96 / 175
光の湖畔編
第94話 貯蔵室探索
しおりを挟む
「受け取りも登録制なんだけど、さっきのこともあるからコニー試しにやってみない?
人差し指を置くのはドアと同じ魔素認証のためだよ」
習ったようにやってみたら、無登録でも私は荷物を受け取れた。
虹色魔素はやっぱり全てに有効らしい。
今回クレールに届いたものは、私のために取り寄せてくれた道具だった。
「はい、待望のはかり。0・1グラムごとに二キロまでちゃんと測れるやつだよ。
待望ってのはもちろん僕たちにとってって意味なんだけど……レシピも思い出せるようになったし、その……おやつ楽しみにしてもいい?」
「もちろんだよ! でも、お菓子はね。材料に加えて、いろいろ道具とか型とかないと無理なのも多いから、できるものだけになっちゃうど。それでよければ腕を振るうからね」
「そっか……。ん。また今度その辺は話し合おうか……。
あ、あとこれ。乾燥ブラシとハンドミキサー。
一台で切り替えするのは機械の構造上の問題だから、無理としてもね。
低温乾燥ブラシは魔道具回路の付与の上書きで簡単に作成できるし。
ミキサーは低速機種と中速機種を各1台ずつ、作成できるかちょっと試してみようかなと思って。
高速に回転するように設計されている主動力部品に対して、新たなる魔道具回路の指示書き換えで回転速度を落とさせるのだから、負荷が掛かかると仮定して。だから数分の使用だけしかできないけどね。そこをうまく調整するのが僕の腕の見せ所だよ。
ともかくやってみるよ」
「希望した道具を早速作ってくれるの?!
あの、ちょっと後半、何言ってるのか正直理解がついてけなかったけど。
とにかく凄い! クレールありがとう!」
「ふふ、コニー、お礼は早いよ。 無事成功して、出来上がるまでその言葉はとっておいて」
その後、二人で降りた地下の貯蔵室は思ったよりも寒く、「わあぁ、案外寒いんだね」と口にしながら、ぶるったら。
すぐに私を伴って上へと引き返し、クレールは上からカーディガンをとって来てくれた。
ぶかぶかだけど、温かくて肌触りがよくて、なんかいい匂いする。
瓶詰めや缶詰や乾物や。
お酒は種類も量も豊富にあった。
「今は僕だけだから、棚がスカスカだね。料理をする泊まり客が来る予定だと増える時もあるけど」
なるほど。
だから調味料とか一人暮らしのわりには充実してたんだ。
「これこれ。お醤油と日本酒。もらったものだけど古くならないうちに。コニーなんかに使ってよ」
「うん、いいよ。早速今日使おっか。
そうだなあ……あ、さっき確か見た……じゃあこの缶詰を……」
まだ来たばっかりだから、日本の食材が懐かしい感じはないな~。
天丼も食べたし。
「これ、常温保存でいい日本酒だよね?」
「ああ、そう言ってたよ。開けなきゃ一年ぐらい持つって言ってたかな」
ふーん、じゃあ火入れ酒だね。
上に行ったら開封して味見して……
「日本酒はそのまま飲んだりしないの?」
「冷蔵庫保存でワインみたいなやつは飲んだことあるけど。常温保存のは料理に使うイメージで飲んだことないなあ」
「そっか。開けたては美味しいよきっと。せっかくだからいろいろ試して飲んでみよっか。
あ、それとね、ワインと違って日本酒は空気に極力触れない方がいいから寝かさず縦に保存するといいよ。
ねえねえ、この柑橘系らしき瓶詰めは甘いの? 塩っぱいの?」
「ああ、小粒青レモンの蜂蜜漬けだよ。加熱処理されて発酵を止めてあるやつ。冷蔵庫にそのままの青レモンが数個あるかも知れないね」
小粒青レモンって、かぼすやシークワァーサーみたい。
うん、いいね。
これでカクテル作ってみようかな。
とくれば……私の好きなもの、お目当ての品あるかな?
やった! この世界にも、クレールん家に、瓶詰め炭酸水があった~!
