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第1章 第1話:うその木と未来の実
しおりを挟むもりの ひろばの まんなかに、ふしぎな きが たっていました。
その きは「うそのき」と よばれていて、「うその ことば」で そだつと いわれています。
きが じゅうぶんに そだつと、「みらいの み」が なると しんじられていました。
そして その みを たべると、りそうの みらいが やってくると、もりの どうぶつたちは しんじていたのです。
だから どうぶつたちは、まいにち ちいさな うそを くちに していました。
でも きには まだ、 みが ひとつも ついていません。
きの まえには、もりの さいばんかん、フクロウの ホウホウが しずかに たっていました。
ホウホウは ことばに とても きびしくて、いつも だまったまま。
きにも なにも かたりません。
かぜが ホウホウの はねを ゆらし、きの かげが じめんに ふしぎな もようを えがいていました。
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