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第4章 第22話:木の根もと
しおりを挟むほかの どうぶつたちも、ホウホウにつづいて、そっと みを くちにしました。
ミナミも、なみだを ふきながら、ちいさな みを かじりました。
そして、ぽつりと つぶやきました。
「……ほんとうのことって、こわいけど、あたたかいね」
リッカは、すこし てれた かおで、わらいながら いいました。
「みらい なんて くだらないって いったけど…
ほんとは、だれかと いっしょに わらえる みらいが ほしかった」
コンは、しずかに めみつめながら、ぽつりと いいました。
「しんじてもらえなかったのが こわかった。
だから、しんじてくれる だれかを、ずっと さがしてた」
ネネは、なにも いわずに、なみだを ひとつぶ、そっと ながしました。
ホウホウが ネネの となりに すわり、しずかに よりそいました。
きのえだには、あたらしい みが いくつも うまれ、そらは やわらかく ひかっていました。
ウソも ほんとうも、ことばは だれかの こころに とどくための うつわ。
ときに、ことばは だれかを きずつけてしまうことも ある。
でも、つたえようとする きもちが あれば、そのことばは、だれかをすくう ひかりにも なる。
だからこそ、かたることを こわがらずに、こころからの ことばを、そっと てわたしていこう。
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