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第三章
57.黒霧の蝿
不規則に蠢きながら、突然猛スピードで突進してくる蝿。
ジェラルドはとっさに剣を振るって切り裂こうとするが、霧でできている蝿の体を何の手ごたえもなくすり抜けた。剣が薙ぎ払った部分に一閃の隙間ができるが、瞬きの間には何事もなかったように復元されている。
当然ダメージになっているはずもなく、蝿はスピードを落とさず真っ直ぐクロヴィスに向かっていく。
クロヴィスはとっさに剣を構えて防御態勢を取るが、先ほどの光景を見るにおそらく意味はない。
「〈防御〉」
蝿がクロヴィスにぶつかる直前、とっさにミハイルが防御魔法を重ね掛けする。
幸いにも蝿の体当たりは魔法に弾かれて霧散し、クロヴィスには傷ひとつついていない。しかし相当強い突進だったようで、たった一撃で防御魔法にひびが入っただけではなくクロヴィスもよろけた。
「っ、助かったよ、ミハイル殿」
「朝から魔力の消耗が激しくて、悪いけど張り直す余裕はないよ。病み上がりでも、頑張って避けてね」
「私も魔法が使えるから、ミハイル殿はコハクを守ってくれ。あの虫、魔法攻撃ならまだ効くみたいだ」
クロヴィスの言葉を証明するように、防御魔法と正面衝突し霧散したはずの蝿は再び形を取り戻して苦しそうに身を震わせていた。
威嚇するように羽を震わせているが、警戒態勢に入ったのかすぐに攻撃を仕掛けてくる様子はない。
(少し知性はあるみたいだけど、行動自体は普通の虫とそう変わらないようね)
ミハイルは朝から色んな魔法を使ってきたから、私が攻撃した方がいいだろう。
それに、こういう闇属性っぽい敵は聖女の方が有利に戦えるはず。無視に嫌悪感を抱きつつ、私は魔力を練り上げた。
「ファイア!」
「ギィィィ!」
虫だからという安直な理由で、私は火魔法を虫にぶつける。予想通り効果はてきめんで、耳障りな羽音を立てて蝿が藻掻いた。
蝿の反応を見るや否や、クロヴィスも火魔法を立て続けに蝿にぶつける。
「効いてるぞ!」
蝿の苦しむ様子に、わずかに緊張が緩んだのも束の間。全身を燃やされながらも、蝿は大きくその身を震わせた。途端、その口があると思わしき場所からブレスのように黒い靄が吐き出される。
「攻撃が来るぞ!」
ジェラルドが叫ぶと同時に、その黒い靄は一気に襲いかかってきた。まるで意思を持っているかのようにうねり、私たちの周りを取り囲む。
戦闘経験のない私でも分かる。先ほどの突撃と比べものにもならないほどの大技だ。
「ギギ、ギ」
部屋を埋め尽くさんばかりの霧で視界が悪い中、私に狙いを定めた蝿が鋭い動きでこちらに向かって突進してきた。
「っ……!」
明確な殺意を前に、思わず足がすくむ。その一瞬の遅れが致命的な隙となる。
(まずい、避けられない!)
