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思い出の料理
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あるさびれた路地の奥に、こぢんまりとした店があった。『思い出屋』と看板を掲げたこの店は、必要とする人にしか見えない不思議な店だった。
一人の男が導かれるように、思い出屋のある路地へと入っていく。連れの女が一人いたが、路地に入った男を見失い、首を傾げながら去っていく。思い出屋はおろか、連れの女はその路地さえも見つけることはできなかったのである。
運良く思い出屋を見つけた男は、扉を開け中へと入る。扉を開けたときには、連れの女がいたことは頭からすっぽりと抜け落ちていた。
「おやぁ、いらっしゃい」
妖艶な笑みを浮かべた人物が、よろめきながら入ってきた男を迎える。支えてやりながらカウンターへと導き座らせた。
この店の主人は、スレンダーな美女のように見えるが性別は不明だ。声は女性のようにも男性のようにも聞こえるし、背は高いが雰囲気には艶がある。腰まである長いストレートの黒髪はよく手入れされているのか美しく、顔も整っており目を奪われる。
男はしばらく見惚れていたが、ようやく我にかえったのか口を開いた。食べ物の良い香りが鼻をくすぐる。
「この店は、なにか食べれるのかい?」
「えぇ、もちろん。お品書きはないんですけどねぇ」
「じゃあ、どうやって頼むんだい?」
最もな質問を男がすると、店主は笑いながら説明する。
「看板見たでしょう? 思い出を売ってるんです。あなたの記憶の中の一品、思い出の中の一品を再現するのがこの店ですよぉ」
「そんなの再現できるわけがない」
顔の前で立てた人差し指を左右に揺らし、店主は言う。形の良い赤い唇が、ニィと笑った。
「まぁまぁ、騙されたと思って思い出の品を脳裏に浮かべてみてくださいよぉ。ちゃあんと再現してあげますから」
「再現されてなかったら?」
「その時はお代はナシってことで」
ちなみに金額はこれくらい、と店主は両手を広げた。
「十万? たかが一品にそんな値段を出すなんて」
男はフラフラのくせに立ち上がって抗議する。店主に肩を叩かれ腰を下ろすが、あんたは馬鹿か屑だ、と思いつく限りの言葉で罵っている。
「いいじゃないですかぁ。思い出の品を食べられるなら十万なんて安いもんでしょう? それに、もし似ても似つかないものが出てきたらチャラになるんですから」
それを聞いて、似ていても違うといえばいいだけだ、と男は考える。よく分からないうちに入り込んだこの店で、タダ飯を食ってやろうと思った。さっきまで男は、昔食べた懐かしい料理を思い浮かべていたのだ。
「分かった。口に出さなくても思い浮かべるだけでいいのか?」
「はい、そうですよぉ。細部まで再現しますからねぇ」
店主は美しい顔に、甘ったるい笑みを浮かべて男を見つめる。見つめられた男は頬を赤らめながら、食べたいと思っていた料理を思い浮かべた。
男は田舎にある貧しい家に育った。ろくに食べるものがなく、野菜くずや雑草の入った薄いおかゆをよく食べていた。
両親と弟と妹の五人家族で、細々と畑で作った野菜を売り暮らしていた。その畑も借りていたため、使用料を毎月支払わなくてはならない。しかし、痩せた土地だったため農作物もあまり育たず、苦しい生活を強いられていた。
ひもじい思いをしていたある日、食欲をそそる良い匂いの食べ物が出てきた。いつもの野菜くず炒めに、なんと肉が入っていたのだ。肉などたまに畑で悪さをする鳥しか出てこない。しかし、その肉は鳥よりも大きく、食べごたえがありそうだった。
どうしたのだと聞けば、たまたまとれたのよ、と言って笑うだけだ。不思議に思いつつも、家族でその肉を頬張った。今までで一番美味しいと思った食事だった。
「ふぅん、これはちょっとお時間頂戴しますねぇ。まぁ、一時間もかかりませんから、これでも飲んで待っていてくださいなぁ」
店主は思い出の料理を読み取ったのか、店に男を一人残し出ていった。呆気にとられたまま男はその背を見送り、出された酒を口に運ぶ。きついアルコールが、酩酊している男をさらに酔わせる。朦朧とした意識の中、男は懐かしい記憶を辿っていた。
「いやぁ、大変でしたよぉ。あなたの思い出を再現するのは」
カウンターに突っ伏す勢いで舟を漕ぎ始めていた男は、店主の声と懐かしい匂いで現実に戻ってくる。
男の目の前には、思い出の中のものと同じに見える料理が置かれていた。
野菜くずと肉の炒めもの。今はこれよりもずっといいものが食べられるのに、男はこれを望んだ。
「見た目は同じだな」
「そうでしょう、そうでしょう」
さぁさぁ、と店主に促され、男は料理に手を付ける。
口に広がる旨味や味は、思い出の品と瓜ふたつだった。なんの肉かも分からなかったのに、食感まで同じ気がして男の箸は止まらない。
最後の一つまで平らげた男は、先程までタダ飯を食おうとしていたことも忘れ、ポンと十万を店主に手渡した。
「ご満足いただけましたぁ?」
「ああ。そっくりのものを作れるなんて思わなかった」
「いやいや、さすがの私もあなたの妹さんがいなければ再現できませんでしたよぉ」
「……妹?」
男は一気に血の気が引くのを感じる。酔いもどこかへ吹き飛んだようだ。男は目の前で機嫌よく笑う店主に尋ねる。胡散臭い笑みを浮かべた仮面の下に何があるのだろう。店主の長い黒髪がゆらりと揺れ、それに囚われたような気分にもなる。
「なんで妹が出てくる? 俺に聞けないからって、妹に材料や味付けを聞いたのか?」
男は妹の居場所を、なぜ店主が知っていたのかということにも気が付かない。
「まさか、まさかぁ。そんなズルはしませんよぉ。妹さんには食材提供をしていただいたのです」
「食材?」
「えぇ、お母様は亡くなっていましたし、当時のお母様の年齢と同じとなると妹さんが最適でした。性別も同じですしねぇ」
「何を言ってるんだ?」
「だーかーらー、食材ですよぉ。知らないで食べていたんですよねぇ。あなたの思い出のお肉、お母様だったんですよぉ」
それを聞いた瞬間、男は嘔吐く。気にした様子もなく、店主は続ける。
「美味しかったんですよねぇ。愛情のこもった料理だったと思います。自分のもも肉を皆に食べさせて、元気に育ってもらいたいという親心。感動しましたぁ!」
でも、と店主は少し寂しそうな表情を浮かべて男を見つめた。
「全部吐き出してしまったんですねぇ。あぁ、勿体無い。せっかくの妹さんを、あなたの血肉にしないなんて! なんたる冒涜!」
男は胃の中のものを吐ききり、男の胸倉をつかむ。揺さぶりながら、男は妹の命が無事なのかを聞く。
「悪魔なのか、お前は! 妹は生きてるんだろうな」
「もちろん、生きてますよ。お母様ももも肉を食べられても生きていたでしょう? 私はすべてを再現するのですからぁ」
あと私は悪魔ではなく店主です、と妖艶に笑う。先程まで美しく見えていたそれが、男には不気味に思えて仕方がない。美しいものには毒があるというのは本当に違いない、と男は思う。
「妹は、妹はどこに」
「ええっとぉ、厨房のまな板の上に」
男は厨房へと続く扉を勢い良く開けようとしたが、鍵が閉まっているのか開かない。
「早く妹に会わせろ!」
「せっかちですねぇ。厨房は料理人以外立入禁止なので無理ですよぉ」
「うるせえ! さっさと出しやがれ!」
叫ぶ男に店主はそっと手をかざす。すると、男の体から力が抜けて前のめりに倒れた。それを支えながら店主は呟く。
「困りましたねぇ。ちゃあんと思い出を再現しましたのにぃ」
暴れるお客様は出入り禁止っ、と言いながら、店主は気を失った男を路地の外へと放る。
「残った食材は戻しておきましょうねぇ」
まな板の上で震えていた男の妹を、店主は何事もなかったように家へと戻した。もも肉は消えたが、どういう技術なのか血はすでに止まっていたし痛みもない。そのため、男の妹は自分の置かれた状況がよく分かっていなかった。食材になった記憶だけを改ざんし、傷跡はそのままという悪趣味なことをして店主は去った。
「あぁ、そういえばあの方の記憶を消し忘れてしまいましたけどぉ、良いですかねぇ」
店主はのんびりと男の吐瀉物を片付けながら呟く。
意識が戻ったとき、男は何を思うのだろう。
警察に行ったところで誰も店には辿り着けず、食材となった妹の記憶も曖昧で男は頭を疑われるだろう。本当の事を言っているのに信じてもらえず、親と妹の肉を食べたことがトラウマとなり緩やかに狂っていくのかもしれない。
店主の赤い唇が笑う。
次に辿り着いてしまった客も、その唇から紡がれる言葉に歓喜し、そして絶望するのだろう。
そして店主は、またいそいそと店を開けるのだ。
誰かの思い出の料理を作るために。
一人の男が導かれるように、思い出屋のある路地へと入っていく。連れの女が一人いたが、路地に入った男を見失い、首を傾げながら去っていく。思い出屋はおろか、連れの女はその路地さえも見つけることはできなかったのである。
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「おやぁ、いらっしゃい」
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男はしばらく見惚れていたが、ようやく我にかえったのか口を開いた。食べ物の良い香りが鼻をくすぐる。
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「えぇ、もちろん。お品書きはないんですけどねぇ」
「じゃあ、どうやって頼むんだい?」
最もな質問を男がすると、店主は笑いながら説明する。
「看板見たでしょう? 思い出を売ってるんです。あなたの記憶の中の一品、思い出の中の一品を再現するのがこの店ですよぉ」
「そんなの再現できるわけがない」
顔の前で立てた人差し指を左右に揺らし、店主は言う。形の良い赤い唇が、ニィと笑った。
「まぁまぁ、騙されたと思って思い出の品を脳裏に浮かべてみてくださいよぉ。ちゃあんと再現してあげますから」
「再現されてなかったら?」
「その時はお代はナシってことで」
ちなみに金額はこれくらい、と店主は両手を広げた。
「十万? たかが一品にそんな値段を出すなんて」
男はフラフラのくせに立ち上がって抗議する。店主に肩を叩かれ腰を下ろすが、あんたは馬鹿か屑だ、と思いつく限りの言葉で罵っている。
「いいじゃないですかぁ。思い出の品を食べられるなら十万なんて安いもんでしょう? それに、もし似ても似つかないものが出てきたらチャラになるんですから」
それを聞いて、似ていても違うといえばいいだけだ、と男は考える。よく分からないうちに入り込んだこの店で、タダ飯を食ってやろうと思った。さっきまで男は、昔食べた懐かしい料理を思い浮かべていたのだ。
「分かった。口に出さなくても思い浮かべるだけでいいのか?」
「はい、そうですよぉ。細部まで再現しますからねぇ」
店主は美しい顔に、甘ったるい笑みを浮かべて男を見つめる。見つめられた男は頬を赤らめながら、食べたいと思っていた料理を思い浮かべた。
男は田舎にある貧しい家に育った。ろくに食べるものがなく、野菜くずや雑草の入った薄いおかゆをよく食べていた。
両親と弟と妹の五人家族で、細々と畑で作った野菜を売り暮らしていた。その畑も借りていたため、使用料を毎月支払わなくてはならない。しかし、痩せた土地だったため農作物もあまり育たず、苦しい生活を強いられていた。
ひもじい思いをしていたある日、食欲をそそる良い匂いの食べ物が出てきた。いつもの野菜くず炒めに、なんと肉が入っていたのだ。肉などたまに畑で悪さをする鳥しか出てこない。しかし、その肉は鳥よりも大きく、食べごたえがありそうだった。
どうしたのだと聞けば、たまたまとれたのよ、と言って笑うだけだ。不思議に思いつつも、家族でその肉を頬張った。今までで一番美味しいと思った食事だった。
「ふぅん、これはちょっとお時間頂戴しますねぇ。まぁ、一時間もかかりませんから、これでも飲んで待っていてくださいなぁ」
店主は思い出の料理を読み取ったのか、店に男を一人残し出ていった。呆気にとられたまま男はその背を見送り、出された酒を口に運ぶ。きついアルコールが、酩酊している男をさらに酔わせる。朦朧とした意識の中、男は懐かしい記憶を辿っていた。
