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終章 そして
お前、男嫌いじゃなかったのかよ!
「バァン!」
と、私は口で爆音(ってほどじゃないけど)を立てた。
一応、両手でテーブルを叩くふり。
もうお酒に唐揚げにつくね串に茄子のお漬物が並んでるからね。
「ばぁぁん?」
そしたら菅原の野郎、軽口で真似しやがった。
くそぅ。
私が怒ったりする事が大嫌いだと知ってやがるな。
ニコニコ笑ってるぞ。
いや、コイツの場合はニヤニヤか。
「見たぞ聞いたぞ聞いたぞ見たぞ。」
「なにが?」
「なにが?じゃなぁぁい。前から話していたタヌキの先生、あの人、菅原の知り合いらしいじゃない。」
「私の?…はて誰だそれ?あ、店員さん、生中お願いします。」
「はい、6番さん生中!空いたグラスお下げしてよろしいですか?」
「お願いします。」
「あ、あたし焼き鳥塩皮追加で。」
「はい、塩皮ですね。」
お酒とおつまみのお代わりを頼んだところで、さぁこの剽軽な女を追求だ。
………
「ウチの動物園に来るお客さんで、動物にやたら懐かれる男性と女性が居るって、この間話したよね。」
「あぁ。なんでも、無職が中学生を連れ回しているんだってな。」
「その無職の人の名前がわかったのよ。菊地さん。」
「はぃ?」
「中学生くらいの女の子の名前は玉ちゃん。…聞いた事ない?」
「はいぃ?」
あら?
コイツがこんなに間抜けな声出したまま、口を開きっぱなしにして固まるなんて、大学からこっち初めて見るかも。
「あんたのお知り合い?かしらね。」
「私の住むアパートの隣人だ。…なんで知ってる?」
「写真を見せられたのよ。菅原が菊地さん達と一緒に写っている写メ。思わず激怒したわ。」
「随分と簡単な激怒だな。あと、写メって言葉、久しぶりに聞いたわ。」
「え?写メって死語?」
「らしいぞ。」
ガァーン。ショック!
いや、そんなことより。
「やっぱり知り合いなの?」
「この間、玉ちゃんにね。一緒に写ろうって。半ば無理矢理引き込まれたのよ。それしか身に覚えがないから、多分それ。」
「あぁ。玉ちゃんにね。」
なんか想像つくわぁ。
あの娘、悪気もなんにも感じないし、人当たりも柔らかいし、見てるといつまで経ってももニコニコしてるけど、何気に押しが強いのよねぇ。
話している言葉は、誰に対しても敬語なんだけど。
歳下の女の子って属性を武器に攻められると、菊地さんも青木さんも敵わないって感じだし。
アレはある意味ズルい。
私でも多分敵わない。
「で、まさか貴女は彼を狙っていると?」
「否定はしないけど。」
「しないんかぁい。」
「1番あからさまに狙っているのは、ウチの園長よ。知ってる?菊地さんって、司法書士と公認会計士の免状持ちよ。なんでそんな人が真昼間から小さな動物園をウロウロしてんのよ。こっちからすれば永久就職先として充分でしょ。アンタんとこ中途で入っても、直ぐアンタを抜くわよ。」
「へぇ。あ、ありがとうございます。」
「塩皮は今焼いていますので、もう少々お待ち下さい。」
「はぁい。」
鶏皮の塩焼きなんて普通なら、ご飯のおかずにしてもお茶碗がテカテカ油ぎっちゃいそうだけど、ここの焼き鳥は炭火で浮き出た油が網の下に落ちてくれるので、割とさっぱり食べられる。
