ロリ妖精が培養槽に入れられ永遠に卵を産まされる話

楢山コウ

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04.『Fスフィア』生成実験―完成段階

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「『Fスフィア』、胎内での完成を感知しました!」

 実験開始から十日。
 実験体『FS-000』の培養槽の前に、多くの研究者が集まった。

「これより『Fスフィア』の取り出しを開始する……」

 宣言が響き、指示が飛び交う。まずは培養槽のピンク色の液体が抜かれた。

 妖精はこの十日間、プラグを挿されたまま、また腹の膨らみ具合を維持されたまま、培養槽内で観察されていた。もう抵抗することも何もできないと悟った彼女は、常にまどろんでいるかのような状態だった。時折行われる『スフィア・ゲル』の追加に、マスクの下から喘ぎ声を漏らす程度のことしかできなかった。

 しかし急な人間達の動きにあたりを見回す。抜けていくピンク色の液体に、少しの期待を覚える。

「『スフィア・ゲル』プラグ、抜きます」

 そして、長いこと自分を貫いていたプラグが動き出すのを感じた。

「んあ゛ぁぁああぁぁぁぁ♡♡♡!!!!!」

 マスクは取り外されていた。子宮から抜けていく異物に、長いこと膣に滞在していた異物の動きに、悲鳴にも似た喘ぎ声を響かせる。まるで肉が持っていかれるような衝撃だった。

 やがて、ずるりとプラグが抜かれる。いくらかぼたぼたと、粘度のある緑色の液体が滴った。そしてワレメは開いたまま、戻らない。ひくん、ひくん、と動いている。
 しばらくその状態のまま、妖精は晒された。多くの研究者がナカまでさらけ出している彼女を、見守る。

「……やはり自然には出ないようだな」

 やがて一人の研究者が言う。

「産卵促進剤を注射せよ」
「産卵促進剤、注射します」

 天井からコードが伸びてくる。すぐさま妖精は抵抗しようとしたが、変わらず四肢は拘束され、その上大きな腹のため、十分に動けなかった。コードが首に噛みつく。中で注射針が突き出され、薬剤を注入される。

「――うお、うっ、あ……」

 異変は注射されてすぐに起こった。
 腹が不意に熱を帯び始めたのである。まるでナカに何かがいるかのように、内臓が蠢く。

「うあ……♡ あっ……ぎぃぃっ……♡」

 苦しそうな声であるものの、幼い声は確かに艶を帯びていた。

 ――ぱっくりと割れたスジから、ぼたぼたと、緑色の液体がこぼれ出す。

「おごっ、おっ♡ おっ、や、やらっ……らめっ、あっあっあっあっあっ……♡♡!!!!!!」

 次の瞬間、あたかも決壊したかのように、妖精は股から緑色の液を吹き出した。

「ん゛ぃぃいぃいぃぃぃぃいぃぃぃいぃっっっっ~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡♡!!!!!」

 その流れに乗って、巨大なものが子宮から飛び出す。ゴリゴリ削るかのように産道を滑り、ついにむりゅっ、と妖精のワレメから顔を出した。

「~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡♡!!!!!!!!!!!」

 ぶしゃっ、と吹き出せば、その球体はようやく体外に排出された。股下に用意されていたネットの上に、落ちる。
 透明な球体だった。緑色の液体と愛液に汚れてはいるものの、星のような輝きを秘めた玉だった。

「『Fスフィア』、取り出しに成功しました!」

 ――取り出した『Fスフィア』を、研究者達は調べる。内蔵するエネルギーは想定以上のものであり、実験の成功が示された。モニターには素晴らしい数値が映し出されている。

 どこからともなく拍手が聞こえた。そして全員が拍手した。
 いまだ培養槽の中にいる妖精を除いて。

「――しかし我々には、まだ実験が必要である」

 声がする。

「『Fスフィア』そのものについても。そして妖精が『Fスフィア』を再び作れるかを。またその場合の質の低下や限界についても……」

 産卵ともいうべき行為を終え、ぐったりとしていた妖精は、異変に気付いて目を開く。
 あの男根に似たプラグが、再び膣へ侵入しようとしていた。

「いや……おうちかえして……おうち、かえる……」

 腹は『産卵』により元に戻っていた。幼い少女の姿の妖精は、力なくも抵抗を試みる。けれどもやはり拘束から抜け出せず、

「鎮静用電気ショック、発動します」
「ん゛ぎぃぃぃぃっ!!!!!」

 ――再びのプラグ挿入。一度『産卵』したためか、子宮への侵入は容易くなっていたものの、生殖器の活性化と排卵を促すため――そして新たに「中毒」にさせるために激しいピストンが行われる。

「おっ♡ おっおっ、お゛っ……♡♡♡」

 果てに緑色の液体を、子宮に流し込まれる。腹が水風船のように膨らめば、マスクが装備される。ピンク色の液体が培養槽内を満たしていく。

 再びの『産卵』に向けて、観察がはじまった。
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