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第3章 第17話:ネネの沈黙と涙の証言
しおりを挟むネネは、きの ねもとに たちました。
なにも いわず、ただ きに そっと てを ふれます。
なみだが ひとつぶ、じめんに おちました。
どうぶつたちは だれも はなしません。
ネネの きもちが、ことばを こえて つたわってきたからです。
ホウホウは ネネの そばに たち、はねを ひろげずに、しずかに よりそいました。
そのとき、きが おおきく ゆれて、えだの さきに ひかる みが ひとつ、ゆっくりと めぶきました。
ネネの ちんもくは、やさしい うそでした。
ほんとうの きもちを、なみだに つつんで つたえたのです。
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