芋焼酎と合うんだ、これが。
「そう言えばアイツ、この間業務を停止した証券会社の営業マンだっけか。OJTが相当厳しそうだな。」
「おや、知ってんだ。」
「ウチはさ、決まってはいなかったけど女性しか入居してなかったから、一応大家から事前報告があったんだよ。今度男が入るって。」
あのアパートでは菅原は多分、1番歳上だし公務員。
本人がどうなのかは別にして、社会的地位も1番高いだろう。
「しかも無職だとか抜かしやがる。断ってもらおうとしたけど、先に次の更新までの家賃を払っておくって言われてさ。」
「ほほう。なかなかの御仁ですな。」
「不動産屋も大家もOK出したら、店子の私にはなにも言えんよ。まさか次の日に女の子を引っ張り込むとは思わなかったけど、アンタも見た通り、玉ちゃんは最初から玉ちゃんだったんだよ。」
あははは。
菅原としたら焦っただろうなぁ。
どう見ても学校に行かなきゃならない年齢の女の子が、無職の男の家に泊まり込んでいたらね。
「エンコーとか、パパカツとか、色々な言葉が頭に浮かんだけどさ。あの娘、そんな娘に見えなくてさ。私や大家さんに玉ちゃんからきちんと挨拶して来たし、菊地…さんに対する態度は、まるで本当の父親か兄に接するみたいだった。''殿''とか変な呼び方はしていたけど、それはまぁ他所様の家の事だから良いとして。」
アイツはグラスを一気に煽る。
…私はビールの苦味がちょっと苦手。
苦味だけに…ってこれは菊地さん達が言っていた交通事故駄洒落か。
「あの娘さ。時々菊地…さんと買い物に出掛けているだけどさ、その思い出話みたいなのを庭でしてるんだよ。私はこんな仕事だからって理由付けして聞いているんだけど、あの2人の会話って結構高等教育を受けている会話なんだ。神職を目指しているという玉ちゃんは、日本神話や中世の歴史に詳しいし、玉ちゃんがわからない事は菊地…さんが懇切丁寧に教えている。
「大家とは土壌改良の話やアパートへの海風の影響を話し合っているし、青木…さんとは料理の話をよくしているが、情け無い事に私にはわからない専門領域だ。菊地の野郎は大家を含めてそんな女どもよりよっぽど旨い飯を作りやがるそうだ。何しろ大家が自分の家の亭主を放ったらかしにしたまま、店子の家で朝ご飯を食べて帰る。この間は自分の家に帰るのに、行ってきますって出て行った。
「私にはもう菊地…さんて人間がわからん。どんな過去を持ってようと、どんな未来を考えていようと。
「ただ、玉ちゃんが泣かない未来があるならそれで良い。菊地…さん達を見てるとそう思う。
アイツが狸を自在に操れようと、ヒグマにお座りさせようと驚かない。」
へぇ。
コイツにしては、「男性に高評価」じゃん。
「まぁ、本当に菊地…さんに手を出すか………難しいんじゃね?あの2人に、いや3人の間に捻り込むのって。」
「直ぐ側にすんでるアンタはどうなのさ。」
「菊地がなぁ。もう玉ちゃんは身内だよ。アレ。玉ちゃんの方は嫁に行く気満々だぞ。」
「…親戚って聞いたけど…。」
「4親等も離れれば可能だろ?青木さんもその気っぽいし、私ゃ高みの見物してんだ。」
本当かぁ?
なんかアンタから、諦めの感情が伝わってくるぞ?
★ ★ ★
酔った。
程ではない。
菅原は酒に強いし、私はそれなりに抑制は出来る方だ。
意識が無くなる程泥酔した事は、多分今までないし、酔いを自覚したらソフトドリンクに切り替えて、食べる方に切り替えるから。
あの店は小さな焼きおにぎりと、鶏皮餃子とお漬物がある。
なので、呑みに来ている菅原と違い、私は晩御飯も食べに来ているのだ。
それでもまぁ、親友というか悪友同士、それなりに馬鹿な会話で2~3時間。
それも菅原の方から誘って来る事も多いので、嫌がられてはいないのだろう。
本八幡の駅前で別れて、彼女は真北に消え、私は菅野の方に折れ曲がる。
どちらも10分15分歩けば帰宅出来る。
うん。
アイツは良いアパートを見つけたと思う。
さて、家から1番近い◯ァミマに寄って酔い覚ましのミネラルウォーターを買って帰ろう。
いつものあの入店音。
ラジオの深夜放送で聞いた事があるんだけど、音源ってどうやっているんだろう。
と。
雑誌コーナーの、更にコミックコーナーに見た事のある人が居た。
なんでこの人が、こんなところにいるんだろう。
「今晩は。ええと、菊地さん?」
「ん?あぁ、ええと、動物園の飼育員さん???かな?」
「あの、私服だと判断付きませんか?」
「ええ。僕は女性の顔はしげしげ眺めませんからね。照れちゃって。」
照れちゃって、とか言われちゃった。
これは私にも見込みがあるのかな?
それとも、あからさまな人なだけなのかな。
まぁ良いか。
少し距離を詰めたれ。
「おひとりなんですか?いつもの玉ちゃん達は?」
「あぁ、晩御飯の後に女子会をするって追い出されちゃったんですよ。青木さんの部屋は隣なんだから、そっちでやればいいのに、家主が追い出されました。」
「……あらら。お尻に敷かれているんですか?」
「女の子達がパジャマパーティーをするけど、玉はいつ寝落ちるかわからないって言われてね。多分、僕に対するドッキリかイタズラを考えているんでしょう。」
…本当だ。
この人と、玉ちゃん達の関係性がさっぱりわからないや。
「…それで夜のコンビニを徘徊です、か?」
「うん。暖かいコーヒーが飲みたくなったのと、雑誌を買っておこうかな。あと、玉にゴニョゴニョを頼まれていたので。」
「ゴニョゴニョ?」
菊地さんのカゴを覗くと。
………生理用品が入っていた。
本当に、玉ちゃんとの関係性がわからないぞ。
………まぁ、◯カモトの薄いゴムとかじゃないから良いか。
良いのか?
と、私は口で爆音(ってほどじゃないけど)を立てた。
一応、両手でテーブルを叩くふり。
もうお酒に唐揚げにつくね串に茄子のお漬物が並んでるからね。
「ばぁぁん?」
そしたら菅原の野郎、軽口で真似しやがった。
くそぅ。
私が怒ったりする事が大嫌いだと知ってやがるな。
ニコニコ笑ってるぞ。
いや、コイツの場合はニヤニヤか。
「見たぞ聞いたぞ聞いたぞ見たぞ。」
「なにが?」
「なにが?じゃなぁぁい。前から話していたタヌキの先生、あの人、菅原の知り合いらしいじゃない。」
「私の?…はて誰だそれ?あ、店員さん、生中お願いします。」
「はい、6番さん生中!空いたグラスお下げしてよろしいですか?」
「お願いします。」
「あ、あたし焼き鳥塩皮追加で。」
「はい、塩皮ですね。」
お酒とおつまみのお代わりを頼んだところで、さぁこの剽軽な女を追求だ。
………
「ウチの動物園に来るお客さんで、動物にやたら懐かれる男性と女性が居るって、この間話したよね。」
「あぁ。なんでも、無職が中学生を連れ回しているんだってな。」
「その無職の人の名前がわかったのよ。菊地さん。」
「はぃ?」
「中学生くらいの女の子の名前は玉ちゃん。…聞いた事ない?」
「はいぃ?」
あら?
コイツがこんなに間抜けな声出したまま、口を開きっぱなしにして固まるなんて、大学からこっち初めて見るかも。
「あんたのお知り合い?かしらね。」
「私の住むアパートの隣人だ。…なんで知ってる?」
「写真を見せられたのよ。菅原が菊地さん達と一緒に写っている写メ。思わず激怒したわ。」
「随分と簡単な激怒だな。あと、写メって言葉、久しぶりに聞いたわ。」
「え?写メって死語?」
「らしいぞ。」
ガァーン。ショック!
