高卒できなかったわたしは今日も時間が巻き戻る

赤衣 桃

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ナイトプール

3話目

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「良かれ悪かれ、自分の気持ちに嘘をつくのは卑怯すぎない。素直に全てを受け入れてエンジョイをしちゃえば良いのに」
 白髪の男が肩を組むようにしつつユニの豊満な乳房をわしづかみにした。水着の上からでも分かるほどに硬く立つ彼女の乳首に彼の左手の人差し指と中指が触れる。
「やぁ……やめてください」
「無理無理。こんなにデカ乳のお姉さんとのエッチとかレアすぎて、今やめたら絶対に後悔しちゃう」
 男としての偽りのないストレートな欲望の言葉にユニがうろたえた。
「自覚なかった感じか、かわいそうに今まで嘘つきしかいなかったんだね。お姉さんのデカ乳、正直者の男だったら絶対に食いつくほどのエロさなのに」
「デカ乳とか言わないで」
「大丈夫。おれとのセックスで嘘つきたちの洗脳なんて簡単に解いてあげられるからさ」

 ビキニボトムの中に侵入した白髪の男の右手はユニのささやかな抵抗をものともせず濡れた女性器の穴へ。
「あっ……あぁ、い」
 膣内にねじこまれた中指の激しい動きに合わせるようにレザーソファーとともにユニは身体全体を震わせた。
 白髪の男が大量の愛液にまみれた右手を肩で息をするユニに見せびらかす。彼女の恥じらう姿に彼が満足そうにしている。
「なにか面白いことでもあったのかな、人が多くなってきたね」
 レザーソファーから否応なく立ち上がらせたユニの手を引っ張り、白髪の男が東障子のほうへと移動した。
「言った通りマジックミラーでしょう。デカ乳お姉さんを目の前にして本能的に見ない男とか存在しないし」
 足取りがおぼつかないユニの背後に堂々と立ち、白髪の男の大きな両手からさえ溢れそうな張りのある乳房をこともなげに彼は揉みしだく。
「デカ乳じゃ……んぅっ」
「エロいデカ乳お姉さんだったっけ、ごめんごめん」

 簡単な謝罪の言葉をささやき、白髪の男がユニの耳垂じすいにしゃぶりついた。彼女の扇情的な声が漏れるのと同時に乳房への愛撫がさらに激しくなる。
 白髪の男にビキニトップスをずらされそうになるも、涙をにじませながらユニはぎりぎり阻止した。
「正直になりなよ。乳首をこんなに硬くできるのは男との激しいセックスが好きな証拠」
「かた、くなん……てぇっ!」
 水着の上からユニの左右の乳首をそれぞれに白髪の男が親指と人差し指で力一杯ひねる。白いフリルビキニの彼女は膝から崩れ落ちそうになり彼の厚めの胸板にその小さな背中を寄りかからせる。
「思い出してもらえたかな、デカ乳お姉さん」
 再び白髪の男が指先を操ると彼女が黄色い声を大胆に漏らす。
 硬く立つ乳首にひっかかるのも気にせず白髪の男は力任せにビキニトップスを引っ張り上げた。露わになったユニの色白で豊満な乳房が上下に揺れる。

 東障子の向こう側にいる男たちにはマジックミラーにはばまれて白髪の男やユニは見えてないが、彼らの視線を気にするように半裸の彼女がずらし上げられたビキニトップスを元の位置に戻して薄桃色の乳首を隠そうと。
「お兄さんたちにもサービスしてあげないと」
 後ろからユニのほっそりした両手首をつかみ、白髪の男が東障子のガラス面に薄桃色の乳首を押しつけるように彼女にぐいぐいと密着している。
 ここからは……この人からは逃げられ。
「お兄さんたちは運が悪いよね。せっかくのデカ乳お姉さんのストリップショーを楽しめないなんて」
 身体を反転させられ白髪の男と向かい合わせになったのとほとんど同時にユニが唇を奪われる。屈強な彼への抵抗の無意味さを理解したからか彼女もぎこちなくではあるが能動的に舌を絡ませた。

「素直になってくれて嬉しいよ」
 あからさまにつくられた笑顔を見せた白髪の男の冷酷な目つきに悪寒が走ったのかユニが鳥肌を立たせる。
「積極的にキスしてくれたし、そろそろデカ乳お姉さんの名前を教えてもらえますか」
「八雲。八雲……ユニです」
 ユニの名前を聞き出せて、喜んでいたはずの白髪の男が「やっぱりこんなものか」とつぶやく。
 白髪の男に両手を解放されたが乱れた水着を直し乳首を隠そうとせずに東障子の前で彼女はたたずんだまま。
 前触れもなく白髪の男に豊満な乳房をひっぱたかれ、みずみずしい音が響くとユニの表情が歪んだ。
「マゾヒスト?」
「痛いのは嫌いです」
「本当、おれとユニの相性ってバッチリみたい」

 また乳房をひっぱたかれないようにか、ユニが両腕で乳首を隠す姿を見て白髪の男がくつくつと笑う。今度は彼にビンタをされてしまい彼女は壁際のほうへ足をふらつかせる。
「安心してよ、痛みはあるけど傷は一切残らない。そもそもユニはおれの所有物になってくれたんだから大事に扱うのは当然だよね」
「わたしが……あなたのものに」
「あなたじゃなくてナオト。おれの名前はナオトだよ、ユニ。これから死ぬまでたっぷりと弄んでもらえる男の唯一の個人情報」
 今日の楽しい二人の思い出と一緒に脳味噌にしっかりと刻んでおけ、ナオトの命令口調にユニが頷く。
「死人になりたい」
 思わず漏れ出た、この世界の誰にも聞こえないほどの音量の願いごとにユニ自身も目を丸くしていた。
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