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第三章
第三話
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「そいつは、極度の虫恐怖症なんだよ。この下級天使の宇佐鬼桃羅はよ。」
「アンちゃん!」
「その名前で呼ぶな。あたいは委員長でいいんだよ。宇佐鬼桃羅。どうして教室に来る気になったんだよ。二度とここに来れないように、調教してやったはずだけど。超教師生徒なんちゃって。あたい、ウマい!プププ。」
「アンちゃん、じゃなかった、委員長。やっとここに帰ってきたよ。今度こそ、負けないよ。負けた原因をじっくり分析してきたんだからね。」
「ほほう。これだけクラスのみんなに迷惑かけて、どのツラ下げて、この教室に足を踏み入れたんだよ。どれ、分析の成果とやらを見せてもらおうじゃないか。あっ、ハエが飛んでる!」
「えええ?ど、どこ?」
「そのガスマスクの視野の外だから見えないだろう。ほら、お前の頭のてっぺんに止まってるぞ。一旦停止の頭部東上線ってわけだ。あたい、ウマい!プププ。」
「きゃああああああ~!」
「分析の成果はどうしたんだ?」
「分析したけど、対策は大作だから大錯したんだよ!」
桃羅は防御服の上からから耳を塞いで、跪いてしまった。
「桃羅は完全にパニックに陥ってますわ。」
大悟が桃羅を抱きかかえるようにしている。
「お兄ちゃん~!アンちゃんがひどいんだよ~。モモが教室を出て部室に引きこもったのも、アンちゃんがイジメたからなんだよ~。モモの机の中は毛虫だらけ、椅子の上には数百匹のクモを置くし、ゴキ●リはどんどん飛行させるし~。」
「まあ、なんとヒドいことを。クラス委員長にあるまじき行為ではありませんか。」
「虫けら、虫けら~。」
「ひゃあああ!虫はやめて~!」
桃羅は床にへばりついてしまった。
「宇佐鬼桃羅。まるでゴキ●リだな。」
「いやああああ!ゴキ●リ!やめて~!その名前だけで気が狂いそう!」
桃羅は恐怖のあまり、ガスマスクを投げ捨てて、床に顔をこすりつけた。薄いピンクのキレイな顔が茶色くなっている。
「ほら、大好きなゴキ●リだよ。」
委員長は平べったい茶色の楕円形物体を桃羅に投げた。
「うぎゃあああ~!バタン。」
桃羅は動きを停止して、全破壊滅した。ピクピクと痙攣しているので、命に別状はない?
「これは柿の種のデカいやつだ。衛生上は問題ないよ。でもお前の頭では衛星が旋回してるな。あたい、ウマい!プププ。」
「もうおやめなさい。委員長。」
「アンちゃん!」
「その名前で呼ぶな。あたいは委員長でいいんだよ。宇佐鬼桃羅。どうして教室に来る気になったんだよ。二度とここに来れないように、調教してやったはずだけど。超教師生徒なんちゃって。あたい、ウマい!プププ。」
「アンちゃん、じゃなかった、委員長。やっとここに帰ってきたよ。今度こそ、負けないよ。負けた原因をじっくり分析してきたんだからね。」
「ほほう。これだけクラスのみんなに迷惑かけて、どのツラ下げて、この教室に足を踏み入れたんだよ。どれ、分析の成果とやらを見せてもらおうじゃないか。あっ、ハエが飛んでる!」
「えええ?ど、どこ?」
「そのガスマスクの視野の外だから見えないだろう。ほら、お前の頭のてっぺんに止まってるぞ。一旦停止の頭部東上線ってわけだ。あたい、ウマい!プププ。」
「きゃああああああ~!」
「分析の成果はどうしたんだ?」
「分析したけど、対策は大作だから大錯したんだよ!」
桃羅は防御服の上からから耳を塞いで、跪いてしまった。
「桃羅は完全にパニックに陥ってますわ。」
大悟が桃羅を抱きかかえるようにしている。
「お兄ちゃん~!アンちゃんがひどいんだよ~。モモが教室を出て部室に引きこもったのも、アンちゃんがイジメたからなんだよ~。モモの机の中は毛虫だらけ、椅子の上には数百匹のクモを置くし、ゴキ●リはどんどん飛行させるし~。」
「まあ、なんとヒドいことを。クラス委員長にあるまじき行為ではありませんか。」
「虫けら、虫けら~。」
「ひゃあああ!虫はやめて~!」
桃羅は床にへばりついてしまった。
「宇佐鬼桃羅。まるでゴキ●リだな。」
「いやああああ!ゴキ●リ!やめて~!その名前だけで気が狂いそう!」
桃羅は恐怖のあまり、ガスマスクを投げ捨てて、床に顔をこすりつけた。薄いピンクのキレイな顔が茶色くなっている。
「ほら、大好きなゴキ●リだよ。」
委員長は平べったい茶色の楕円形物体を桃羅に投げた。
「うぎゃあああ~!バタン。」
桃羅は動きを停止して、全破壊滅した。ピクピクと痙攣しているので、命に別状はない?
「これは柿の種のデカいやつだ。衛生上は問題ないよ。でもお前の頭では衛星が旋回してるな。あたい、ウマい!プププ。」
「もうおやめなさい。委員長。」
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