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最終話
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ジュンセside
6年後
J「チア?ジチアは?」
C「あぁ…さっきお昼寝するって言ってからまだ起きてこないんだよ…ほんと寝坊助。」
J「チアに似たんだなきっと…」
C「え…ジュンセの間違いでは?」
なんて言いながらも俺たちはジチアがお昼寝中なのをいい事にチュウチュウとキスをする結婚7年目のラブラブ夫婦。
ジチアが生まれて2年後には娘にも恵まれて今、チアのお腹の中には3人目が宿ったばかり。
お昼寝中のジチアを起こそうと俺はリビングで大の字になって眠るジチアの体を揺する。
J「ジチア~起きろ~もうすぐ晩ご飯だぞ~!!」
どんなに起こしても一度寝ると石のようになって起きないジチア。
そんなジチアを見ていつもチアは似なくて良いところまで似ちゃうんだね…なんて言うけど俺からしたらチアにそっくりだと思う。
J「おぉおぁぉおい!!起きろ!!」
俺がどんなに起こしても起きないジチアに呆れていると、チアがゆっくりとやって来てジチアの横に座った。
C「起きないと…もうちゃあちゃん…一緒にお風呂入ってあげないよ。」
チアがジチアの耳元でそう呟くと、ジチアのぱっちりとした目がキラーんっと一気に開く。
J「起きた起きたw」
「やだぁ!!ちゃあちゃんといっしょにおふろはいる!!」
ジチアはいまだに母ちゃんとはちゃんと呼べず、母ちゃんが訛って「ちゃあちゃん」とチアの事を呼んでいる。
C「父ちゃんと入れば~?」
チアはわざとジチアにそう意地悪をすると、ジチアのビー玉のような目にみるみるうちに涙が溜まっていく。
ジチア「やぁぁだぁぁあ!!ちゃあちゃんがいいーーーー!!とうちゃんはやだぁぁぁあぁぁあ!!ちゃあちゃんじゃなきゃやだぁぁぁあぁぁあ!!ぶえぇ~ん~!!」
お分かりの通り、ジチアは見た目はもちろん、好きなものも趣味志向までも俺にそっくりで、チアがいないと生きていけないところまで俺と瓜二つ。
C「ごめんごめん。ちゃあちゃんが意地悪だったね。一緒にお風呂入ろうね?はい、仲直りのぎゅーしよ?」
そうチアが言えばジチアはチアにぎゅーっと抱きつき、チアの唇にチュゥとする姿はあまりにも手慣れすぎていて我が息子なのに腹ただしい。
C「ジュンセw息子にヤキモチ妬かないのw」
J「いいもん…子供達が寝たらそこは俺だけのモノなんだもん…」
C「んふwはいはいw我が家の男たちはホント甘えん坊ですね~」
なんて言いながらチアは自分と全く同じ顔をした我が家の姫である娘に愚痴をこぼす。
「とーたんもジチアにぃも~ちゃあちゃんのストーカーだね。」
なんてどこで覚えてきたのかわからない生意気なことを言うクールな娘。
チアと瓜二つなのになぜか、中身はチアのような天然ではなくとてもクールでドライな娘だ。
C「ホント…2人ともちゃあちゃんのこと好きすぎて困っちゃうよ…」
娘「ホントだねぇ…でもわたちも…しゅきなひといるのぉ!」
C「え…そうなの?誰?父ちゃん?それともジチアにぃ?」
娘「とーたんも…ジチアにぃもしゅきだけど……いちばんは…ミナグくん!!わたち…ミナグくんとけっこんしゅる!!」
J「ア…?アカーン!!!!!!」
C「んふふふw」
ジチア「ジチアは~ちゃあちゃんとけっこんしゅる!!」
J「そ…それもアカーン!!!!」
俺の叫び声も虚しく…
娘はTVに映るミナグさんに目を輝かせTVに駆け寄り、ジチアはチアの唇にチュッとキスをした。
不思議な経験をした俺たち2人は今、チビのおかげで幸せに暮らしている。
チビがジチアなのか…
ジチアはチビだったのか…
それはいまだに俺もチアも分からない。
ただ俺たちが知っていることは…
チビが俺の元に来てくれたおかげで俺とチアはまたやり直すことができ…
ジチアがチアのお腹に宿ってくれたおかげで俺たちは家族となったということ…
そして、チビもジチアも同じ場所に二つ並んだホクロがあり、チビとジチアが瓜二つだということ。
俺たち達が幼かった頃に失ってしまった小さな命であるチビも、俺たちが大人になって恵まれたジチアも…そして、娘もこれから生まれてくる赤ん坊も、俺たちにとったらとても大切な命であり宝物にちがいない。
命の大切さを言葉にしてしまえばそれはあまりにも軽く聞こえてしまうが、俺の人生においてこの小さな命たちが俺を男へと変えてくれた。
もし…あの時俺が大人だったら…
何度も悔やんだその想いをかき消せたのは紛れもなくチビのおかげた。
J「チア…愛してるよ…」
C「ジュンセ…私も愛してる…」
世界で一番、愛してる人の肩を抱きながらそう愛を囁けるのもチビのおかげ…
チビ…そっちに行ったら一緒にいっぱい遊ぼうな…
そう心の中で呟きながら俺は今日も空を見上げる。
おわり
6年後
J「チア?ジチアは?」
C「あぁ…さっきお昼寝するって言ってからまだ起きてこないんだよ…ほんと寝坊助。」
J「チアに似たんだなきっと…」
C「え…ジュンセの間違いでは?」
なんて言いながらも俺たちはジチアがお昼寝中なのをいい事にチュウチュウとキスをする結婚7年目のラブラブ夫婦。
ジチアが生まれて2年後には娘にも恵まれて今、チアのお腹の中には3人目が宿ったばかり。
お昼寝中のジチアを起こそうと俺はリビングで大の字になって眠るジチアの体を揺する。
J「ジチア~起きろ~もうすぐ晩ご飯だぞ~!!」
どんなに起こしても一度寝ると石のようになって起きないジチア。
そんなジチアを見ていつもチアは似なくて良いところまで似ちゃうんだね…なんて言うけど俺からしたらチアにそっくりだと思う。
J「おぉおぁぉおい!!起きろ!!」
俺がどんなに起こしても起きないジチアに呆れていると、チアがゆっくりとやって来てジチアの横に座った。
C「起きないと…もうちゃあちゃん…一緒にお風呂入ってあげないよ。」
チアがジチアの耳元でそう呟くと、ジチアのぱっちりとした目がキラーんっと一気に開く。
J「起きた起きたw」
「やだぁ!!ちゃあちゃんといっしょにおふろはいる!!」
ジチアはいまだに母ちゃんとはちゃんと呼べず、母ちゃんが訛って「ちゃあちゃん」とチアの事を呼んでいる。
C「父ちゃんと入れば~?」
チアはわざとジチアにそう意地悪をすると、ジチアのビー玉のような目にみるみるうちに涙が溜まっていく。
ジチア「やぁぁだぁぁあ!!ちゃあちゃんがいいーーーー!!とうちゃんはやだぁぁぁあぁぁあ!!ちゃあちゃんじゃなきゃやだぁぁぁあぁぁあ!!ぶえぇ~ん~!!」
お分かりの通り、ジチアは見た目はもちろん、好きなものも趣味志向までも俺にそっくりで、チアがいないと生きていけないところまで俺と瓜二つ。
C「ごめんごめん。ちゃあちゃんが意地悪だったね。一緒にお風呂入ろうね?はい、仲直りのぎゅーしよ?」
そうチアが言えばジチアはチアにぎゅーっと抱きつき、チアの唇にチュゥとする姿はあまりにも手慣れすぎていて我が息子なのに腹ただしい。
C「ジュンセw息子にヤキモチ妬かないのw」
J「いいもん…子供達が寝たらそこは俺だけのモノなんだもん…」
C「んふwはいはいw我が家の男たちはホント甘えん坊ですね~」
なんて言いながらチアは自分と全く同じ顔をした我が家の姫である娘に愚痴をこぼす。
「とーたんもジチアにぃも~ちゃあちゃんのストーカーだね。」
なんてどこで覚えてきたのかわからない生意気なことを言うクールな娘。
チアと瓜二つなのになぜか、中身はチアのような天然ではなくとてもクールでドライな娘だ。
C「ホント…2人ともちゃあちゃんのこと好きすぎて困っちゃうよ…」
娘「ホントだねぇ…でもわたちも…しゅきなひといるのぉ!」
C「え…そうなの?誰?父ちゃん?それともジチアにぃ?」
娘「とーたんも…ジチアにぃもしゅきだけど……いちばんは…ミナグくん!!わたち…ミナグくんとけっこんしゅる!!」
J「ア…?アカーン!!!!!!」
C「んふふふw」
ジチア「ジチアは~ちゃあちゃんとけっこんしゅる!!」
J「そ…それもアカーン!!!!」
俺の叫び声も虚しく…
娘はTVに映るミナグさんに目を輝かせTVに駆け寄り、ジチアはチアの唇にチュッとキスをした。
不思議な経験をした俺たち2人は今、チビのおかげで幸せに暮らしている。
チビがジチアなのか…
ジチアはチビだったのか…
それはいまだに俺もチアも分からない。
ただ俺たちが知っていることは…
チビが俺の元に来てくれたおかげで俺とチアはまたやり直すことができ…
ジチアがチアのお腹に宿ってくれたおかげで俺たちは家族となったということ…
そして、チビもジチアも同じ場所に二つ並んだホクロがあり、チビとジチアが瓜二つだということ。
俺たち達が幼かった頃に失ってしまった小さな命であるチビも、俺たちが大人になって恵まれたジチアも…そして、娘もこれから生まれてくる赤ん坊も、俺たちにとったらとても大切な命であり宝物にちがいない。
命の大切さを言葉にしてしまえばそれはあまりにも軽く聞こえてしまうが、俺の人生においてこの小さな命たちが俺を男へと変えてくれた。
もし…あの時俺が大人だったら…
何度も悔やんだその想いをかき消せたのは紛れもなくチビのおかげた。
J「チア…愛してるよ…」
C「ジュンセ…私も愛してる…」
世界で一番、愛してる人の肩を抱きながらそう愛を囁けるのもチビのおかげ…
チビ…そっちに行ったら一緒にいっぱい遊ぼうな…
そう心の中で呟きながら俺は今日も空を見上げる。
おわり
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