言って、やりたい事をやりなさいって思ってたし、実際にそう言った覚えもあるなぁ。
「パトラ見て思ったの。ああ、ワタシ、やっぱりヒカリの側に居たいなぁッテ…」
「パトラッシュを見て?」
おやおや。
パトラッシュが目玉だけこっち向いたぞ?
「アナグマクンにしてもピーチャンにしてもタークンにしても、ワタシがヒカリの家族だから仲良くしてくれてるの。」
…それは違うと思うな。
祖父が言う通り、瑞穂くんも相馬の人間だから、相馬瑞穂として皆んな君に接しているぞ。
なんて事を言うほど、僕も野暮じゃ無い(つもり)。
「ワタシもヒカリの魔の手にハマったのかもしれないゲド。」
「こらこら待ちなさい。」
「マァ、それも良いカナッテ。だってフトさ。このままヒカリとジィジだけ帰っちゃったら、ワタシどうなるかなッテ。」
…………?
「もしかしたら、ワタシを帰す為にスペインまでキタノカナっとか不安になったノ。そうしたらワカッタノ。ワタシはヒカリと離れたく無いんだなって。またあの部屋に帰って、ミンナと一緒に稽古したい。ご飯作りたい。アベやタナカと稽古したい。だからね。ヒカリ。」
………。
「私を日本に連れて行って下さい。」
いつもの片言混じりではなく、完璧な日本語で、瑞穂くんは僕に、多分初めてお願いをして、頭を下げた。
「………ズット練習シテマシタ」
それを言わなくなれば、多分感動の場面だし、もしかしたら僕らの人生にとって、大切な瞬間になったかもしれないのに…。
まぁ、それもこれも全部瑞穂くんだ。
「当たり前でしょ。君はもう、僕の家族なんだから。君の家は、あの駅から商店街を抜けて、階段を登って、良玄寺さんの隣の、無駄に広い農家屋敷が君の家なんだから。」
「ウン、ウン。」
彼女は頷きながら泣き始めた。
まったく。
女の子を泣かしたとかしれたら、怒り出しそうな人が山ほどいるんだから。
その人達は全員、瑞穂くんを連れて帰らなければ、泣きながら抗議する人ばっかりなんだから。
「なぁ、パトラッシュ。」
「バフ!」
パトラッシュからすると、瑞穂くんをまた彼?彼女?の元から離してしまう事になるのに、瑞穂くんを慰め始めた。
コイツは本当に頭の良い犬だな。
ウチのチビとはエラい違いだ。
そのまま、僕ら(2人と1匹)は、しばらく夜空を眺めながら、取り止めのない事を、瑞穂くんに笑顔が戻るまで話し続けたのでした。
★ ★ ★
「話は済んだのか?」
寝室に戻ると、祖父が何やらパンフレットを眺めながらお酒を呑んでいた。
「じいちゃん。ベッドでお酒呑むのはどうなの?」
「なに、ナイトキャップだ。このブランデーはスペインでしか呑めないからな。姉貴達とは日本の酒と日本のつまみで話をしていたがよ。これはこれで、な。」
「持ち主はじいちゃんだとしても他所様の家なんだから。布団に溢す様な事しないでくださいね。」
「へいへい。」
さて。
僕は寝巻き代わりのスエットに着替えて、さぁ寝ましょう。
「お前は下戸、なんかな。」
「それは父さんだね。僕だって聖人君子じゃないから、ビールくらいだったら呑んだ事ありますけど、まぁ多分、普通に呑めますよ。体調がおかしくなった事有りませんから。」
「んじゃよ。あと2年経ったら呑もうぜ。息子と晩酌をする夢が消えちまって久しいからよ。」
「それまで死なないで、少なくとも医者から飲酒を止められる様な老い方を一気にしないでくださいよ。」
「まだ60早々なのに死ねるかよ。伊達に警察で鍛え上げたわけじゃねぇんだぜ。頑張りゃ、お前と瑞穂の子供が抱けるだろ。ウチは皆んな早婚だから、婆さんだって間に合うだろ。」
「ですからですね。」
あぁもう。
この人は、どこからどこまでが真面目なんだろう。
「で、瑞穂と一緒にいたんだろ。なんかしたか?」
「…まさか、覗いてたんですか?」
「あほ。孫を出歯亀するほど暇じゃないわ。瑞穂の奴がお前を探しに来たんだよ。」
「治安のわからない知らない国の知らない街にいるんだから、家の外まで出かけるわけないのに。」
「考えてみりゃよ。瑞穂の奴はお前の家に来てから、ずっとお前の側で寝てたろ。だから、お前がいないと不安なのかもな。」
「僕は瑞穂くんのお母さんですか?」
くっくっくっと祖父は笑いながら、ワンショットグラスを一気に開けた。
「そのウチ、瑞穂の奴に''お父さん''って言われる様になるんだろうな。いや、そうなれ。」
「そうなれって、どんな日本語ですか?」
「まぁいい。」
Garveyと書かれたラベルの瓶からキュッとお酒を注ぐと、そのまま呑み干す。
ストレートで呑んでいるんだろうに、祖父は顔色ひとつ変えないでやんの。
「で、何か進展はあったのか?」
「こっちに置いて行かないでくれって頼まれましたよ。瑞穂くんは実家に置いて行かれる事を怖がっていたみたいです。」
「あの馬鹿娘、そんな真似するわけねぇだろうが。」
あれ?
祖父ったら、割とマジに怒ってる?
「いま、お前と瑞穂が住んでいる世界は、光と2人で作り上げた世界だ。こうやってスペインまでたくさんの奴がついて来たが、それも全部、お前ら2人が築き上げた人脈だ。」
「それを無に出来る度胸のある奴なんか、この家には居ねえよ。相馬に喧嘩を売る相馬なんかいるかよ。」
だから、なんなんですか。
相馬って。
「明日、最後の立ち合いがある。それを終えたらバレンシアから直接帰るぞ。俺たちはともかく、大学生の姉ちゃん達はそろそろ里が恋しくなるだろ。若いうちにホームシックになんかさせるわけにゃいかないからな。」
じいちゃん。
こう言うところかあるから、後輩に頼りにされるんだよね。
僕にはまだ身につけていない、視界の広さだ。
「ふぅ。よし寝るか、電気消すぞ。」
「おやすみなさい。」
あ、祖父と同じ部屋で寝るとか、生まれて初めてかも。
考えてみたら、瑞穂くんとこうやって2人きりになる事も久しぶり…では無いか。
夕べもその前も、あと行きの飛行機の中でもパーテーションで一緒に「水曜どうでしょう」を見ていた覚えがある。
なのに久しぶりと思えちゃうって、毎日どれだけバタバタしていたんだろう。
ついでに、この半年足らずの間に、僕の意思とは勝手に外堀を埋められ続けている1人の女の子に対する率直な今の気持ちを、シャベルを持って掘ってる人達にきちんと伝えることが出来たのでホッとしたから、かな?
ここ最近、負わされる責任が急激に重くなったからなぁ。
僕は法律上では成人しているとはいえ、ただの大学一年生。
まだお子様。
本来ならサークル入って馬鹿やって、コンパでも馬鹿やって、ハタチ前なのに悪酔いして帰り道でゲーゲー吐いていてもおかしくないもん。
何故に、結構なお屋敷に住んで、毎日掃除に駆け回り、歳下の未成年者を婚約者として預かり、僕より基礎がきちんと確立していて全国大会で結果を出している剣士達が、そもそも大会になんか1度たりとて出場していない僕に弟子入りしてたり。
みんな、僕に何を求めているんだよう?
「アノネ」
「はい?」
「ワタシはヒカリのお嫁さんになってもいいカナって思ってルヨ」
「はい?」
また、何を言い出しているんだ?この子。
「最初ハ、タンニ、ジィジから''面白い孫が居るから嫁に来ないか?''ッテ誘われて、日本にイッテみたかったし、話をウケたの。」
「………要は嫁入り云々よりも日本に行ってみたかった、と?」
「ウン。小さい頃にコッチニキたから日本での思い出ってナイノ。大学入試までならアソンデいいカナって。」
そう言えばこの子、最近では大ボケばかりかましてるけど、もう日本で言う「大検」を取得している頭の良い子だったな。
本気で忘れてた。
「デモさ。ヒカリはワタシが初めて行ったトキ、優しくシテクレタ。」
「はて?」
いきなりやって来た女の子が泣きべそをかいていたから、途方に暮れた事しか覚えていない。
あと、鮭を丸ごと1尾貰って、とりあえず柳刃包丁を取り出したら、瑞穂くんに取り上げられて捌かれたな。
「ワタシがどれだけワガママ言っても、ヒカリは全部笑ってユルシテくれたし。」
我儘言われた覚えが無いんだけど?
むしろ家族なんだから、遠慮しないでもっと言いたい事言って、やりたい事をやりなさいって思ってたし、実際にそう言った覚えもあるなぁ。
「パトラ見て思ったの。ああ、ワタシ、やっぱりヒカリの側に居たいなぁッテ…」
「パトラッシュを見て?」
おやおや。
パトラッシュが目玉だけこっち向いたぞ?
「アナグマクンにしてもピーチャンにしてもタークンにしても、ワタシがヒカリの家族だから仲良くしてくれてるの。」
…それは違うと思うな。
祖父が言う通り、瑞穂くんも相馬の人間だから、相馬瑞穂として皆んな君に接しているぞ。
なんて事を言うほど、僕も野暮じゃ無い(つもり)。
「ワタシもヒカリの魔の手にハマったのかもしれないゲド。」
「こらこら待ちなさい。」
「マァ、それも良いカナッテ。だってフトさ。このままヒカリとジィジだけ帰っちゃったら、ワタシどうなるかなッテ。」
…………?
「もしかしたら、ワタシを帰す為にスペインまでキタノカナっとか不安になったノ。そうしたらワカッタノ。ワタシはヒカリと離れたく無いんだなって。またあの部屋に帰って、ミンナと一緒に稽古したい。ご飯作りたい。アベやタナカと稽古したい。だからね。ヒカリ。」
………。
「私を日本に連れて行って下さい。」
いつもの片言混じりではなく、完璧な日本語で、瑞穂くんは僕に、多分初めてお願いをして、頭を下げた。
「………ズット練習シテマシタ」
それを言わなくなれば、多分感動の場面だし、もしかしたら僕らの人生にとって、大切な瞬間になったかもしれないのに…。
まぁ、それもこれも全部瑞穂くんだ。
「当たり前でしょ。君はもう、僕の家族なんだから。君の家は、あの駅から商店街を抜けて、階段を登って、良玄寺さんの隣の、無駄に広い農家屋敷が君の家なんだから。」
「ウン、ウン。」
彼女は頷きながら泣き始めた。
まったく。
女の子を泣かしたとかしれたら、怒り出しそうな人が山ほどいるんだから。
その人達は全員、瑞穂くんを連れて帰らなければ、泣きながら抗議する人ばっかりなんだから。
「なぁ、パトラッシュ。」
「バフ!」
パトラッシュからすると、瑞穂くんをまた彼?彼女?の元から離してしまう事になるのに、瑞穂くんを慰め始めた。
コイツは本当に頭の良い犬だな。
ウチのチビとはエラい違いだ。
そのまま、僕ら(2人と1匹)は、しばらく夜空を眺めながら、取り止めのない事を、瑞穂くんに笑顔が戻るまで話し続けたのでした。
★ ★ ★
「話は済んだのか?」
寝室に戻ると、祖父が何やらパンフレットを眺めながらお酒を呑んでいた。
「じいちゃん。ベッドでお酒呑むのはどうなの?」
「なに、ナイトキャップだ。このブランデーはスペインでしか呑めないからな。姉貴達とは日本の酒と日本のつまみで話をしていたがよ。これはこれで、な。」
「持ち主はじいちゃんだとしても他所様の家なんだから。布団に溢す様な事しないでくださいね。」
「へいへい。」
さて。
僕は寝巻き代わりのスエットに着替えて、さぁ寝ましょう。
「お前は下戸、なんかな。」
「それは父さんだね。僕だって聖人君子じゃないから、ビールくらいだったら呑んだ事ありますけど、まぁ多分、普通に呑めますよ。体調がおかしくなった事有りませんから。」
「んじゃよ。あと2年経ったら呑もうぜ。息子と晩酌をする夢が消えちまって久しいからよ。」
「それまで死なないで、少なくとも医者から飲酒を止められる様な老い方を一気にしないでくださいよ。」
「まだ60早々なのに死ねるかよ。伊達に警察で鍛え上げたわけじゃねぇんだぜ。頑張りゃ、お前と瑞穂の子供が抱けるだろ。ウチは皆んな早婚だから、婆さんだって間に合うだろ。」
「ですからですね。」
あぁもう。
この人は、どこからどこまでが真面目なんだろう。
「で、瑞穂と一緒にいたんだろ。なんかしたか?」
「…まさか、覗いてたんですか?」
「あほ。孫を出歯亀するほど暇じゃないわ。瑞穂の奴がお前を探しに来たんだよ。」
「治安のわからない知らない国の知らない街にいるんだから、家の外まで出かけるわけないのに。」
「考えてみりゃよ。瑞穂の奴はお前の家に来てから、ずっとお前の側で寝てたろ。だから、お前がいないと不安なのかもな。」
「僕は瑞穂くんのお母さんですか?」
くっくっくっと祖父は笑いながら、ワンショットグラスを一気に開けた。
「そのウチ、瑞穂の奴に''お父さん''って言われる様になるんだろうな。いや、そうなれ。」
「そうなれって、どんな日本語ですか?」
「まぁいい。」
Garveyと書かれたラベルの瓶からキュッとお酒を注ぐと、そのまま呑み干す。
ストレートで呑んでいるんだろうに、祖父は顔色ひとつ変えないでやんの。
「で、何か進展はあったのか?」
「こっちに置いて行かないでくれって頼まれましたよ。瑞穂くんは実家に置いて行かれる事を怖がっていたみたいです。」
「あの馬鹿娘、そんな真似するわけねぇだろうが。」
あれ?
祖父ったら、割とマジに怒ってる?
「いま、お前と瑞穂が住んでいる世界は、光と2人で作り上げた世界だ。こうやってスペインまでたくさんの奴がついて来たが、それも全部、お前ら2人が築き上げた人脈だ。」
「それを無に出来る度胸のある奴なんか、この家には居ねえよ。相馬に喧嘩を売る相馬なんかいるかよ。」
だから、なんなんですか。
相馬って。
「明日、最後の立ち合いがある。それを終えたらバレンシアから直接帰るぞ。俺たちはともかく、大学生の姉ちゃん達はそろそろ里が恋しくなるだろ。若いうちにホームシックになんかさせるわけにゃいかないからな。」
じいちゃん。
こう言うところかあるから、後輩に頼りにされるんだよね。
僕にはまだ身につけていない、視界の広さだ。
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