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第一章
第三十三部分
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三人はエレベーターに乗った。エレベーターの階を示すボタンには地階二階までであった。
受付嬢はボタンのないところを触っていた。すると、エレベーターは動き出した。
「いったいどこに行くのよ?」
「このエレベーターは地下10階に行きます。市庁舎は危機対応のひとつとして、非公開の地階を保有、管理しております。」
「そうなのね。市庁舎にこんな地階があったなんて知らなかったわ。でもならば、人目を気にする必要もないわね。」
千紗季たちはエレベーターを降りてから普段のアイドル衣装に着替えようとした。
「ちょっとお待ちください。そのままの方が営業成約率が高くなります。」
受付嬢はニコリとした。
長い廊下をセーラー服姿で歩いていく千紗季たち。
「もしかしたら市長は制服フェチなの?限りなく犯罪の臭いがするわ。」
「こちらの部屋にお入りください。市長がお待ちしております。」
「ここまで来たら、入るしかないわね。ぶるぶる。」
「そうだね、センター公方様。ぶるぶる~。」
ふたりとも震えながら、恐る恐るドアを開いて、中に入っていき、茶色のソファーに座っている人物を見た。
「えっ?部屋を間違えたわ。」
慌ててドアの外に出たふたり。
「どうかなさいましたか?」
受付嬢はまだ残っていた。
「部屋の中に市長はいなかったわ。いたのは少年、それもかなりの美少年だったわ。小柄で、ショートカットの金髪、涼しい蒼い瞳に、ブルーの半ズボンを穿いた小学生がいたのよ!」
「それならば問題ありません。アポが入っておりますので、遠慮なく営業なさってください。」
受付嬢は営業スマイルなのか、心がこもっているのか、わからないような笑顔を置いて、去っていった。
「そうなの。って言うことは、市長は小学生!?」
「そんなことないよ。ボクはれっきとしたオトナで、被選挙権もあるんだよ。」
少年らしい澄み切った声が耳に優しい。
「被選挙権!?何歳からだっけ?タミフルは知ってる?」
「タミフルは知ってるよ。市町村長は満25歳以上だよ~。地下ドルはオトナに対して枕営業するんだから、政治のことは知らなきゃダメだよ~!」
「わ、悪かったわね。社会科なんて知らなくても生活には師匠ないんだからねっ!」
師匠はいらないが、支障はあることを認めた状態で、少々意気消沈した千紗季。
「そんなこと、知らなくてもいいよ。これからゆっくりと勉強していけばいいよ。知らないことは恥ずかしいことじゃない。むしろ、知らないことこそ、知ろうとする知的好奇心のタネになるんだよ。」
「いいこと言うわね。見た目子供でもやっぱり市長だわ。」
「お褒めにあずかり光栄だよ。では、枕を見せてもらおうかな。そこのソファーに腰掛けて。」
千紗季とタミフルは市長の向かい側に座った。
「そうね。では枕の説明をするわ。」
相手が市長ということで、千紗季の説明にも熱が入ってきた。
千紗季が見せている枕からわずかに黒い霧が上がってきた。
「もっとよく聞きたいな。こっちに来てよ。」
「わかったわ。」
千紗季は市長の横に座った。すると、市長は千紗季の背中に手を回してきた。
(これは小学生のスキンシップよね。かわいいわ。・・・。じゃないわよね。相手は少なくとも25歳のオトナなんだから。)
受付嬢はボタンのないところを触っていた。すると、エレベーターは動き出した。
「いったいどこに行くのよ?」
「このエレベーターは地下10階に行きます。市庁舎は危機対応のひとつとして、非公開の地階を保有、管理しております。」
「そうなのね。市庁舎にこんな地階があったなんて知らなかったわ。でもならば、人目を気にする必要もないわね。」
千紗季たちはエレベーターを降りてから普段のアイドル衣装に着替えようとした。
「ちょっとお待ちください。そのままの方が営業成約率が高くなります。」
受付嬢はニコリとした。
長い廊下をセーラー服姿で歩いていく千紗季たち。
「もしかしたら市長は制服フェチなの?限りなく犯罪の臭いがするわ。」
「こちらの部屋にお入りください。市長がお待ちしております。」
「ここまで来たら、入るしかないわね。ぶるぶる。」
「そうだね、センター公方様。ぶるぶる~。」
ふたりとも震えながら、恐る恐るドアを開いて、中に入っていき、茶色のソファーに座っている人物を見た。
「えっ?部屋を間違えたわ。」
慌ててドアの外に出たふたり。
「どうかなさいましたか?」
受付嬢はまだ残っていた。
「部屋の中に市長はいなかったわ。いたのは少年、それもかなりの美少年だったわ。小柄で、ショートカットの金髪、涼しい蒼い瞳に、ブルーの半ズボンを穿いた小学生がいたのよ!」
「それならば問題ありません。アポが入っておりますので、遠慮なく営業なさってください。」
受付嬢は営業スマイルなのか、心がこもっているのか、わからないような笑顔を置いて、去っていった。
「そうなの。って言うことは、市長は小学生!?」
「そんなことないよ。ボクはれっきとしたオトナで、被選挙権もあるんだよ。」
少年らしい澄み切った声が耳に優しい。
「被選挙権!?何歳からだっけ?タミフルは知ってる?」
「タミフルは知ってるよ。市町村長は満25歳以上だよ~。地下ドルはオトナに対して枕営業するんだから、政治のことは知らなきゃダメだよ~!」
「わ、悪かったわね。社会科なんて知らなくても生活には師匠ないんだからねっ!」
師匠はいらないが、支障はあることを認めた状態で、少々意気消沈した千紗季。
「そんなこと、知らなくてもいいよ。これからゆっくりと勉強していけばいいよ。知らないことは恥ずかしいことじゃない。むしろ、知らないことこそ、知ろうとする知的好奇心のタネになるんだよ。」
「いいこと言うわね。見た目子供でもやっぱり市長だわ。」
「お褒めにあずかり光栄だよ。では、枕を見せてもらおうかな。そこのソファーに腰掛けて。」
千紗季とタミフルは市長の向かい側に座った。
「そうね。では枕の説明をするわ。」
相手が市長ということで、千紗季の説明にも熱が入ってきた。
千紗季が見せている枕からわずかに黒い霧が上がってきた。
「もっとよく聞きたいな。こっちに来てよ。」
「わかったわ。」
千紗季は市長の横に座った。すると、市長は千紗季の背中に手を回してきた。
(これは小学生のスキンシップよね。かわいいわ。・・・。じゃないわよね。相手は少なくとも25歳のオトナなんだから。)
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