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番外編2(Physical Attraction)
番外編-⑤【Just A Dream】
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そこには良く焼けた三人がおもいおもいに焼いていた。
年齢は皆40才前後だろうか。
ペットボトルを手渡され、勧められたスペースに仕方なく座る。
「それにしても、この兄ちゃんは一際派手だな。
エロくて、イケてるぜ!」
六尺を締めた男に肩を叩かれた。
恥ずかしくて、視線を上げれない。
しかし恥ずかしい思いとは裏腹に、マラからは先走りが止まらなかった。
「俺はリュウ、こっちのビキニがケン、スパッツ穿いているのがイチだ。
よろしくな。兄ちゃん達は付き合っているのかい?」
肩に置かれていた手が胸に下りていく。
「俺はヨシヒデといいます。
まあ付き合っているというか、先輩は俺の飼い犬っすよ。」
事もなげに言う。
「こんな淫乱は犬を飼えて、ヨシヒデ君は幸せだな。」
リュウの指が乳首で止まる。
「ええ、年上の従順な犬は便利っすよ。
躾ければ何でもしますから。」
ヨシヒデは煙草に火を点けると、旨そうに煙を吐き出した。
「従順さなら、イチも負けてないぜ。」
指先の力が強まる。
頭に霞が掛かっていく様だ。
乳首からの快感が増していく中、イチを眺める。
イチは三人の中では一番若く見え、同年代に思えた。
リュウもケンも良く焼けているが、イチは桁が違う。
全身チョコレートコーティングされている様だ。
乳首を掴んだままのリュウが自身の股間を指差す。
四つん這いになったイチが足元まで近寄り、顔を上げた。
リュウが六尺の脇からペニスを出す。
それが合図なのか、イチは美味そうにしゃぶりつく。
炎天下が見せる幻に思えた。
こんな野外の人が見ているところで、躊躇なく尺八をするイチが格好良い。
羞恥的な格好でいる事も忘れ、しゃぶり続けるイチを凝視する。
「なんだ先輩、そんなにしゃぶりたいのか?
だったら、こっちへ来い。」
ヨシヒデの言葉が遠くから聞こえた。
「…。」無言で頷き、リュウから離れる。
この状況でなら、人前でも本性のまましゃぶりつく事が出来そうだ。
『旅の恥は掻き捨て。』
そんな慣用句が背中を押した。
ヨシヒデは座ったまま脚を広げると、ビルパンを脇にずらす。
窮屈に押さえ込まれていた巨根が一気に解放された。
四つん這いになり、それを咥え込む。
自分でも驚くほど敏捷な動きだった。
上目遣いで表情を確認する。
頭を抱え込み、気持ち良さそうに眼を閉じていた。
左右に動く大胸筋の向こうに青空が広がる。
あまりの大きさに巨根の半分程度しか口に含めない。
それでも感じてくれている事が嬉しかった。
「これを使ってみないか?
いつもイチに使ってるやつだ。」
リュウが首輪を差し出す。
「犬の調教には丁度いいぜ。」
ニヤリと笑うと、放り投げた。
「マジっすか!
ではお言葉に甘えて。」
ヨシヒデは上手くキャッチすると、首に装着し始めた。
冷たい金属部分がひんやりする。
息苦しさが、更に欲情を駆り立てた。
初めての感覚に興奮が暴走する。
涎まみれになって、巨根を味わう。
目一杯開いた口から唾液が滴り落ちる。
顎のだるさも気にならない。
「あんたの犬はその首輪が気に入ったみたいだな。」
リュウが満足げに言った。
「だったら今晩、俺のマンションに来ないか?