「いやぁ、大変でしたよぉ。あなたの思い出を再現するのは」
カウンターに突っ伏す勢いで舟を漕ぎ始めていた男は、店主の声と懐かしい匂いで現実に戻ってくる。
男の目の前には、思い出の中のものと同じに見える料理が置かれていた。
野菜くずと肉の炒めもの。今はこれよりもずっといいものが食べられるのに、男はこれを望んだ。
「見た目は同じだな」
「そうでしょう、そうでしょう」
さぁさぁ、と店主に促され、男は料理に手を付ける。
口に広がる旨味や味は、思い出の品と瓜ふたつだった。なんの肉かも分からなかったのに、食感まで同じ気がして男の箸は止まらない。
最後の一つまで平らげた男は、先程までタダ飯を食おうとしていたことも忘れ、ポンと十万を店主に手渡した。
「ご満足いただけましたぁ?」
「ああ。そっくりのものを作れるなんて思わなかった」
「いやいや、さすがの私もあなたの妹さんがいなければ再現できませんでしたよぉ」
「……妹?」
男は一気に血の気が引くのを感じる。酔いもどこかへ吹き飛んだようだ。男は目の前で機嫌よく笑う店主に尋ねる。胡散臭い笑みを浮かべた仮面の下に何があるのだろう。店主の長い黒髪がゆらりと揺れ、それに囚われたような気分にもなる。
「なんで妹が出てくる? 俺に聞けないからって、妹に材料や味付けを聞いたのか?」
男は妹の居場所を、なぜ店主が知っていたのかということにも気が付かない。
「まさか、まさかぁ。そんなズルはしませんよぉ。妹さんには食材提供をしていただいたのです」
「食材?」
「えぇ、お母様は亡くなっていましたし、当時のお母様の年齢と同じとなると妹さんが最適でした。性別も同じですしねぇ」
「何を言ってるんだ?」
「だーかーらー、食材ですよぉ。知らないで食べていたんですよねぇ。あなたの思い出のお肉、お母様だったんですよぉ」
それを聞いた瞬間、男は嘔吐く。気にした様子もなく、店主は続ける。
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でも、と店主は少し寂しそうな表情を浮かべて男を見つめた。
「全部吐き出してしまったんですねぇ。あぁ、勿体無い。せっかくの妹さんを、あなたの血肉にしないなんて! なんたる冒涜!」
男は胃の中のものを吐ききり、男の胸倉をつかむ。揺さぶりながら、男は妹の命が無事なのかを聞く。
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「もちろん、生きてますよ。お母様ももも肉を食べられても生きていたでしょう? 私はすべてを再現するのですからぁ」
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「うるせえ! さっさと出しやがれ!」
叫ぶ男に店主はそっと手をかざす。すると、男の体から力が抜けて前のめりに倒れた。それを支えながら店主は呟く。
「困りましたねぇ。ちゃあんと思い出を再現しましたのにぃ」
暴れるお客様は出入り禁止っ、と言いながら、店主は気を失った男を路地の外へと放る。
「残った食材は戻しておきましょうねぇ」
まな板の上で震えていた男の妹を、店主は何事もなかったように家へと戻した。もも肉は消えたが、どういう技術なのか血はすでに止まっていたし痛みもない。そのため、男の妹は自分の置かれた状況がよく分かっていなかった。食材になった記憶だけを改ざんし、傷跡はそのままという悪趣味なことをして店主は去った。
「あぁ、そういえばあの方の記憶を消し忘れてしまいましたけどぉ、良いですかねぇ」
店主はのんびりと男の吐瀉物を片付けながら呟く。
意識が戻ったとき、男は何を思うのだろう。
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店主の赤い唇が笑う。
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