選んだ食材を入れた籠を抱えてキッチンに戻ったクレールと私。
「これから急いで夕飯作るね! 天丼に合うようなお酒も。おつまみも」
冷蔵庫の気になっていたものをクレールに聞き、必要なものを出してもらう。
冷凍庫のは使えそうなのはイカだけで、残りは数点のみだけど、実はもう化石レベルで、見なかったことにしていたらしい……。
これを機に、「ごめんなさい」と誰にいうでもなく、口に出しながらクレールが処分した。
「僕は機材の調整と、お風呂を用意するね。いつもの僕の好きな柑橘系の入浴剤入れようかな」
「あれいい匂いだよね~! どうもありがとう、助かります。
ねぇクレール。お風呂先に入る? それともご飯がいい? クレールの好きにしてね」
「え?! 僕の好きに?! あ、ああ、うん。
あの、コニー。それってなんだか、ど、同棲してる恋人同士の会話って感じがして、ドキドキするね」
「言われてみれば……んふふ、そうだね~。
一緒に暮らして、シャンプーやリンス、石鹸、そして柑橘系入浴剤のお揃いの香りを纏って生活するって、全くの家族でない限り、ちょっと色っぽい状況だよねぇ」
赤面しながら、「同棲」「恋人」とか言うクレールがなにやら可愛くて……
「帰ってきたエタンにクレールが、『お帰りなさい、お風呂沸いてるよ。一緒に入ろうか』って誘ってあげたら? 風呂だけに二人の仲は熱々の同棲中恋人~なんちゃって~」
つい揶揄っちゃった。
「恋人ってエタン?! ううぅ。コニー、僕の純情をも弄ぶなんて……酷い……」
ひゃーっ! そんな顔で弄ぶなどとパワーワードで私を責めないでえ~。
「ご、ごめんごめん、そんなつもりは……悪ノリした! ほんとごめんなさい。
じゃあじゃあ、私が帰ってきたエタンに『お風呂沸いてるよ~』って声かけるね!」
「……それもなんだか悔しい……だって僕の、僕が……」
「『クレールが掃除してくれた』ってちゃんと付けるから。お風呂準備の手柄を横取りなんてしないよ、ね?」
「……違うけど、はあ……今はいいよ……
うん。僕が普通に言うから大丈夫。さ、早速とりかかろうか?」
私の手を不意にすくい取り、なぜかきゅって握ってから、お風呂場のほうにクレールは向かって行った。
******クレール視点
「お風呂先に入る? それともご飯がいい? クレールの好きにして」
一緒に生活し始めて、あんな可愛いセリフ、一番最初にコニーに言ってもらえたのは僕なんだから。
今はそれを喜ぶべきだ。
何事も欲張りは良い結果を生まない。
ああ……
この世界で、コニーの起こす小さな初めてを、僕はひとつづつ集めて、僕の中をいっぱいに埋め尽くしたい。
そしていつか、僕だけにしかしない初めてを。
僕だけがあたり前のようにもらえる、そんな特別な存在になりたい。
わざとなのか、恋愛ごとに疎いのか。
すっとぼけた君さえ愛おしいと思う……
こんな気持ち、僕にとって初めてなんだよ。
僕の中に埋もれた初めてを、見つけ出せるのは君だけなんだ……コニー。
僕の愛しい、小さな光の湖。
******
【次回予告 第95話 日本酒試飲からのぉ~】
人差し指を置くのはドアと同じ魔素認証のためだよ」
習ったようにやってみたら、無登録でも私は荷物を受け取れた。
虹色魔素はやっぱり全てに有効らしい。
今回クレールに届いたものは、私のために取り寄せてくれた道具だった。
「はい、待望のはかり。0・1グラムごとに二キロまでちゃんと測れるやつだよ。
待望ってのはもちろん僕たちにとってって意味なんだけど……レシピも思い出せるようになったし、その……おやつ楽しみにしてもいい?」
「もちろんだよ! でも、お菓子はね。材料に加えて、いろいろ道具とか型とかないと無理なのも多いから、できるものだけになっちゃうど。それでよければ腕を振るうからね」
「そっか……。ん。また今度その辺は話し合おうか……。
あ、あとこれ。乾燥ブラシとハンドミキサー。
一台で切り替えするのは機械の構造上の問題だから、無理としてもね。
低温乾燥ブラシは魔道具回路の付与の上書きで簡単に作成できるし。
ミキサーは低速機種と中速機種を各1台ずつ、作成できるかちょっと試してみようかなと思って。
高速に回転するように設計されている主動力部品に対して、新たなる魔道具回路の指示書き換えで回転速度を落とさせるのだから、負荷が掛かかると仮定して。だから数分の使用だけしかできないけどね。そこをうまく調整するのが僕の腕の見せ所だよ。
ともかくやってみるよ」
「希望した道具を早速作ってくれるの?!
