童貞ですが、何か?

ryon*

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本当の自分②

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「咲良さん......俺もう、ホント限界かも」

 本当に切羽詰まった声で訴えると、彼女はちょっと余裕な感じでクスリと笑った。

 三股発覚事件の直後で無ければきっと、彼女は俺の事なんて、今でもただの常連客の一人としてしか見てはいなかっただろう。

 神様、ありがとうございます!
 元カレのやった事は許せないけれど、そのお陰でようやく彼女と結ばれる事が出来そうです!

「うん。だね、私も」

 ニヤリと笑い、再び彼女は俺をベッドに押し倒した。
 それに少しだけ驚いたけれど、何分こちらは完全なる初心者だ。
 素直に主導権を彼女に譲る事にしよう。
 ......今日の、ところは。

「体位は、どれがいい?
 初めてなら、正常位が無難かな?
 それとも、バックとか?」

 またしても意地悪く、彼女の口角が上がる。
 絶対に俺を恥ずかしがらせるために聞いてるだろ、この人......。
 
 でもこんな意地の悪いところまで、やっぱり好きだなって感じてしまった。

「じゃあ、正常位で。
 ......それなら咲良さんの顔もよく見えるし、ぎゅっと出来るから」
  
 するとニンマリと笑い、彼女は言った。

「OK、なら仁さんが上ね」

 正直めちゃくちゃ恥ずかしかったけれど、コクンと小さく頷いた。

 そしてさっきとは逆に、彼女をベッドに組み敷いた。
 しかし俺が、上になったものの。
 ここからどうしたら良いのか、いまいち自信が無かった。
 
 そのためどうしたもんかとちょっと途方に暮れていたら、彼女は赤くなりながらも自ら足を開いてくれた。

「ここ......ですよね?」
 
 俺の指先が彼女の秘所に触れた瞬間、体がふるりと大きく震えた。
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