慌てて防御魔法を唱えるも、たぶん間に合わない。
しかし痛みを覚悟して体に力を入れた瞬間、目の前にミハイルが飛び出してきた。
「ミハイルさん!?」
覆い隠すように私を抱きしめた直後、蝿の体当たりがミハイルに直撃する。その衝撃は尋常ではなく、ミハイルの体が大きく揺れて私にも振動が伝わる。
先ほどよりも強い一撃は容赦なく防御魔法を割り、ミハイルの肩に蝿の足が突き刺さる。
「ぐっ……はは、魔法は計画的に使わないとダメだね」
痛みに顔を歪めながらも、ミハイルは私を離さなかった。
右肩の傷が無防備に晒され、そこに蝿の霧がまとわりつき、じわじわと黒い痕が広がっていく。そんな状況でも、ミハイルはいつも通りの笑みを浮かべた。
「コハクちゃん、怪我してない?」
「ミハイルさんがかばってくれたので、私はなんともありません! それよりも、今すぐに治療を――」
「聖女だってバレるからだめ。ぼくは大丈夫だから、先にあの化け物を倒して。これ以上放っておいたら全員危険だよ」
荒い呼吸を繰り返すミハイルの姿に、胸の中で怒りが沸き上がる。
ただ逃げるしかできない自分をやめたくて魔法を頑張って勉強したのに、これじゃ意味がない。
深呼吸を一つして、全身の魔力を指先に集中させる。ただ全力の魔法じゃ、蝿の足が刺さったミハイルにまでダメージが飛んでいく。しかし触れられない以上、その足を抜くこともできない。
(あの霧は、治癒魔法によって国王の体から追い出された。なら、この蝿も苦手としているはずよね)
ちらりとクロヴィスたちに目を向ければ、黒い霧に苦戦しているのが視える。二人とも死にかけていたから、まだ本調子ではないのだろう。
今ならこっそり治癒魔法を使っても、気付かれないはずだ。
「え、コハクちゃん?」
戸惑ったような声をあげるミハイルを無視して、その肩に突き刺さっている蝿の足に手をかざす。本音を言えばものすごく気持ち悪かったが、今はそんなことを言っている場合じゃない。
金色の魔力が見えないように、細心の注意を払って治癒魔法を使う。すると予想が当たっていたようで、蝿の足は一瞬大きく揺らいだ。
「っ」
痛みにミハイルが呻くも、ここで手を緩めるわけにはいかない。心を鬼にして魔力を流せば、蝿の足は少しずつ形を保てなくなっていった。そして溶けるように霧散したかと思えば、鼓膜が破れんばかりの悲鳴を上げる。
「ギギァァァ!」
足がミハイルから抜けたことで、蝿は再び宙に逃れた。
ジェラルドはとっさに剣を振るって切り裂こうとするが、霧でできている蝿の体を何の手ごたえもなくすり抜けた。剣が薙ぎ払った部分に一閃の隙間ができるが、瞬きの間には何事もなかったように復元されている。
当然ダメージになっているはずもなく、蝿はスピードを落とさず真っ直ぐクロヴィスに向かっていく。
クロヴィスはとっさに剣を構えて防御態勢を取るが、先ほどの光景を見るにおそらく意味はない。
「〈防御〉」
蝿がクロヴィスにぶつかる直前、とっさにミハイルが防御魔法を重ね掛けする。
幸いにも蝿の体当たりは魔法に弾かれて霧散し、クロヴィスには傷ひとつついていない。しかし相当強い突進だったようで、たった一撃で防御魔法にひびが入っただけではなくクロヴィスもよろけた。
「っ、助かったよ、ミハイル殿」
「朝から魔力の消耗が激しくて、悪いけど張り直す余裕はないよ。病み上がりでも、頑張って避けてね」
「私も魔法が使えるから、ミハイル殿はコハクを守ってくれ。あの虫、魔法攻撃ならまだ効くみたいだ」
クロヴィスの言葉を証明するように、防御魔法と正面衝突し霧散したはずの蝿は再び形を取り戻して苦しそうに身を震わせていた。
威嚇するように羽を震わせているが、警戒態勢に入ったのかすぐに攻撃を仕掛けてくる様子はない。
(少し知性はあるみたいだけど、行動自体は普通の虫とそう変わらないようね)
ミハイルは朝から色んな魔法を使ってきたから、私が攻撃した方がいいだろう。
それに、こういう闇属性っぽい敵は聖女の方が有利に戦えるはず。無視に嫌悪感を抱きつつ、私は魔力を練り上げた。
「ファイア!」
「ギィィィ!」
虫だからという安直な理由で、私は火魔法を虫にぶつける。予想通り効果はてきめんで、耳障りな羽音を立てて蝿が藻掻いた。
蝿の反応を見るや否や、クロヴィスも火魔法を立て続けに蝿にぶつける。
「効いてるぞ!」
蝿の苦しむ様子に、わずかに緊張が緩んだのも束の間。全身を燃やされながらも、蝿は大きくその身を震わせた。途端、その口があると思わしき場所からブレスのように黒い靄が吐き出される。
「攻撃が来るぞ!」
ジェラルドが叫ぶと同時に、その黒い靄は一気に襲いかかってきた。まるで意思を持っているかのようにうねり、私たちの周りを取り囲む。
戦闘経験のない私でも分かる。先ほどの突撃と比べものにもならないほどの大技だ。
「ギギ、ギ」
部屋を埋め尽くさんばかりの霧で視界が悪い中、私に狙いを定めた蝿が鋭い動きでこちらに向かって突進してきた。
「っ……!」
明確な殺意を前に、思わず足がすくむ。その一瞬の遅れが致命的な隙となる。
(まずい、避けられない!)
慌てて防御魔法を唱えるも、たぶん間に合わない。
しかし痛みを覚悟して体に力を入れた瞬間、目の前にミハイルが飛び出してきた。
「ミハイルさん!?」
覆い隠すように私を抱きしめた直後、蝿の体当たりがミハイルに直撃する。その衝撃は尋常ではなく、ミハイルの体が大きく揺れて私にも振動が伝わる。
先ほどよりも強い一撃は容赦なく防御魔法を割り、ミハイルの肩に蝿の足が突き刺さる。
「ぐっ……はは、魔法は計画的に使わないとダメだね」
痛みに顔を歪めながらも、ミハイルは私を離さなかった。
右肩の傷が無防備に晒され、そこに蝿の霧がまとわりつき、じわじわと黒い痕が広がっていく。そんな状況でも、ミハイルはいつも通りの笑みを浮かべた。
「コハクちゃん、怪我してない?」
「ミハイルさんがかばってくれたので、私はなんともありません! それよりも、今すぐに治療を――」
「聖女だってバレるからだめ。ぼくは大丈夫だから、先にあの化け物を倒して。これ以上放っておいたら全員危険だよ」
荒い呼吸を繰り返すミハイルの姿に、胸の中で怒りが沸き上がる。
ただ逃げるしかできない自分をやめたくて魔法を頑張って勉強したのに、これじゃ意味がない。
深呼吸を一つして、全身の魔力を指先に集中させる。ただ全力の魔法じゃ、蝿の足が刺さったミハイルにまでダメージが飛んでいく。しかし触れられない以上、その足を抜くこともできない。
(あの霧は、治癒魔法によって国王の体から追い出された。なら、この蝿も苦手としているはずよね)
ちらりとクロヴィスたちに目を向ければ、黒い霧に苦戦しているのが視える。二人とも死にかけていたから、まだ本調子ではないのだろう。
今ならこっそり治癒魔法を使っても、気付かれないはずだ。
「え、コハクちゃん?」
戸惑ったような声をあげるミハイルを無視して、その肩に突き刺さっている蝿の足に手をかざす。本音を言えばものすごく気持ち悪かったが、今はそんなことを言っている場合じゃない。
金色の魔力が見えないように、細心の注意を払って治癒魔法を使う。すると予想が当たっていたようで、蝿の足は一瞬大きく揺らいだ。
「っ」
痛みにミハイルが呻くも、ここで手を緩めるわけにはいかない。心を鬼にして魔力を流せば、蝿の足は少しずつ形を保てなくなっていった。そして溶けるように霧散したかと思えば、鼓膜が破れんばかりの悲鳴を上げる。
「ギギァァァ!」
足がミハイルから抜けたことで、蝿は再び宙に逃れた。
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