あの、ちょっと後半、何言ってるのか正直理解がついてけなかったけど。
とにかく凄い! クレールありがとう!」
「ふふ、コニー、お礼は早いよ。 無事成功して、出来上がるまでその言葉はとっておいて」
その後、二人で降りた地下の貯蔵室は思ったよりも寒く、「わあぁ、案外寒いんだね」と口にしながら、ぶるったら。
すぐに私を伴って上へと引き返し、クレールは上からカーディガンをとって来てくれた。
ぶかぶかだけど、温かくて肌触りがよくて、なんかいい匂いする。
瓶詰めや缶詰や乾物や。
お酒は種類も量も豊富にあった。
「今は僕だけだから、棚がスカスカだね。料理をする泊まり客が来る予定だと増える時もあるけど」
なるほど。
だから調味料とか一人暮らしのわりには充実してたんだ。
「これこれ。お醤油と日本酒。もらったものだけど古くならないうちに。コニーなんかに使ってよ」
「うん、いいよ。早速今日使おっか。
そうだなあ……あ、さっき確か見た……じゃあこの缶詰を……」
まだ来たばっかりだから、日本の食材が懐かしい感じはないな~。
天丼も食べたし。
「これ、常温保存でいい日本酒だよね?」
「ああ、そう言ってたよ。開けなきゃ一年ぐらい持つって言ってたかな」
ふーん、じゃあ火入れ酒だね。
上に行ったら開封して味見して……
「日本酒はそのまま飲んだりしないの?」
「冷蔵庫保存でワインみたいなやつは飲んだことあるけど。常温保存のは料理に使うイメージで飲んだことないなあ」
「そっか。開けたては美味しいよきっと。せっかくだからいろいろ試して飲んでみよっか。
あ、それとね、ワインと違って日本酒は空気に極力触れない方がいいから寝かさず縦に保存するといいよ。
ねえねえ、この柑橘系らしき瓶詰めは甘いの? 塩っぱいの?」
「ああ、小粒青レモンの蜂蜜漬けだよ。加熱処理されて発酵を止めてあるやつ。冷蔵庫にそのままの青レモンが数個あるかも知れないね」
小粒青レモンって、かぼすやシークワァーサーみたい。
うん、いいね。
これでカクテル作ってみようかな。
とくれば……私の好きなもの、お目当ての品あるかな?
やった! この世界にも、クレールん家に、瓶詰め炭酸水があった~!
選んだ食材を入れた籠を抱えてキッチンに戻ったクレールと私。
「これから急いで夕飯作るね! 天丼に合うようなお酒も。おつまみも」
冷蔵庫の気になっていたものをクレールに聞き、必要なものを出してもらう。
冷凍庫のは使えそうなのはイカだけで、残りは数点のみだけど、実はもう化石レベルで、見なかったことにしていたらしい……。
これを機に、「ごめんなさい」と誰にいうでもなく、口に出しながらクレールが処分した。
「僕は機材の調整と、お風呂を用意するね。いつもの僕の好きな柑橘系の入浴剤入れようかな」
「あれいい匂いだよね~! どうもありがとう、助かります。
ねぇクレール。お風呂先に入る? それともご飯がいい? クレールの好きにしてね」
「え?! 僕の好きに?! あ、ああ、うん。
あの、コニー。それってなんだか、ど、同棲してる恋人同士の会話って感じがして、ドキドキするね」
「言われてみれば……んふふ、そうだね~。
一緒に暮らして、シャンプーやリンス、石鹸、そして柑橘系入浴剤のお揃いの香りを纏って生活するって、全くの家族でない限り、ちょっと色っぽい状況だよねぇ」
赤面しながら、「同棲」「恋人」とか言うクレールがなにやら可愛くて……
「帰ってきたエタンにクレールが、『お帰りなさい、お風呂沸いてるよ。一緒に入ろうか』って誘ってあげたら? 風呂だけに二人の仲は熱々の同棲中恋人~なんちゃって~」
つい揶揄っちゃった。
「恋人ってエタン?! ううぅ。コニー、僕の純情をも弄ぶなんて……酷い……」
ひゃーっ! そんな顔で弄ぶなどとパワーワードで私を責めないでえ~。
「ご、ごめんごめん、そんなつもりは……悪ノリした! ほんとごめんなさい。
じゃあじゃあ、私が帰ってきたエタンに『お風呂沸いてるよ~』って声かけるね!」
「……それもなんだか悔しい……だって僕の、僕が……」
「『クレールが掃除してくれた』ってちゃんと付けるから。お風呂準備の手柄を横取りなんてしないよ、ね?」
「……違うけど、はあ……今はいいよ……
うん。僕が普通に言うから大丈夫。さ、早速とりかかろうか?」
私の手を不意にすくい取り、なぜかきゅって握ってから、お風呂場のほうにクレールは向かって行った。
******クレール視点
「お風呂先に入る? それともご飯がいい? クレールの好きにして」
一緒に生活し始めて、あんな可愛いセリフ、一番最初にコニーに言ってもらえたのは僕なんだから。
今はそれを喜ぶべきだ。
何事も欲張りは良い結果を生まない。
ああ……
この世界で、コニーの起こす小さな初めてを、僕はひとつづつ集めて、僕の中をいっぱいに埋め尽くしたい。
そしていつか、僕だけにしかしない初めてを。
僕だけがあたり前のようにもらえる、そんな特別な存在になりたい。
わざとなのか、恋愛ごとに疎いのか。
すっとぼけた君さえ愛おしいと思う……
こんな気持ち、僕にとって初めてなんだよ。
僕の中に埋もれた初めてを、見つけ出せるのは君だけなんだ……コニー。
僕の愛しい、小さな光の湖。
******
【次回予告 第95話 日本酒試飲からのぉ~】
31
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる