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第1章
第6話 お泊り
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翌朝、眼が覚めると…朝だった。
と言いたかったが、まだ深夜2時頃だった。外は大雨になっていて窓を閉めていても雨音や風の音がかなり聞こえてくる。昨日は疲れて、夕飯も食べずに寝てしまった。うちは結構遅いほうなので20時くらいに夕食を食べるが、昨日は親がまだ帰っていなかった(父は帰ってこないが、母は帰ってくる予定)ためご飯を作るのがめんどくさかったという理由で寝たというのもあるが、一番は疲労で約6時間寝た今でも体が重い。
「これじゃあ、明日も雨だな…」
と相変わらず独り言は治らないようだ。早く寝てしまったのでなんとなくスマホを見てみる。まぁおそらくゲームの通知くらいしか来てないだろう。
『霞 うちビニール傘ないっぽいから迎えに来てくれない?』
というメッセージが21時頃に来ていた。
「どうせ見てないだろうけど。」
『了解。』
とだけ送っておこう。すると3秒くらいで既読がついた。
『寝てないの?』
『うん。寝れなくて…歩夢は?』
『疲れて8時くらいに寝ちゃって、今起きた。』
『それで来た時、インターホン鳴らしたらおばさんが出たんだ。』
『それでわざわざビニール傘を返しに来たの?』
『うん。その時雨止んでたし。』
『ついでに言うと今隣の部屋で寝てるんだけど?』
「ふぁ⁉︎」
思わず変な声が出てしまった。
『な、な、んで?』
『おばさんに両親が帰ってこれないって言ったらじゃあ泊まったら?って言われて。』
『着替えとかは?』
『取りに行ってまた来た。』
『ほんと?』
こういうシチュエーションの場合大抵の男は覗きに行くのだろうが、僕はそんな勇気ある勇者的行動を取れるはずもなく、霞の「嘘だよ」という返答を待ち続けるしかなかった。
『じゃあさっきの迎えに来てってのは?』
『嘘だよ。』
「そっちじゃ、ネェンダヨーーー!」
と心の叫びが思わず口に出てしまっていた。
『ど、どうしたの?』
今の叫びが聞こえてるってことは本当に隣の部屋にいるらしい。
『なんでもない…あとそろそろ寝る』
『へぇ…襲いにこないんだ~意気地なし。』
まだ僕をからかってくるのか⁉︎
『校則は守るべきものですので』
『つまんないの。照れたりしないんだもん。』
『もう本当に寝るからね。おやすみ』
寝る直前にガサっという音が鳴った後、トントンと足音的なものが近づいて来たような気がするが、気にしないで寝よう。うん。
翌朝
「ふぁ~」
と大きなあくびをしてから俺から見てドア側(右側)の方から妙な熱を感じて、恐る恐る視線をそっちに合わせると…
「おはよう。」
と満面の笑みで朝を迎えてくれた幼馴染が…
「なんで⁉︎」
「来ちゃったw」
「来ちゃったwじゃねぇよ。いつ来た⁉︎いつからそこにいた⁉︎」
すごく慌ててるせいで、声はかなり裏返り、イントネーションがかなりおかしくなっている。
「う~ん。歩夢がおやすみ~って送った直後に状況確認してから、それから10分くらい?」
「わかった。もう何も言わなくていい。」
と言い残し、起き上がってリビングに向かった。
と言いたかったが、まだ深夜2時頃だった。外は大雨になっていて窓を閉めていても雨音や風の音がかなり聞こえてくる。昨日は疲れて、夕飯も食べずに寝てしまった。うちは結構遅いほうなので20時くらいに夕食を食べるが、昨日は親がまだ帰っていなかった(父は帰ってこないが、母は帰ってくる予定)ためご飯を作るのがめんどくさかったという理由で寝たというのもあるが、一番は疲労で約6時間寝た今でも体が重い。
「これじゃあ、明日も雨だな…」
と相変わらず独り言は治らないようだ。早く寝てしまったのでなんとなくスマホを見てみる。まぁおそらくゲームの通知くらいしか来てないだろう。
『霞 うちビニール傘ないっぽいから迎えに来てくれない?』
というメッセージが21時頃に来ていた。
「どうせ見てないだろうけど。」
『了解。』
とだけ送っておこう。すると3秒くらいで既読がついた。
『寝てないの?』
『うん。寝れなくて…歩夢は?』
『疲れて8時くらいに寝ちゃって、今起きた。』
『それで来た時、インターホン鳴らしたらおばさんが出たんだ。』
『それでわざわざビニール傘を返しに来たの?』
『うん。その時雨止んでたし。』
『ついでに言うと今隣の部屋で寝てるんだけど?』
「ふぁ⁉︎」
思わず変な声が出てしまった。
『な、な、んで?』
『おばさんに両親が帰ってこれないって言ったらじゃあ泊まったら?って言われて。』
『着替えとかは?』
『取りに行ってまた来た。』
『ほんと?』
こういうシチュエーションの場合大抵の男は覗きに行くのだろうが、僕はそんな勇気ある勇者的行動を取れるはずもなく、霞の「嘘だよ」という返答を待ち続けるしかなかった。
『じゃあさっきの迎えに来てってのは?』
『嘘だよ。』
「そっちじゃ、ネェンダヨーーー!」
と心の叫びが思わず口に出てしまっていた。
『ど、どうしたの?』
今の叫びが聞こえてるってことは本当に隣の部屋にいるらしい。
『なんでもない…あとそろそろ寝る』
『へぇ…襲いにこないんだ~意気地なし。』
まだ僕をからかってくるのか⁉︎
『校則は守るべきものですので』
『つまんないの。照れたりしないんだもん。』
『もう本当に寝るからね。おやすみ』
寝る直前にガサっという音が鳴った後、トントンと足音的なものが近づいて来たような気がするが、気にしないで寝よう。うん。
翌朝
「ふぁ~」
と大きなあくびをしてから俺から見てドア側(右側)の方から妙な熱を感じて、恐る恐る視線をそっちに合わせると…
「おはよう。」
と満面の笑みで朝を迎えてくれた幼馴染が…
「なんで⁉︎」
「来ちゃったw」
「来ちゃったwじゃねぇよ。いつ来た⁉︎いつからそこにいた⁉︎」
すごく慌ててるせいで、声はかなり裏返り、イントネーションがかなりおかしくなっている。
「う~ん。歩夢がおやすみ~って送った直後に状況確認してから、それから10分くらい?」
「わかった。もう何も言わなくていい。」
と言い残し、起き上がってリビングに向かった。
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