【R-18】ヤンデレゲームの主人公に転生した俺は恋愛フラグをへし折りたい。【本編完結】

REN

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本編1章

それぞれとの出会い


暇を持て余した僕は庭でひとりかくれんぼをして使用人を困らせていた。
見つかったらお父様に怒られるから見つからないように息を潜めていると目の前に美しい少女があらわれた。


薄水色の髪はゆるくウェーブがかかってぱっちり二重の大きい空色の瞳と目が合った気がした。


驚いた彼女が大きい目をもっと大きくして僕を見ている。

どうしよう?なにかいったほうがいいのかな。

どうしたらいいかわからなくて視線を右に左にいったりきたり、明らかに狼狽えていると少女がクスリと笑った。
その姿はまるで天使のようでポツリと言葉がこぼれ落ちた。


「てんしさま」


少女がクスクス笑う、その声はまるで鈴を転がしてるように可愛らしいもので僕の心臓は壊れたかのようにドキドキしていた。
初めての感覚に戸惑って胸のところをギュッと掴む。


「どうしたの?」

すると、その様子を見ていた少女が僕の顔を覗き込んできて目線があったのが思った以上に近くでびっくりして後ろにのけぞった。


「うわっ、びっくりした!」

「あ、ごめんなさい」

表情を曇らせてシュンとしている少女に慌てて「だいじょうぶ、ごめんね?ぼくこそおどろいちゃって」と謝った。

どうしても少女の曇った表情は見たくなくてそう言ったのにますます落ち込んでしまった様子の少女にオロオロしてると無邪気に少女が笑う。

「ふふっ、ごめんなさい、キミがあまりにもすなおだからついからかっちゃった」

「あっ、なんだぁ、しょっか…」

「おこった?」

「ううん、おこってないよ」

よかったって笑う彼女はやっぱり天使のように可愛くて僕の心臓は病気になったみたいに騒がしい。

いったいどうしたんだろう?と首を傾げてると少女がずいっと僕との距離を詰めて顔を近づけてきた。

ちゅっと頬に柔らかい感触が当たって唇が触れたのだと理解すると耳まで真っ赤にして少女を信じられないと見つめる。

「あのね、好きな人にするんだってママに教えてもらったの、だから…やだった?」

空色の大きい瞳が上目遣いで僕を見てくるのは破壊力抜群なわけで初恋もよくわかってない子供の僕はクラっとして嫌じゃない!って勢いよく言ってしまいまた笑われた。

「ふふっ、ありがとう、ね、わたしたちけっこんのやくそくしない?」

「けっこんのやくそく?」

「うん、だいすきなひととするものだってママがいってたの、ダメかな?ずっとずーーーーーっといっしょにいるやくそく!」

「うん、いいよ!」 

じゃあ、やくそくねって小指と小指をからませて指切りした。

ぼくたちはしょうらいけっこんするんだって!
パパとママみたいになかよくすることだっていってたけど、よくわかんないや。

少女と会ったことは誰にも内緒だって約束してから別れてすぐに名前教えてないことと名前を聞いてないことを思い出して振り向いてもそこにはもう少女の姿はなくて、この当時の僕はまたすぐに会えるだろうしって気にしなかったんだけど…記憶よ、もっと早く戻ってほしかったと過去を呪うはめになるなんて思わなかった。




美少女との不思議な出会いをしたことなんて当時の俺はすっかり忘れてしばらく経った頃、いつも僕の身の回りの世話をしてくれてる執事が子供を連れてきた。

青がまじったような白い髪、濃い青色の瞳が綺麗でお人形さんのようだった。

その子は執事の後ろに隠れて僕の方を覗いてきた、凄く可愛くてジーッと見てると照れたのか隠れてしまう。

それを執事が窘めて挨拶をしなさいと優しい声で言えば前に出てきて頭を下げられた。

「シエルです、今日から坊っちゃまのお話し相手兼お世話役を務めさせていただきます」


僕とそんなに歳はかわらないはずなのにしっかりしていて驚いた。
ぽかんとしてると執事が優しく僕に笑いかけた。

「坊っちゃま、息子に名前を教えていただきたいのですが、よろしいですか?」

「あっ、うん、僕はユーリよろしくね?」

「よろしくお願いします」

「あっ、あと、えっと…その、ふつうに話してくれるとうれしい」

自分と年齢がかわらない、ましてや自分より年上の子であろう相手に敬語を使われるのはなんだか嫌でそういえば困ったように笑うだけだった。

ダメかと落胆してるとクスクス笑い声が聞こえてきて母様の声だとそちらを向けば優しく自分を見る母様と視線が合った。

「ふふっ、困らせてはダメですよ、ユーリ」

「うぅ…うん、わかりました…母様」

「ユーリはいい子ね、シエルこれからよろしくお願いしますね?弟のように可愛がってあげてね」

ニッコリと微笑んで母様は部屋を出ていく。
きっと事前に話を聞いていたから様子を見に来たんだろうな。
僕が困らせたらいけないから。

そのあとすぐに執事も仕事があるからということで僕とシエルは2人きりになった。

シエルと2人になるとジーッと顔を見つめる。
凄く整っていてやっぱりお人形さんのように美しいその顔にドキドキした。

まつ毛なんて長くてばっさーってしてるし、伏せ目がちだと影ができるの凄いなんて呑気に考えながら眺めると頬をうっすら染めたシエルが僕を見た。

「あの、ユーリ様…見すぎです、恥ずかしいです」

「あっ、ごめん…なんか、シエルってお人形さんみたいできれいだなっておもって」

頬をうっすら染めたシエルが動揺してるのがわかる。
外見を褒めたことは嫌だっただろうか?と不安げにシエルを見るとシエルが視線をさ迷わせてから口を1文字に結んで、瞼を閉じたのを見て首を傾げた。

「シエルどうしたの?」

ビクッと肩を震わせて目を開けたシエルの瞳は潤んでいて綺麗だった。
宝石みたいに綺麗でなんで泣きそうなのかわからなくて戸惑うばかりだ。

「………ユーリ様、私は…」

「うん」

「外見をほめられるのはあまり好きになれません…」

「そう……なんだ、ごめんね?」

素直に謝罪して今にも泣きそうなシエルの頭をよしよしと撫でてみた。
すると安心したような表情をしてふわっと笑うシエルはなんだか消えそうで儚い。
胸が締め付けられるように苦しかった。






容姿を褒められても嬉しくない人はいるのかとこの時の俺はそういうもんだと思った。
まぁ、実際記憶戻ってからわかったけど、シエルが褒められることを嫌がったのは美しい外見のせいで嫌な思いをさんざんしたからだ。

執事は実の親じゃなくてあくまでもシエルを拾ったというか保護したっていうのが正しいか、育ての親になっただけだ。

実の子供のように可愛がってくれたらしいが、義理の姉は違ったらしい。
義理の姉は突然できた美貌の弟に邪な感情を抱いてあろうことか寝込みを襲ったとか、当時のシエルは自分がなにをされてるのかわからないままに受け入れてひどく後悔することになった…なんてのは公式の設定でそのせいでシエルは歪んだ愛情を抱く人間になったんだよな。

シエルの闇堕ちルートはマジでやばい、みんなヤバいがシエルもなかなかだよな。

階段から落ちて前世の記憶を取り戻した俺はとりあえず自分の主人公補正と前世の記憶をフル活用して絶対に恋愛フラグはと考えてみたが俺すでに恋愛フラグ立ってそうなんだ。

シエルと王子との恋愛フラグ…考えるだけで頭が痛い。
なんでめちゃめちゃヤバい奴と恋愛フラグ立てちまってんだよ俺。






俺の記憶がそもそもなぜ戻ったかと言うと王宮騎士団の団長の息子であり、攻略対象の1人であるキリヤとの出会いが関係していた。

父は宰相という国王の補佐官のような仕事に就いている。
だからこそなのか、王宮騎士団とも深く関わりがあって団長に息子をキリヤを紹介された。

もちろん紹介されてすぐに記憶が戻ったとかではない、普通に俺はかっこいいお兄さんと思ったくらいだ。

が、父同士は話しがあるとかでキリヤに俺を任せて2人が部屋を出て行ってそれからキリヤと2人で庭の散歩をしたりとだいぶ浮かれてたような気がする。

兄ができたようなそんな感覚に嬉しかったのだ、記憶が無い俺は。
シエルとは1つ違いだがキリヤとは4つ違いだ、それにキリヤのが兄がいたらこんな感じだろうって思わせる器というかそういうのがあった。

だからかついつい嬉しくなって俺の秘密の場所を教えるためにキリヤが止めるのを大丈夫大丈夫と言いながら調子にのって屋根裏に続く階段を浮かれていた俺は足を踏み外して落ちた。

キリヤが俺を受け止めてくれて、でも、キリヤもまだ子供だから落ちてきた衝撃にたえれずキリヤを踏んずけたんだよな。
その時に頭を軽くぶつけて記憶が戻ったと…我ながら本当になにやってるんだか。
記憶が戻った衝撃で何も言えずにぼんやりしてキリヤに心配させたの申し訳ないし、俺のせいで怒られてしまったのも申し訳なくて小さい体に感情が引っ張られたのか俺は泣いてキリヤは悪くないって号泣した。

さて、そんな感じで記憶を取り戻した俺はというと前世の記憶を整理しながら自分が前世でプレイしたゲームの中になぜか転生してることに気づいた。
記憶戻った時は動揺しすぎてすぐに気づかなかったのはマジで不覚、泣きながらキリヤは悪くないと言った時に頬をうっすら赤くしてたからもしかしたら恋愛フラグ成立してるかもしれない。


俺が記憶戻るまでに出会ったのは王子のアッシュ、俺の専属執事になるシエル、王宮騎士団団長になるキリヤだ。
この3人、弟ができる前に記憶が戻ったのは奇跡だ、できてから戻ってたらまた恋愛フラグを成立させてた可能性だってある。


王子との恋愛フラグはたぶん成立してる、子供の頃に出会った美少女
は間違いなく王子のアッシュでお互いに名前を聞いていないがあれは公式設定で見た絵だ、過去に事情があって女装をしていたというものだ。

たしかアッシュって国王と女王様の間に生まれた子なんだけど、なかなか子をなせなかったから国王は国のためにも世継ぎを作るために女王様以外にも3人のお嫁さんがいるんだよな。
そのうちの1人に子供ができて、息子がいるんだけどそいつは悪役だ。
できれば関わりたくない人物だけど、どうなるんだろうな俺。

まあ、その女性が世継ぎになりえる息子を産んだのが問題で他2人が妊娠したとわかるとあの手この手で証拠もなしに死産にさせたんだよな。
だから、息子に危害が加えられることを危惧した王様は息子を娘としてしばらく育てることになった。
息子としてお披露目するのはアッシュが16の時、このときのパーティーで俺たちは再会することになるっつうかそこからゲームが始まるんだよな。

設定として俺と王子は過去にあってて結婚の約束までしたっていうのが前提にあるだけでゲームの中では過去編はない。

次にキリヤだけどキリヤは将来的には団長の跡を継いで立派な王宮騎士団団長になる、ハピエンルートだと硬派な男って感じがして男らしくてカッコイイんだよな、あと声が低い声でゾクゾクするような…まぁ、中の人がめちゃめちゃ俺は好きだからこの世界に転生したっていうなら楽しみの一つではあるが恋愛フラグはマジでたてたくなかったのに…たってる気がして気が重い。

俺は腐男子ではあるが性的嗜好も恋愛対象も一般的だ、男に掘られる趣味もなければ掘る趣味もないし、ましてやヤンデレに愛されるなんて無理すぎる。

あれは2次元だから最高って笑えるだけで自分がいざその対象にされたら無理に決まってんじゃん。
だが、問題は恋愛フラグってどうやったらたたないんだ?ってこと。

なんせ前世の記憶を取り戻したはいいがすでに3人とは恋愛フラグが多分立ってる、さすがは主人公だ。

でも、このゲームハピエンルートがめちゃめちゃ難しいんだよな。
色んな人に愛想振りまいてると誰かしら闇堕ちしてヤンデレルート突入するし、1人だけにしぼってもなぜかヤンデレルート入ることあるし、なんとか奇跡的にハピエンルートに辿り着いた時もなぜヤンデレルートいかなかったのがいまいちわかってない。

立った恋愛フラグを無視してもたぶん良くないことは起きる、このゲーム元々ヤンデレを売りにしてるだけにヤンデレルートなんて簡単にいけるからな。

自室でとりあえずとアッシュ、シエル、キリヤのわかってる範囲の情報を日本語でまとめて書いてみた。
気持ちの整理と記憶の整理は大事だしとこれから起きることも色々と書いておいた。

ふぅとため息をついて日記を閉じて本棚にしまう。

たった恋愛フラグをどうやれば折れるんだろうな、くそ、マジで記憶戻るの遅すぎだって出会う前に戻ってほしかった。







無事に10歳を迎えた俺は今どうしたらいいかわからない。
目の前には可愛い男の子、俺の弟になる子だ。

正直見た目は天使のようだった、金色の髪に透き通るような宝石のような青い瞳、天使以外のなにものでもないだろ?

でも、こいつはかなりヤバいやつだ。
両親が孤児院から連れて帰ってきたのは頭の良さが気に入ったから、実際にゲームの中でも彼は天才で俺と5つ違うのに俺と同じ学校に通うことになったりしたからな。

ハピエンルートだと数年後の話とかもあって学園卒業後は王宮で研究者として働くんだよな。

ただ、問題はその頭のよさをいかしてヤンデレルートだと色々ぶっ飛んでてヤバいやつだということ。
なにがあってもこいつとの恋愛フラグだけは避けないと俺の身の危険がやばい。

きゅるんとした青い瞳で俺を見てくる弟はそりゃあもう天使だった。
ゲームの中のこいつが一瞬吹き飛ぶくらいの破壊力に俺はノックアウト寸前だがここは兄として接して絶対に恋愛フラグを立てないと心に誓う。

これ以上増やしてたまるか、せめて残り2人との恋愛フラグは全力で回避して3人とのフラグはおるように頑張ろう。

しゃがみこんで顔をのぞき込みながら頭をわしわしと撫で回す。

「僕の名前はユーリ、君の名前は?」

「僕は…カナタです」

「そっか、今日から家族としてよろしくね?僕のことはお兄ちゃんって呼んでくれると嬉しいな」

潤んだ瞳で上目遣いで俺を見ないで欲しい。
めちゃめちゃ可愛い、いやいや、俺はノーマルだろ、男を可愛いって何だ!?しかも、こんな見た目してこいつド攻めだぞ!とかぶりを振って自分の中に芽生えた感情を消し去る。

とにかく兄として平常心平常心と心の中で何度も呟きながら自然な笑みを浮かべた。

「おにい…ちゃん?」

「うん、嬉しいな、僕と仲良くしてくれる?」

「うん!」

天使のような眩しい笑顔を向けられて目の前がチカチカするかと思った。
こんな笑顔を向けてくれる相手が数年後には恐ろしいヤンデレになってる可能性があるとか怖すぎだろ。

腕に抱きつかれて両親はすぐに仲良くなった俺たちをみて微笑ましく笑っていた。

頑張れ俺、この笑顔を守るために。
弟の闇堕ちルートは本当に悲惨だ、両親をこの子に殺され主人公はどこだかわからないところに監禁される。
目を覚ますとそこに殺された両親の死体と主人公の婚約者の死体まであって精神的にもぶっ壊そうとしてくんだよな。

死体を目の前で解体されてそれを料理したものを無理矢理主人公に食わせるんだからマジでえげつない。

こいつ特製の薬使われて頭も精神的にもぶっ壊されて廃人化した主人公に嬉しそうに愛を囁くこいつはマジで狂気じみてた。
主人公は自分で食事もトイレも全部出来なくなって、全部全部世話されて感情をなくしたみたいにこいつとセックスするだけみたいになるんだよな。

うん、あのルートだけはマジで勘弁して欲しい。
ぞわりと背筋に悪寒が走りぶるっと身体を震わせた。

「お兄ちゃんどうしたの?」

「なんでもないよ、ちょっと寒かっただけかな」

この子がこのまま真っ直ぐに天使のように育つように頑張らねばと記憶の中のカナタを振り払い、弟を慈しむように見つめた。
絶対に兄ちゃんが守ってやるからなという気持ちで。
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