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真 編
人気者
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俺は上村真。
大学二年で、間宮傑とは小さい頃から仲良くしていて幼馴染みだ。幼稚園も小学校も同じで大学に入るまでずっと変わらずに一緒の道を歩んで来た。
傑と違うのは家庭環境だけ。
俺の家庭は母子家庭で、母親と俺と二人で暮らしてきた。物心がつく前に父親が交通事故で亡くなり、それからは母親が一人で育ててくれてここまで大きくなれた。
感謝してもしきれないし、親孝行もまだ出来ていない。
大学に入るのにもお金が必要なのに母親は反対しない。
傑と同じ大学に行くのには勉強もしなければならないから夜遅くにもなる。それでも夜食を作ってくれたり、パートの時間を増やしたり俺の為に色々とやってくれて俺は今、此処にいる。
勿論、この状況を傑は知ってはいるけど、どれだけ大変な事なのかまでは多分、分かっていない。そう思わせてるのは俺なのだけれど、時々それが辛くなる。
誰にも迷惑を掛けないように、特に母親に迷惑が掛からないように小さい頃から少しずつ嘘を付くようになった。
最初はほんの小さな嘘だ。
幼稚園の時、同じ組の子に背中を強く押されて転び、膝を怪我したのをキッカケに幼稚園内でイジメが始まる。
「真、その傷…どうしたの?」
お母さんが優しく聞いてくれるけど、何も答えられない。
泣きそうになるのを堪えるので精一杯だった。
ムスッとした俺にそれ以上は聞かず、お母さんはいつも笑っている。
なんでいつもニコニコと笑っていられるのか、小さかった俺には分からない。
同じようなイジメが何回かあった時、またこの間のようにお母さんは笑って何も言わずに居てくれるものだと思っていたけど、今日は違っていた。
「なんで何も話してくれないの?」
とても悲しそうな目で俺を見る。
お母さんの悲しげな顔が、ずっと忘れられない。
この日、初めて小さな嘘をついた。
「ちょっと転んだだけ」
「そっか、痛かったね。真は泣かなくて強い子だね」
子供ながらに嘘はダメだと思っていたけど、褒められて悪い気はしない。
「うん!俺は強い子だよ。もっと強くなってお母さんを守るからね」
守れる保証なんて何処にもないのに、この時の俺は純粋にお母さんを守りたいと思っていた。
「ありがとう、真」
お母さんの一言が俺の励みであり、心を救う。
沢山の愛情を貰っていた。
小さい頃は兎に角、暗くて地味。
根暗だとかネガティブだとか、いい印象は全くと言っていいほど俺にはない。
そんな俺に手を差し伸べてくれたのが傑だ。
俺のヒーローみたいなモノであり、でも飾らないそのままの傑に惹かれていて、一緒に居るのが楽しかった。
家庭の事を知っても態度は変わらなくて、寧ろ相談を聞いてもらう事の方が多かったと思う。楽しくて一緒に居るのが楽だったからこそ、そんな傑に俺は嫉妬してく。
「傑くんは今日も礼儀正しくて偉いわね」
これがお母さんの口癖。
家は近所だし、幼稚園も同じ。
傑とは他の子よりも会う回数も多くて、何かあれば遊びに行かせてもらったり、俺の家にも遊ぼうと来てくれる関係。
嬉しいけど、徐々にこの環境が俺を変えた。
「今日は誰と遊んできたの?」
「傑くん!公園でいっぱい遊んだー」
前よりも少しずつ明るくなって、家にこもっていたのが、いつの間にか外で遊ぶ事が増えている。
「そう、傑くんと仲良く出来た?」
お母さんも喜んでくれるので言うのが楽しい。
「出来たよ!俺、偉い?」
「ええ…凄く偉いわ」
イジメられて一人でいる時よりも笑顔が多くなって、俺も調子に乗っていた。
そこに傑がやって来る…
「真くん真くん、また遊ぼう!」
「うん、いいよ。次は何して遊ぶ?」
「何が良いかな…あ、泥だんご作ろうよ」
幼稚園が終わっても家が近いから直ぐ来てくれる。
この時は傑のお母さんも一緒だった。
「いつも傑が遊んで貰って、ありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ真がお世話になってます」
お母さん同士も仲良くて、俺等が遊んでる時は公園のベンチに座って会話をしている。
それは普通の光景で、会話の内容なんて子供の俺等は気にしていない。
二人で夢中になって泥だんごを作り、完成させる。
