三国志 女人伝 貂蝉 ~董卓×貂蝉×呂布 羞恥責めに耐える美少女が呂布に騎乗し董卓を倒すNTR政略物語~

藤原やすみこ

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かごの鳥

 男に生まれたかった……

 それは心臓に巻きつく黒い願望。

 美貌は祝福と呼ばれましょう。けれど、わたくしには呪いの鎖だったのです。

 王允様によって献上されて以降、わたくしは董卓様に飼われるカゴの鳥。気まぐれに訪れる館の主人に体を蹂躙じゅうりんされるだけの存在なのだと……。


「あっ、あっ、あっ、董卓さまぁ、あぅ、ぅ、いぃ……」

 汗臭い肉塊の上で腰を振り、上擦うわずった嬌声きょうせいを絶え間なく漏らす。心は冷えきっているのに、身体だけが男の悦びをなぞる――この身はいつしか、声と肌だけになっていました。

 女に生まれたこと自体が呪い――その思いは心の闇として、胸の奥を重く圧していたのです。


 ふと、闇に沈む寝室に、月が覗き込むように光を投げかけてきました。

 董卓様の上で仰け反るわたくしの胸元を舐めるように撫でるのです。汗に濡れ上下に揺れる白い乳房を、逃げ場のない舞台にさらけ出すかのように浮かび上がらせました。

「ほれ、外からも見えておるぞ」董卓様があざけるようにささやきました。

 外には衛士たちが控えている――その視線を想像するだけで、胸の先まで痺れが走ります。

「あぁ……いやっ!」と思わず両腕で乳房を覆いましたが……。
 大きな手がその腕を荒々しく押し退けたのです。

「隠すな。見せろ。さらせ」

 強い命令が、羞恥をあおむちのように背を打ちます。
 抵抗できぬまま腕を下ろすと、乳首がつんと硬く立ち、冷気に刺されたように痛みました。

「んぁ……」
 羞恥と快感の境目が曖昧になり、演じるつもりの喘ぎが本物に変わっていくのです。


「ふん……いい顔をしておるわ」
 董卓様のわらいが胸を刺しました。

 その視線を向けられるたび、わたくしは己を呪うのです――どうして女に生まれてしまったのか……。


 獣じみた巨体に組み敷かれ、汗と涙を混ぜた艶声えんせいを寝室の外に聞こえるように張り上げます。

 わたくしをはずかしめようと董卓様が耳元でささやくのです、

「呂布に聞かせろ、おまえの鳴き声をな」

 と。

 呂布様――董卓様の護衛隊長。その人は、扉一枚隔てた向こうにいるのです。

 わたくしのあられもない声が、その耳に届いてしまうかもしれない。そう思うだけで、胸の奥まで焼けつくような羞恥が走りました。

「ははっ、嫌がるほどに深く絡みつくではないか。おまえの身体は正直よのう」

 辱めの言葉に、陰の壺が細やかに脈打ち、内から震えるように波立ちました。

「いやぁ……」
 羞恥が快楽へと入れ替わる刹那せつな――董卓様の陽の杖を、わたくしは強く、強く締め上げていたのです。

 その反応に気をよくされたのでしょう。悦びを覚えた董卓様はわたくしに嗜虐しぎゃくの言葉を浴びせました。

「女の嬌声きょうせいなど聞き飽きたわ……豚のように無様に鳴け!」

 わたくしは四つん這いになり、鼻を鳴らしました。
「……ぶぅぅ」

「声が小さい!」
 容赦ない平手が尻を打ち、羞恥と痛みが入り混じって頬まで紅潮します。

「ぶふうっ、ぶうぅぅ!」

「あーはっはっは。貂蝉よ、恥ずかしくないのか?」

 大声のわらいが響いたかと思えば、耳元に冷たいささやきが落ちました。


「……呂布が外で聞き耳を立てておるぞ」
 その名を告げられた瞬間、胸の奥がけました。

 扉一枚隔てた向こうにいるかもしれない――そう思うだけで、声を搾り出すたび羞恥が全身を駆け巡るのです。

「ぃやぁ……っ」
 それは拒絶の声のはずなのに、体は逆らえぬ快楽を告げています。

「ほれ、また波がきたぞ。もっと締めろ、もっと顔を歪めてみせよ!」

 わたくしの苦しみを悦びに変える――それが董卓様というお方。

 腰の突き上げはますますはげしくなり、羞恥と快楽が折り重なって理性を削っていきます。

