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【SS】発情兎の、正しくない愛で方⑥
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ついさっき達したはずなのに、抜かれる事無くそれは俺の中に居座り続け、すぐにまた硬度を増していった。
ひと突きされる度逝っているような状態だというのに、変態アホエロ王子はそれを知りながら、激しく抽送を繰り返した。
普段ならばこんなの、絶対にぶん殴ってでも逃走を謀っているところだ。
だけど今は、嬉しい。
また彼がめちゃくちゃに俺の事を犯し、中に精を吐き出してくれるのだという事が。
ウサギの発情期、マジでヤベェ。
......あと、木内の性欲も。
結局その日は俺は実家に連絡をいれ、朝まで狂ったみたいに求め合い、奪い合った。
で、その結果。
......俺は再び人に戻れたけれど、数日の間激しい腰痛に悩まされる事となる。
そして木内の事は激しく罵倒した上、一週間俺に触れさせない刑に処した。
半泣きで嫌だ、無理だ、ごめんなさいを繰り返していたが、ここは厳しく罰しておくべきだろう。
......だけど俺も本当はコイツに触れて貰えないのが寂しくて、途中で許してしまいそうになったなんていう事は、自分の心の中だけに秘めておこうと思う。
【糸冬】
ひと突きされる度逝っているような状態だというのに、変態アホエロ王子はそれを知りながら、激しく抽送を繰り返した。
普段ならばこんなの、絶対にぶん殴ってでも逃走を謀っているところだ。
だけど今は、嬉しい。
また彼がめちゃくちゃに俺の事を犯し、中に精を吐き出してくれるのだという事が。
ウサギの発情期、マジでヤベェ。
......あと、木内の性欲も。
結局その日は俺は実家に連絡をいれ、朝まで狂ったみたいに求め合い、奪い合った。
で、その結果。
......俺は再び人に戻れたけれど、数日の間激しい腰痛に悩まされる事となる。
そして木内の事は激しく罵倒した上、一週間俺に触れさせない刑に処した。
半泣きで嫌だ、無理だ、ごめんなさいを繰り返していたが、ここは厳しく罰しておくべきだろう。
......だけど俺も本当はコイツに触れて貰えないのが寂しくて、途中で許してしまいそうになったなんていう事は、自分の心の中だけに秘めておこうと思う。
【糸冬】
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