妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter19(合コン編)

Chapter19-⑨【涙サプライズ!】

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「やっぱりシャワー浴びると、気持ちいいや!
あれ?真っ暗。」
バスルームから出て来たユーキが部屋の異変に気付く。
そこで部屋の照明が付いた。
「ハッピーバースデー、ユーキ!」
皆の声が揃い、四方からクラッカーが鳴る。
ユーキは呆然と立ち尽くす。
腰に巻いていたバスタオルが落ち、パイパンのペニスが現れた。
「おおっ!またまたパイパン野郎かよ!」
マモルが茶化す。
「さあ、ロウソクを吹き消せ。」
セイジが手招きする。
能天気なユーキも、さすがに感動している様子だ。
普段からユーキには世話になっている。
日頃の感謝を込めてのサプライズ演出だ。
きっとユーキは目に涙を浮かべ、泣き付いてくるだろう。
感動のシーンを想像すると、自分まで胸が熱くなる。
 
「ありがとう。」
ユーキはそう言うと、駆け寄って来た。
そしてセイジの両手を掴むと、何度も揺すった。
「本当にありがとう。
今まで素直じゃなくて…、ゴメン。」
ユーキは大粒の涙を浮かべいる。
セイジの困惑した視線と搗ち合う。
呆気に取られたが、とりあえず何度も頷く。
このシーンを想定していた如く振る舞う。
「俺、感動しちゃったよ。」
キョウヘイも涙ぐむ。
「それっ、キース!キース!」
タイチが音頭を取る。
キスコールが部屋中に響く。
照れ臭さそうなセイジがユーキの唇を塞ぐ。
泣き顔のユーキのペニスが徐々に起ってくる。
皆、それを見逃さない。
「やっちゃえ!」コールに変わる。
「ここで、いいのか?」
唇を離したセイジが聞く。
ユーキが大きく頷いた。
セイジの照れた表情に卑猥な笑みが加わる。
「おら、テーブルに手を付いて、ケツを突き出せ!」
尻を叩く音が部屋に響く。
「折角ケーキがあるんだ、マラに生クリームを塗っちゃえ。」
セイジがユーキの腰を掴んだ時、マモルが唆す。
「面白いじゃん!」
相槌を打ったタイチがケーキにスプーンを刺す。
掬ったクリームを腰から離れた掌に乗せた。
セイジは己のペニスにクリームを塗りたくる。
雪化粧した巨根がアナルを襲う。
20センチを越えるペニスがズボズボと入って行く。
先程の巨大なディルドが役立った訳だ
皆、初めて見る光景だろう。
全員が息を呑んで見守った。
 
「ユーキ、ロウソクの火を消せよ。」
セイジが腰を振りながら命じた。
「ああ、うおぉぉ!」
淫らな声は目の前の炎を消す事が出来ない。
感動的なシーンは一転して、享楽の宴と化した。
迸る汗を拭いもせずに、セイジは狂った様にユーキを犯す。
皆に見られている状況で一層興奮しているのだろう。
自制心は微塵も感じられない。
その映像を見て、アナルが蠢いた。
セイジの巨根は根本になるほど太くなる。
一番奥まで突かれると、ユーキでも顔を顰めた。
「ぐわあああ!」押し込まれる度に咆哮が耳を劈く。
ユーキのペニスは血管が浮き立ち、亀頭も真っ赤だ。
爆発するのは時間の問題だろう。
掘られているのを自分に置き換えて、欲情した。
マラを扱きたい欲望を必死に抑える。
セイジの汗が飛び散り、顔に掛かった。
キョウヘイも、タイチも、マモルも食い入る様に凝視している。
それを確認し、付着した汗に舌を伸ばす。
「ぐわあああ、イグ、イグ!」
ユーキが背中を仰け反らせ叫ぶ。
「うぉら、我慢しろ!」
セイジが髪の毛を引っ張る。
ユーキが更に仰け反った。
「おおっ!俺もイクぞ!
おら、ぶっ放せ!」
セイジが思い切り尻を叩く。
同時にユーキのザーメンが放物線を描いてテーブルを目指す。
とっさにキョウヘイがケーキを奪い、難を逃れた。
 
「それでは最終決断の時です。
心に決めた人をこの紙に書いて下さい。」
セイジが紙を配る。
軽い気持ちで参加したが、簡単に決められない。
一回だけと、割り切れれば楽なのだが。
テーブルに紙を置くと、ペンを持った。
 
 
(つづく)
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