「ひっ……あぁ……! もう、どうか果ててください……ませ……」

 涙交じりの声で乞うも、その願いは踏みにじられました。
 はげしい突き上げがふいに途絶え、わたくしは腰を震わせながら、ただ取り残されていたのです。

「寝台に寝よ」

 董卓様に抗うことはできません。わたくしは四つんいで上半身を預けていた床から手を離し、寝台に仰向けになりました。

「脚を開け……もっと大きくだ」

 言われるがまま、膝を曲げ、ふとももを左右に大きく開きました。
 その瞬間、あらわになった蜜壺を夜の風が撫でて通り過ぎていきます。

 ――ひんやり……なのに、ぞくりと気持ちいい……。
 遅れて、痺れた頭が自分の姿勢を理解しました。

「……っ!」
 羞恥に頬を熱くし、思わず手で秘所を覆いました。
「いやっ……だめっ……」

「隠すな! その手を頭の上で組め」

 荒々しく腕を押し退けられた瞬間、胸に小さな怒りが芽生えました。――なぜ、わたくしばかりがはずかしめを受けるのか……。

 女に生まれたこと、それも美貌に恵まれてしまったことが罪だというのでしょうか。

 けれどその怒りも、力づくで頭上に縛られるように腕を組まされた途端、無力な反抗にすぎぬと悟りました。

「どうして……どうして女に生まれてしまったの……」

 無防備にさらされた秘所は月光に照らされ、羞恥は容赦なく胸をえぐりました。

「ほれ、外の衛士が覗いておるぞ」

 わたくしをいたぶるささやきが耳に触れるや、羞恥がさらに烈しくなり、下腹が勝手に痙攣けいれんします。

「いや……見ないで……こんな姿……」

 羞恥ははげしく、抵抗の気力は尽き、わたくしは小さく声をらしました。

「……どうか……もう苦しめないで……」

 しかし吐息は熱を帯び、諦めの中に甘さが混じります。

「苦しめないでだと? ならばもっと深くなぶってやろう」

 言葉と同時に、さらされたままの秘所へ、董卓様の逸物がふたたび容赦なく沈み込みました。

「ひぁっ……!」

 衝撃が腹の奥まで打ち抜き、唇から「あぁっ」と声がこぼれました。

 さらされながら突き上げられる屈辱と痛み――その両方が絡み合い、いやおうなく快楽を混ぜ込んでゆくのです。

 それがまた悔しく、わたくしの悲しみを一層深く染め上げていくのでした。

 けれど董卓様の瞳には、その悲しみがまるで美酒のように映っているのです。わたくしのうめきと涙こそが、この夜をいどろ供物くもつでした。

「お前のような美人が、醜く顔を歪ませる姿はたまらぬわ」
「もっと泣け……おまえの悲しみこそが、わしのよろこびよ」

 わらいを浴びせられるたび、闇がくらさを深めるのです。

 ――どうして女に生まれてしまったのか。

 陶然と笑む董卓様の顔を仰ぐたび、呪いの根は静かに深く食い込んでいきます。

 やがて寝台をきしませる突き上げが最奥を穿うがち、あらがう間もなく腹の底へ熱が注がれました。

「ふぅ……よい締めつけであった」

 精を放った董卓様は、満足げに衣を直すと、振り返りもせずに背を向けられます。

 このままでは、わたくしは「物」として使い捨てられてしまう。
 そう思った瞬間、口が勝手に動きました。

「……いかないで……せめて、もう少しだけ……」

 唇かられた声はあまりに弱く、空気に溶けていきました。

 その去り際の姿――わたくしを見捨てるような背中――それは、いつも通りの董卓様でした。

(ほんのひとときでもいい──)

 そっと、胸の内でつぶやきます。

(女として尊ばれたかった)

 その願いは吐息にまぎれ、夜の闇に消えていきました。

 残されたのは虚ろな体と、董卓様に吸われた首筋のうずき。

 それが、かろうじて自分がまだ生きている証であるかのように思えるのです。

 ――いっそ人であることを忘れられたなら。

 女に生まれたこと。それは呪いなのでしょうか。
 それとも、いつか祝福に変わる日が来るのでしょうか……。

 服に手を伸ばす力すらなく、裸のまま枕を濡らす夜が、また訪れるのでした。
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