妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter19(合コン編)

Chapter19-⑦【エロティカ・セブン】

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「俺のポロパンはケツに穴が開いているから、丁度いいぞ!」
吊されているセイジが大声で言った。
「ナイス、セイジ!」タイチが同調する。
キョウヘイが手に持ったディルドは優に20センチを越えていた。
セイジとマモルの巨根と比べてもやや大きい。
このサイズに堪えられるか、試金石だろう。
「ユーキ、入れるよ。」
キョウヘイがオイルを注ぎ、ディルドを突き立てる。
「あっあ!たまんねぇ!」
ユーキは身体をよじって、快楽を表現した。
「おらっ!何ヨガっているんだよ!」
キョウヘイがユーキの尻を叩く。
実の兄を犯す、妙な興奮を覚えた様だ。
「ほら、口枷だ。」
マモルがキョウヘイに渡す。
それをユーキの口に装着する。
「がぁぁぁ!」
口を覆われたユーキの声が、一層妖しい呻き声になった。
キョウヘイが更に押し込むと、尻を振って喜ぶ。
流石のユーキでも、そう簡単には全部入り切らない。
キョウヘイも汗だくだ。
「おりゃ!」キョウヘイは掛け声と共に、全力で押し入れた。
『ズボッ!』音が響き、全てを飲み込んだ。
塞がれたアナルに称賛の拍手が沸き起こる。
「じゃあ、ユーキは一回休みだね。」
キョウヘイが一仕事を終えて、汗を拭う。
「早く下ろせよ!足が攣りそうだ!」
セイジが叫んだ。
ドアノブに結んであるロープを緩める。
「ヤマトさん、ありがとう。」
後ろ手の縄を解くと、セイジが礼を言った。
眼前に迫った股間を直視する。
巨根は雄々しく勃起し、亀頭部が濡れていた。
伸縮性のあるスパッツを持ち上げ、先走りを垂らしている。
視線を外せない。
「そんなガン見するなよ。照れるぜ。」
浅黒い顔が真っ赤に染まる。
「あっ、ゴメン。」
慌ててテーブルに戻り、一気にビールを飲み込んだ。
 
「今度は俺が選ぶよ。
次は奴隷から決めない?」
キョウヘイが提案する。
「おお、いいね!奴隷、プレイ、王様の順で決めようぜ!」
タイチもノリノリだ。
キョウヘイはセイジのカードを戻し、ユーキの分を抜いて掻き混ぜる。
5枚の中から選ばれたのは、『ヤマト』だった。
「マ、マジ!」不安と期待が入り乱れ、声が大きくなった。
「次はプレイカードだ。」
キョウヘイが息を止めて、カードを捲る。
『コンドームをした王様が、四つん這いの奴隷のケツを掘る。
奴隷は覆面着用の事。
セーフで頼むぜ!』と書かれていた。
こんな大勢の前で、バックを掘られた経験はない。
頭が混乱し、言葉も出てこない。
「最後に王様を決めるよ。」
キョウヘイが言うと、タイチは両手をガッチリと握り目を瞑る。
セイジはカードを睨んでいた。
ひっくり返ったカードには『タイチ』と書いてあった。
「ヤッター!」タイチが両拳を突き上げる。
落胆したセイジの顔が気になった。
「じゃあ、ヤマトさんは覆面を被ったら、テーブルに手を付くんだ。
そしてケツを高く突き出して。」
滑らかな声が指示をする。
テーブルの回りにはセイジとキョウヘイとマモルがいる。
こんな至近距離で見られることに抵抗を覚えるが、選ばれたのだから仕方ない。
皆、文句を言わずに場を盛り上げているのだ。
盛り下がる事はしたくない。
タイチが背中のジッパーを尻まで下ろす。
「おおっ!この張りのあるケツ、堪んないぜ!」
尻を叩かれ、顔が上がる。
目の前にセイジの顔があった。
喉仏が大きく動く。
 
「よっしゃあ、入れるぞ!エロく行くぜ!
ヤマトさんの喘ぐ顔をしっかりと見ておけよ!」
コンドームを付け終わったタイチは自慢げに言うと、両手を高々と突き上げる。
腰を振って、皆を煽った。
仕事柄か、観客を乗せるのが上手い。
亀頭がアナルに進入してきた。
アナルの広がりを感じるのは久し振りだ。
自然とケツ汁が流れ、潤滑油の代わりになる。
「スゲェ!トロけそうだよ!」
タイチは叫ぶと、容赦なく尻を叩く。
「ぅおぉぉ!」必死に堪えた呻き声が、カラカラの口から漏れ出る。
責め立てるペニスは反り具合が良い上、半端ない固さだった。
次々に様々な部位を突いてくる。
久し振りの快楽と皆の視線で、直ぐに頂点に達しそうだ。
鋼鉄の様な固マラが高速で襲ってきた。
 
 
(つづく)
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