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第二章
第十五話・お兄ちゃんの小えっち!
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桃羅は手を胸の前に持ってきて、なにやらこねている。
次の瞬間、何かを大悟に投げつけた。
大悟は即座にブランコの板を顔に移動させた。
『カンカンカン』という金属音。
「飛ばしたのは手裏剣か。魔力を飛ばすことができるようになったんだ。桃羅、腕をあげたな。」
大悟はブランコを防御に使っていた。魔境放眼を利用したワザである。
「どういたしまして。いつも桃羅ノイズを練っているから、幅広く応用が利くようになったんだよ。」
さらに桃羅はやり投げの体勢から攻撃を仕掛けた。大悟は砂場に手を入れて、腕を砂で覆いガードした。
「お兄ちゃん、攻撃はしてこないの?」
「嫁入り前の妹を傷モノになんてできない。」
「嫁にならいつでもなってあげるんだけど。でももらってくれるのがお兄ちゃんなら傷モノはイヤだね。新品で渡したいよ。だからお兄ちゃんの攻撃はどちらにしても受けられないね。」
「ああ、その意気だ。もっともオレが嫁プレゼントを受けることはないだろうけど。」
「まだそんなこと言ってるんだ。攻撃ができない状態で地獄に行って戦えるの?ならばせめてパンチラ見てよ。」
「ならば見せろよ。」
「えっ。えええ?そ、そんなスケベな!お兄ちゃんの小えっち!」
「そうさ。オレはえっちなんだ。さあさあさあ。見せるんだ、スカートの中のお宝を!」
「い、いやだあ!」
後ずさりする桃羅に戸惑うことなく、大悟は桃羅のスカートを全力で捲った。
桃太郎のイラストが街灯に照らされる。
次の瞬間、何かを大悟に投げつけた。
大悟は即座にブランコの板を顔に移動させた。
『カンカンカン』という金属音。
「飛ばしたのは手裏剣か。魔力を飛ばすことができるようになったんだ。桃羅、腕をあげたな。」
大悟はブランコを防御に使っていた。魔境放眼を利用したワザである。
「どういたしまして。いつも桃羅ノイズを練っているから、幅広く応用が利くようになったんだよ。」
さらに桃羅はやり投げの体勢から攻撃を仕掛けた。大悟は砂場に手を入れて、腕を砂で覆いガードした。
「お兄ちゃん、攻撃はしてこないの?」
「嫁入り前の妹を傷モノになんてできない。」
「嫁にならいつでもなってあげるんだけど。でももらってくれるのがお兄ちゃんなら傷モノはイヤだね。新品で渡したいよ。だからお兄ちゃんの攻撃はどちらにしても受けられないね。」
「ああ、その意気だ。もっともオレが嫁プレゼントを受けることはないだろうけど。」
「まだそんなこと言ってるんだ。攻撃ができない状態で地獄に行って戦えるの?ならばせめてパンチラ見てよ。」
「ならば見せろよ。」
「えっ。えええ?そ、そんなスケベな!お兄ちゃんの小えっち!」
「そうさ。オレはえっちなんだ。さあさあさあ。見せるんだ、スカートの中のお宝を!」
「い、いやだあ!」
後ずさりする桃羅に戸惑うことなく、大悟は桃羅のスカートを全力で捲った。
桃太郎のイラストが街灯に照らされる。
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