見た目は少し不器用だけど、お母さんなら喜んでくれる。褒めてくれると思って、二人で作った泥だんごをお互いが持って座っているお母さんの元へ走る。
「お母さん、真くんと泥だんご作ったよ」
「上手く出来たね。お母さんが作るよりも綺麗」
傑は自分のお母さんに褒めて貰っている。
「ねぇねぇ…俺のだって上手く出来たんだよ」
俺はお母さんに少し歪で不器用な泥だんごを見せた。
「本当ね。真も上手く出来て凄いわ」
上手く出来た事に対してお母さんは褒めてくれたけど、俺だけを褒めて欲しかった。
真〔も〕ってなんだと思い、折角作った泥だんごを俺は地面に叩きつける。
叩きつけられた泥だんごは飛び散り、お母さんの服が汚れた。ただ俺は、自分だけが褒められたいという気持ちがいっぱいで、汚れるなんて考えられるほど大人ではない。
それはお母さんも分かっていると思うけど、声を上げる。
「何してるの!折角二人で作った泥だんごを何でそんな風にするの?」
傑を庇うような言い方に、俺は余計腹が立った。
幼馴染みと言うだけで、近くに居ると言うだけでお母さんは俺と傑を比べるようになった。
こんな事になるなら、お母さんの子供でいるのを辞めたいとさえ思ったけど、小さい俺は行く宛もない。この状況に耐えるしか方法がない。
俺は過ぎ行く日々をただ、耐える。
お母さんに褒めて貰いたくて、俺だけを見て欲しくて、何でも競った。かけっこでも、遊ぶのでも…
兎に角、何でもいい。褒められるものなら。
小学生になってもその気持ちは変わらない。
テストでいい点を取ったり、運動を頑張ったり無我夢中で色々な事をやった。
だけど、傑には勝てない。
何をしても人気者の傑に、勝っているという実感が何も湧かなくて孤独だと感じる。
「こんな点数じゃ、アイツには勝てない…」
そう呟いては丸めたテストを何度、投げ捨ててやろうかと思ったことか。
でも、振り上げた手を止めてくれるのは傑だ。
「点数なんて関係ないよ。真はいつも頑張ってるじゃん」
俺の気持ちなんてこれっぽっちも分からないクセに、偽善者ぶりやがって…
人気者のお前には俺の気持ちは分からないと、俺は決め付けていた。決め付けていただけで、俺も傑の気持ちを何も分かっていない。分かろうともしていない。
傑なりの優しさに俺は逃げていた。
大学二年で、間宮傑とは小さい頃から仲良くしていて幼馴染みだ。幼稚園も小学校も同じで大学に入るまでずっと変わらずに一緒の道を歩んで来た。
傑と違うのは家庭環境だけ。
俺の家庭は母子家庭で、母親と俺と二人で暮らしてきた。物心がつく前に父親が交通事故で亡くなり、それからは母親が一人で育ててくれてここまで大きくなれた。
感謝してもしきれないし、親孝行もまだ出来ていない。
大学に入るのにもお金が必要なのに母親は反対しない。
傑と同じ大学に行くのには勉強もしなければならないから夜遅くにもなる。それでも夜食を作ってくれたり、パートの時間を増やしたり俺の為に色々とやってくれて俺は今、此処にいる。
勿論、この状況を傑は知ってはいるけど、どれだけ大変な事なのかまでは多分、分かっていない。そう思わせてるのは俺なのだけれど、時々それが辛くなる。
誰にも迷惑を掛けないように、特に母親に迷惑が掛からないように小さい頃から少しずつ嘘を付くようになった。
最初はほんの小さな嘘だ。
幼稚園の時、同じ組の子に背中を強く押されて転び、膝を怪我したのをキッカケに幼稚園内でイジメが始まる。
「真、その傷…どうしたの?」
お母さんが優しく聞いてくれるけど、何も答えられない。
泣きそうになるのを堪えるので精一杯だった。
ムスッとした俺にそれ以上は聞かず、お母さんはいつも笑っている。
なんでいつもニコニコと笑っていられるのか、小さかった俺には分からない。
同じようなイジメが何回かあった時、またこの間のようにお母さんは笑って何も言わずに居てくれるものだと思っていたけど、今日は違っていた。
「なんで何も話してくれないの?」
とても悲しそうな目で俺を見る。
お母さんの悲しげな顔が、ずっと忘れられない。
この日、初めて小さな嘘をついた。
「ちょっと転んだだけ」
「そっか、痛かったね。真は泣かなくて強い子だね」
子供ながらに嘘はダメだと思っていたけど、褒められて悪い気はしない。
「うん!俺は強い子だよ。もっと強くなってお母さんを守るからね」
守れる保証なんて何処にもないのに、この時の俺は純粋にお母さんを守りたいと思っていた。
「ありがとう、真」
お母さんの一言が俺の励みであり、心を救う。
沢山の愛情を貰っていた。
小さい頃は兎に角、暗くて地味。
根暗だとかネガティブだとか、いい印象は全くと言っていいほど俺にはない。
そんな俺に手を差し伸べてくれたのが傑だ。
俺のヒーローみたいなモノであり、でも飾らないそのままの傑に惹かれていて、一緒に居るのが楽しかった。
家庭の事を知っても態度は変わらなくて、寧ろ相談を聞いてもらう事の方が多かったと思う。楽しくて一緒に居るのが楽だったからこそ、そんな傑に俺は嫉妬してく。
「傑くんは今日も礼儀正しくて偉いわね」
これがお母さんの口癖。
家は近所だし、幼稚園も同じ。
傑とは他の子よりも会う回数も多くて、何かあれば遊びに行かせてもらったり、俺の家にも遊ぼうと来てくれる関係。
嬉しいけど、徐々にこの環境が俺を変えた。
「今日は誰と遊んできたの?」
「傑くん!公園でいっぱい遊んだー」
前よりも少しずつ明るくなって、家にこもっていたのが、いつの間にか外で遊ぶ事が増えている。
「そう、傑くんと仲良く出来た?」
お母さんも喜んでくれるので言うのが楽しい。
「出来たよ!俺、偉い?」
「ええ…凄く偉いわ」
イジメられて一人でいる時よりも笑顔が多くなって、俺も調子に乗っていた。
そこに傑がやって来る…
「真くん真くん、また遊ぼう!」
「うん、いいよ。次は何して遊ぶ?」
「何が良いかな…あ、泥だんご作ろうよ」
幼稚園が終わっても家が近いから直ぐ来てくれる。
この時は傑のお母さんも一緒だった。
「いつも傑が遊んで貰って、ありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ真がお世話になってます」
お母さん同士も仲良くて、俺等が遊んでる時は公園のベンチに座って会話をしている。
それは普通の光景で、会話の内容なんて子供の俺等は気にしていない。
二人で夢中になって泥だんごを作り、完成させる。
見た目は少し不器用だけど、お母さんなら喜んでくれる。褒めてくれると思って、二人で作った泥だんごをお互いが持って座っているお母さんの元へ走る。
「お母さん、真くんと泥だんご作ったよ」
「上手く出来たね。お母さんが作るよりも綺麗」
傑は自分のお母さんに褒めて貰っている。
「ねぇねぇ…俺のだって上手く出来たんだよ」
俺はお母さんに少し歪で不器用な泥だんごを見せた。
「本当ね。真も上手く出来て凄いわ」
上手く出来た事に対してお母さんは褒めてくれたけど、俺だけを褒めて欲しかった。
真〔も〕ってなんだと思い、折角作った泥だんごを俺は地面に叩きつける。
叩きつけられた泥だんごは飛び散り、お母さんの服が汚れた。ただ俺は、自分だけが褒められたいという気持ちがいっぱいで、汚れるなんて考えられるほど大人ではない。
それはお母さんも分かっていると思うけど、声を上げる。
「何してるの!折角二人で作った泥だんごを何でそんな風にするの?」
傑を庇うような言い方に、俺は余計腹が立った。
幼馴染みと言うだけで、近くに居ると言うだけでお母さんは俺と傑を比べるようになった。
こんな事になるなら、お母さんの子供でいるのを辞めたいとさえ思ったけど、小さい俺は行く宛もない。この状況に耐えるしか方法がない。
俺は過ぎ行く日々をただ、耐える。
お母さんに褒めて貰いたくて、俺だけを見て欲しくて、何でも競った。かけっこでも、遊ぶのでも…
兎に角、何でもいい。褒められるものなら。
小学生になってもその気持ちは変わらない。
テストでいい点を取ったり、運動を頑張ったり無我夢中で色々な事をやった。
だけど、傑には勝てない。
何をしても人気者の傑に、勝っているという実感が何も湧かなくて孤独だと感じる。
「こんな点数じゃ、アイツには勝てない…」
そう呟いては丸めたテストを何度、投げ捨ててやろうかと思ったことか。
でも、振り上げた手を止めてくれるのは傑だ。
「点数なんて関係ないよ。真はいつも頑張ってるじゃん」
俺の気持ちなんてこれっぽっちも分からないクセに、偽善者ぶりやがって…
人気者のお前には俺の気持ちは分からないと、俺は決め付けていた。決め付けていただけで、俺も傑の気持ちを何も分かっていない。分かろうともしていない。
傑なりの優しさに俺は逃げていた。
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