いや、そんなことより。
「やっぱり知り合いなの?」
「この間、玉ちゃんにね。一緒に写ろうって。半ば無理矢理引き込まれたのよ。それしか身に覚えがないから、多分それ。」
「あぁ。玉ちゃんにね。」
なんか想像つくわぁ。
あの娘、悪気もなんにも感じないし、人当たりも柔らかいし、見てるといつまで経ってももニコニコしてるけど、何気に押しが強いのよねぇ。
話している言葉は、誰に対しても敬語なんだけど。
歳下の女の子って属性を武器に攻められると、菊地さんも青木さんも敵わないって感じだし。
アレはある意味ズルい。
私でも多分敵わない。
「で、まさか貴女は彼を狙っていると?」
「否定はしないけど。」
「しないんかぁい。」
「1番あからさまに狙っているのは、ウチの園長よ。知ってる?菊地さんって、司法書士と公認会計士の免状持ちよ。なんでそんな人が真昼間から小さな動物園をウロウロしてんのよ。こっちからすれば永久就職先として充分でしょ。アンタんとこ中途で入っても、直ぐアンタを抜くわよ。」
「へぇ。あ、ありがとうございます。」
「塩皮は今焼いていますので、もう少々お待ち下さい。」
「はぁい。」
鶏皮の塩焼きなんて普通なら、ご飯のおかずにしてもお茶碗がテカテカ油ぎっちゃいそうだけど、ここの焼き鳥は炭火で浮き出た油が網の下に落ちてくれるので、割とさっぱり食べられる。
芋焼酎と合うんだ、これが。
「そう言えばアイツ、この間業務を停止した証券会社の営業マンだっけか。OJTが相当厳しそうだな。」
「おや、知ってんだ。」
「ウチはさ、決まってはいなかったけど女性しか入居してなかったから、一応大家から事前報告があったんだよ。今度男が入るって。」
あのアパートでは菅原は多分、1番歳上だし公務員。
本人がどうなのかは別にして、社会的地位も1番高いだろう。
「しかも無職だとか抜かしやがる。断ってもらおうとしたけど、先に次の更新までの家賃を払っておくって言われてさ。」
「ほほう。なかなかの御仁ですな。」
「不動産屋も大家もOK出したら、店子の私にはなにも言えんよ。まさか次の日に女の子を引っ張り込むとは思わなかったけど、アンタも見た通り、玉ちゃんは最初から玉ちゃんだったんだよ。」
あははは。
菅原としたら焦っただろうなぁ。
どう見ても学校に行かなきゃならない年齢の女の子が、無職の男の家に泊まり込んでいたらね。
「エンコーとか、パパカツとか、色々な言葉が頭に浮かんだけどさ。あの娘、そんな娘に見えなくてさ。私や大家さんに玉ちゃんからきちんと挨拶して来たし、菊地…さんに対する態度は、まるで本当の父親か兄に接するみたいだった。''殿''とか変な呼び方はしていたけど、それはまぁ他所様の家の事だから良いとして。」
アイツはグラスを一気に煽る。
…私はビールの苦味がちょっと苦手。
苦味だけに…ってこれは菊地さん達が言っていた交通事故駄洒落か。
「あの娘さ。時々菊地…さんと買い物に出掛けているだけどさ、その思い出話みたいなのを庭でしてるんだよ。私はこんな仕事だからって理由付けして聞いているんだけど、あの2人の会話って結構高等教育を受けている会話なんだ。神職を目指しているという玉ちゃんは、日本神話や中世の歴史に詳しいし、玉ちゃんがわからない事は菊地…さんが懇切丁寧に教えている。
「大家とは土壌改良の話やアパートへの海風の影響を話し合っているし、青木…さんとは料理の話をよくしているが、情け無い事に私にはわからない専門領域だ。菊地の野郎は大家を含めてそんな女どもよりよっぽど旨い飯を作りやがるそうだ。何しろ大家が自分の家の亭主を放ったらかしにしたまま、店子の家で朝ご飯を食べて帰る。この間は自分の家に帰るのに、行ってきますって出て行った。
「私にはもう菊地…さんて人間がわからん。どんな過去を持ってようと、どんな未来を考えていようと。
「ただ、玉ちゃんが泣かない未来があるならそれで良い。菊地…さん達を見てるとそう思う。
アイツが狸を自在に操れようと、ヒグマにお座りさせようと驚かない。」
へぇ。
コイツにしては、「男性に高評価」じゃん。
「まぁ、本当に菊地…さんに手を出すか………難しいんじゃね?あの2人に、いや3人の間に捻り込むのって。」
「直ぐ側にすんでるアンタはどうなのさ。」
「菊地がなぁ。もう玉ちゃんは身内だよ。アレ。玉ちゃんの方は嫁に行く気満々だぞ。」
「…親戚って聞いたけど…。」
「4親等も離れれば可能だろ?青木さんもその気っぽいし、私ゃ高みの見物してんだ。」
本当かぁ?
