妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter24(沖縄バトル編)

Chapter24-④【TATTOO】

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「そっちは初顔だな。
リクのTバックを穿いているところを見ると、かなりの兵だな。
俺はクニシゲだ。
ヨロシクな。」
胸を張った男がしたり顔で名乗る。
ディルドが付属されている事を知ってるのだろう。
「俺はヤマトです。どうも。」
視線がサソリから離れない。
「じゃあ、遠慮なく、続きをやらせてもらうぜ。」
リクは胸に顔を埋め、再び乳首を噛む。
痛みによる快感はあるのだが、サソリが気になり没頭出来ない。
リクの頭越しに、クニシゲの視線と搗ち合う。
上唇を舌で舐め、挑発してきた。
「おおぉぉお。もっと強く噛んでくれっ!」
頭を掴み、大声を出す。
クニシゲはニヤニヤしながら、己の胸を揉んだ。
蠢くサソリから目が離せなかった。
 
クニシゲはリクが背中を向けているのをいい事に、大胆な行動を取る。
リュックからぶっ太いストッパー型のディルドを取り出した。
あんな太いのが入るのかと、目を疑う。
きっと暑さの所為で錯覚を見ているのだ。
リクに視線を悟られない様に、喘ぎ声を出し続ける。
尻を向けたクニシゲが六尺を緩めた。
そしてアナルに二本の指を突っ込んだ。
指の間隔を徐々に広げ、中を見せ付ける。
この景色の中で赤い色は不似合いだ。
充分に広がったところで、拳並のディルドをゆっくり押し込む。
入れては出すという行為を繰り返す。
一番幅広い部位に到達した。
アナルは広がり切り、悲鳴をあげている様に見える。
しかし蛇が顎を外して卵を丸呑みするが如く、極太のディルドを飲み込んでいく。
徐々に締まりつつあるアナルを見守り続けた。
「おらっ、どうだ!」
リクが乳首を思い切り噛み、ディルドを押し込む。
「ぐおぉぉ!」視覚と痛覚に刺激を受け、一気に絶頂へ向かう。
「おっと危ねぇ!
そう簡単にはイカせねぇぜ。」
乳首責めが止み、唇を吸われた。
「じゃあ、ガッチリ焼こうぜ。」
リクは俯せになり、日焼け体勢に入る。
仕方なく横たわるが、悶々とした欲情は簡単には去らない。
隣の真っ黒い筋肉に水泡が浮かぶ。
それが妙になまめかしい。
レザーの中で、マラが暴れるのを堪えるしかなかった。
汗が滝の様に流れる。
「ちょっと海に入って来ていい?」
暑さに耐え切れず、聞いてみる。
「ああ、海中は岩場だから、気を付けろ。」
リクが目を閉じたまま言う。
 
ゴーグルを持ち、海に向かう。
干潮なので、中々水嵩が増さない。
やっと腰の深さに達した時、リクの姿はもう認識出来なかった。
しゃがんで肩まで浸かる。
生温かい海水では火照る身体は鎮まらない。
レザーのフロント部分を外し、勃起したマラを自由にしてやる。
窮屈な暗室から解放されたマラは青空を謳歌している様だ。
亀頭を握り、刺激を与える。
快楽が全身を駆け抜けていく。
ゆっくり上下に擦る。
「あああ…。」声が自然と漏れた。
「何だ、センズリ中か!」
背後から声を掛けられ、慌てて振り向く。
クニシゲがニヤけながら立っていた。
急いでフロントのボタンを嵌める。
再び暗室に閉じ込められたくないマラが暴れて妨害した。
「元気がいいな。」
クニシゲが強引に唇を押し付ける。
ねっとりしたキスの後、長い舌が侵入してきた。
背筋がゾクッとする。
しゃがみ込んだクニシゲは玉ごと口に含んだ。
蛇に睨まれた蛙の様に動けない。
リクが見ているのではないかと、浜辺に視線を送る。
「リクなら寝てるぜ。
あいつはヤッているか、寝てるかのどっちかだ。」
視線の先に気付いたクニシゲが言う。
頬を挟み、引き離そうと試みる。
だが思いとは逆に、引き寄せている自分がいた。
快楽と嫌悪の間で、膝が震える。
正に腰砕け状態だ。
クニシゲの空いた手がアナルに移動した。
ディルドをぐいぐい押し込んでくる。
「あっ、あっ、ああっ!」
崩れそうになる膝で必死に堪えた。
 
 
(つづく)
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