手枷、足枷、ハーネス、ハリガタ、何でもあるぜ。
もっとマニアックなものもあるしな。」
リュウの誘いは魅惑的だ。
「先輩どうする?」
気道が塞がれ、言葉が出ない。
SMの経験は殆どなかった。
興味はあったが、ひとりでSMクラブに行く度胸はない。
その手のDVDを見て、妄想するのが関の山だ。
今晩、その妄想が現実になる。
答えは決まっていた。
(つづく)
年齢は皆40才前後だろうか。
ペットボトルを手渡され、勧められたスペースに仕方なく座る。
「それにしても、この兄ちゃんは一際派手だな。
エロくて、イケてるぜ!」
六尺を締めた男に肩を叩かれた。
恥ずかしくて、視線を上げれない。
しかし恥ずかしい思いとは裏腹に、マラからは先走りが止まらなかった。
「俺はリュウ、こっちのビキニがケン、スパッツ穿いているのがイチだ。
よろしくな。兄ちゃん達は付き合っているのかい?」
肩に置かれていた手が胸に下りていく。
「俺はヨシヒデといいます。
まあ付き合っているというか、先輩は俺の飼い犬っすよ。」
事もなげに言う。
「こんな淫乱は犬を飼えて、ヨシヒデ君は幸せだな。」
リュウの指が乳首で止まる。
「ええ、年上の従順な犬は便利っすよ。
躾ければ何でもしますから。」
ヨシヒデは煙草に火を点けると、旨そうに煙を吐き出した。
「従順さなら、イチも負けてないぜ。」
指先の力が強まる。
頭に霞が掛かっていく様だ。
乳首からの快感が増していく中、イチを眺める。
イチは三人の中では一番若く見え、同年代に思えた。
リュウもケンも良く焼けているが、イチは桁が違う。
全身チョコレートコーティングされている様だ。
乳首を掴んだままのリュウが自身の股間を指差す。
四つん這いになったイチが足元まで近寄り、顔を上げた。
リュウが六尺の脇からペニスを出す。
それが合図なのか、イチは美味そうにしゃぶりつく。
炎天下が見せる幻に思えた。
こんな野外の人が見ているところで、躊躇なく尺八をするイチが格好良い。
羞恥的な格好でいる事も忘れ、しゃぶり続けるイチを凝視する。
「なんだ先輩、そんなにしゃぶりたいのか?
だったら、こっちへ来い。」
ヨシヒデの言葉が遠くから聞こえた。
「…。」無言で頷き、リュウから離れる。
この状況でなら、人前でも本性のまましゃぶりつく事が出来そうだ。
『旅の恥は掻き捨て。』
そんな慣用句が背中を押した。
ヨシヒデは座ったまま脚を広げると、ビルパンを脇にずらす。
窮屈に押さえ込まれていた巨根が一気に解放された。
四つん這いになり、それを咥え込む。
自分でも驚くほど敏捷な動きだった。
上目遣いで表情を確認する。
頭を抱え込み、気持ち良さそうに眼を閉じていた。
左右に動く大胸筋の向こうに青空が広がる。
あまりの大きさに巨根の半分程度しか口に含めない。
それでも感じてくれている事が嬉しかった。
「これを使ってみないか?
いつもイチに使ってるやつだ。」
リュウが首輪を差し出す。
「犬の調教には丁度いいぜ。」
ニヤリと笑うと、放り投げた。
「マジっすか!
ではお言葉に甘えて。」
ヨシヒデは上手くキャッチすると、首に装着し始めた。
冷たい金属部分がひんやりする。
息苦しさが、更に欲情を駆り立てた。
初めての感覚に興奮が暴走する。
涎まみれになって、巨根を味わう。
目一杯開いた口から唾液が滴り落ちる。
顎のだるさも気にならない。
「あんたの犬はその首輪が気に入ったみたいだな。」
リュウが満足げに言った。
「だったら今晩、俺のマンションに来ないか?
手枷、足枷、ハーネス、ハリガタ、何でもあるぜ。
もっとマニアックなものもあるしな。」
リュウの誘いは魅惑的だ。
「先輩どうする?」
気道が塞がれ、言葉が出ない。
SMの経験は殆どなかった。
興味はあったが、ひとりでSMクラブに行く度胸はない。
その手のDVDを見て、妄想するのが関の山だ。
今晩、その妄想が現実になる。
答えは決まっていた。
(つづく)
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