なんかアンタから、諦めの感情が伝わってくるぞ?
★ ★ ★
酔った。
程ではない。
菅原は酒に強いし、私はそれなりに抑制は出来る方だ。
意識が無くなる程泥酔した事は、多分今までないし、酔いを自覚したらソフトドリンクに切り替えて、食べる方に切り替えるから。
あの店は小さな焼きおにぎりと、鶏皮餃子とお漬物がある。
なので、呑みに来ている菅原と違い、私は晩御飯も食べに来ているのだ。
それでもまぁ、親友というか悪友同士、それなりに馬鹿な会話で2~3時間。
それも菅原の方から誘って来る事も多いので、嫌がられてはいないのだろう。
本八幡の駅前で別れて、彼女は真北に消え、私は菅野の方に折れ曲がる。
どちらも10分15分歩けば帰宅出来る。
うん。
アイツは良いアパートを見つけたと思う。
さて、家から1番近い◯ァミマに寄って酔い覚ましのミネラルウォーターを買って帰ろう。
いつものあの入店音。
ラジオの深夜放送で聞いた事があるんだけど、音源ってどうやっているんだろう。
と。
雑誌コーナーの、更にコミックコーナーに見た事のある人が居た。
なんでこの人が、こんなところにいるんだろう。
「今晩は。ええと、菊地さん?」
「ん?あぁ、ええと、動物園の飼育員さん???かな?」
「あの、私服だと判断付きませんか?」
「ええ。僕は女性の顔はしげしげ眺めませんからね。照れちゃって。」
照れちゃって、とか言われちゃった。
これは私にも見込みがあるのかな?
それとも、あからさまな人なだけなのかな。
まぁ良いか。
少し距離を詰めたれ。
「おひとりなんですか?いつもの玉ちゃん達は?」
「あぁ、晩御飯の後に女子会をするって追い出されちゃったんですよ。青木さんの部屋は隣なんだから、そっちでやればいいのに、家主が追い出されました。」
「……あらら。お尻に敷かれているんですか?」
「女の子達がパジャマパーティーをするけど、玉はいつ寝落ちるかわからないって言われてね。多分、僕に対するドッキリかイタズラを考えているんでしょう。」
…本当だ。
この人と、玉ちゃん達の関係性がさっぱりわからないや。
「…それで夜のコンビニを徘徊です、か?」
「うん。暖かいコーヒーが飲みたくなったのと、雑誌を買っておこうかな。あと、玉にゴニョゴニョを頼まれていたので。」
「ゴニョゴニョ?」
菊地さんのカゴを覗くと。
………生理用品が入っていた。
本当に、玉ちゃんとの関係性がわからないぞ。
………まぁ、◯カモトの薄いゴムとかじゃないから良いか。
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