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番外編2(Physical Attraction)
番外編-⑭【Justify My Love】
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男がフィニッシュへ向かう。
脚を高々と持ち上げられた。
目の前の熱り起つマラが自分の物とは思えない。
突かれる度に身体が震えた。
その揺れが快感を股間へ伝達する。
雫が顔を濡らす。
少しずつ量が増えていく。
男の動きが止まった。
「おい、我慢しろ!
こんな所で潮吹くな!」
遠くでする声は誉めている様だ。
快楽に身を任す。
雫が永続的になる。
「仕方ねぇな!」
男は覆面を脱ぎ捨てると、マラを口に含んだ。
フットライトの僅かな灯りは顔には届かない。
上下に動く喉仏が闇に飲み込まれた。
「ねぇ、起きてよ。」
肩を揺すぶられ、目を覚ます。
覗き込むユーキと視線が合う。
「寝ちゃったんだ。
余りに気持ち良くてさ。」
起き上がり、辺りを見回す。
他に人はいない。
「随分な変わり様だね。
めちゃ興奮してたじゃん。
沖縄で何があったの?」
含み笑いのユーキは楽しげだ。
「自分でも良く分からないんだ。
ただユーキの言っている事が少し分かった気がする。」
喉に手を添え、先程の快楽を反芻する。
もう封印は出来そうもない。
「だったらタカちゃんと縒り戻せば?」
「そんなの無理だよ。
あんな酷い事を言われたのに!」
向きになって否定する。
「あれ、本心だと思う?
今でもフリーらしいよ。」
「ああ、思うね!
きっと後ガマにフラれたのさ。」
もう頭はスッキリし、下らない思いは消え失せていた。
「身体が素直になったんだから、気持ちにも正直になりなよ。」
「正直だから会いたくないんだ。」
吐き捨てる様に言う。
「タカちゃんはずっと待ってるよ。
そしてこのヤシマ作戦に賭けたのさ。
これでダメなら諦めるってさ。」
「えっ?待ってる?ヤシマ作戦?」
「実はさ、タカちゃんからも相談を受けてたんだ。」
意外な告白にユーキを見詰める。
「悪かったな、態々ここまで来てもらって。」
ベンチ台から起き上がったタカムネが手を差し出す。
「別に構わないよ。
普段来ないジムの方が刺激があるし。」
ユーキは笑って、その手を掴む。
「確かに一見でなければ、そんな透けたロングスパッツ穿けないしな。」
「何言ってるの?
一見だから、地味なロンスパにしたのに。」
股間を突き出し、本日のターゲットを物色する。
「実はさ、別れようかと思ってるんだ。」
「えー、あれだけ付き合えたと喜んでいたのに?
他にいい人が出来たの?」
短パンの膨らみに視線を落とす。
長さはないが、太さはピカイチだ。
その重量感を一度は味わってみたいと、常々思っていた。
「おい、どこ見てんだ!
セックスの嗜好が全く合わないんだ。
時間が解決すると思ったんだけど、全然前進しなくてな。」
「でも好きなんでしょ?
だったらセックスは別で済ませて、付き合いだけ続ければいいじゃん。」
ゲイの間ではありきたりの助言をする。
「それは出来ないな。
他の奴とやるのはキチンと別れた後だ。」
「意外と固いんだね。
んー、素質はあるんだけど、頭でっかちだからな。
考えてから行動するタイプだよね。
俺もさ、アドバイスはしてるんだけど、なかなか切り換えられないみたい。
変わりたい願望はあるみたいだけど。
何か、行動させないと。
いつもと同じ生活してたら、考え方なんて変わらないよ。」
ユーキは短パンの下で蠢く太マラを見ながら、作戦を練っていく。
(つづく)
脚を高々と持ち上げられた。
目の前の熱り起つマラが自分の物とは思えない。
突かれる度に身体が震えた。
その揺れが快感を股間へ伝達する。
雫が顔を濡らす。
少しずつ量が増えていく。
男の動きが止まった。
「おい、我慢しろ!
こんな所で潮吹くな!」
遠くでする声は誉めている様だ。
快楽に身を任す。
雫が永続的になる。
「仕方ねぇな!」
男は覆面を脱ぎ捨てると、マラを口に含んだ。
フットライトの僅かな灯りは顔には届かない。
上下に動く喉仏が闇に飲み込まれた。
「ねぇ、起きてよ。」
肩を揺すぶられ、目を覚ます。
覗き込むユーキと視線が合う。
「寝ちゃったんだ。
余りに気持ち良くてさ。」
起き上がり、辺りを見回す。
他に人はいない。
「随分な変わり様だね。
めちゃ興奮してたじゃん。
沖縄で何があったの?」
含み笑いのユーキは楽しげだ。
「自分でも良く分からないんだ。
ただユーキの言っている事が少し分かった気がする。」
喉に手を添え、先程の快楽を反芻する。
もう封印は出来そうもない。
「だったらタカちゃんと縒り戻せば?」
「そんなの無理だよ。
あんな酷い事を言われたのに!」
向きになって否定する。
「あれ、本心だと思う?
今でもフリーらしいよ。」
「ああ、思うね!
きっと後ガマにフラれたのさ。」
もう頭はスッキリし、下らない思いは消え失せていた。
「身体が素直になったんだから、気持ちにも正直になりなよ。」
「正直だから会いたくないんだ。」
吐き捨てる様に言う。
「タカちゃんはずっと待ってるよ。
そしてこのヤシマ作戦に賭けたのさ。
これでダメなら諦めるってさ。」
「えっ?待ってる?ヤシマ作戦?」
「実はさ、タカちゃんからも相談を受けてたんだ。」
意外な告白にユーキを見詰める。
「悪かったな、態々ここまで来てもらって。」
ベンチ台から起き上がったタカムネが手を差し出す。
「別に構わないよ。
普段来ないジムの方が刺激があるし。」
ユーキは笑って、その手を掴む。
「確かに一見でなければ、そんな透けたロングスパッツ穿けないしな。」
「何言ってるの?
一見だから、地味なロンスパにしたのに。」
股間を突き出し、本日のターゲットを物色する。
「実はさ、別れようかと思ってるんだ。」
「えー、あれだけ付き合えたと喜んでいたのに?
他にいい人が出来たの?」
短パンの膨らみに視線を落とす。
長さはないが、太さはピカイチだ。
その重量感を一度は味わってみたいと、常々思っていた。
「おい、どこ見てんだ!
セックスの嗜好が全く合わないんだ。
時間が解決すると思ったんだけど、全然前進しなくてな。」
「でも好きなんでしょ?
だったらセックスは別で済ませて、付き合いだけ続ければいいじゃん。」
ゲイの間ではありきたりの助言をする。
「それは出来ないな。
他の奴とやるのはキチンと別れた後だ。」
「意外と固いんだね。
んー、素質はあるんだけど、頭でっかちだからな。
考えてから行動するタイプだよね。
俺もさ、アドバイスはしてるんだけど、なかなか切り換えられないみたい。
変わりたい願望はあるみたいだけど。
何か、行動させないと。
いつもと同じ生活してたら、考え方なんて変わらないよ。」
ユーキは短パンの下で蠢く太マラを見ながら、作戦を練っていく。
(つづく)
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