モンスター料理はお好きですか?  ー スライムは、万能らしい ー

御堂朱鷺

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ブラックな国で

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「勇者様、もちろんお手伝いいただけますよね。」
こちらが装備になっております。と、渡されたのは、黒のチョーカーと、小振りの短剣。

「このチョーカーは、王家のチョーカーになってまして、これを見せるとどこに宿泊するのも無料になっております。それどころか、市販されている剣や防具も無料です。」
と、ニコニコ宰相が、言っている。

 なんか嫌な感じがするな、「ん?」

「さあ、お付けください。」と、王様が言っている。

 なんか嫌な感じがすると思い。チョーカーを良くみていると。

[【神具】 服従のチョーカー(バビロア王家の者に逆らえない)]と、頭の中に出てきた。

これはもしかすると、俺を奴隷とするものなのか?と思っていると。

 何か、遠くで呼んでいる感じがする。
〈助けて下さい。〉と、
俺の方が助けて欲しいのに...と思っていると。

〈下です。私に魔力を与えてください。〉
魔力?と俺が考えていると、
〈半分魔力を与えると、思って下さい。〉
半分だな?半分と、考えていたら。

 身体の中から何か抜けた感じがする。
〈ありがとうございます。お礼は後程。〉

 ボーッとしていると、思っていたのか、
「さあ、勇者様早く。」と、宰相が俺にチョーカーをつけようとしていた。

 その時、大きな揺れが下から感じ
「地震か?」
俺が言ったら。

「モンスターだ!!スライムの大群が下から、わきだしている。逃げろー」と聞こえてきた。

 王も、宰相も兵達も逃げ出し、残されたのは俺だけ。
俺も一応剣とチョーカーを貰って、移動した。

 多くのスライムが、来てるみたいでもう側には人一人もいないようだ。

〈ありがとうございます。お礼に今御伺いします。そこでお待ちください。〉

 俺は、それを聞いて、ゆっくり待っていた。

 薄い灰色の50センチ位のスライムが数多く、目の前でポヨポヨしている。

〈助けていただきありがとうございます。〉

多くのスライムのなかに、一匹だけ、色の違うスライムがいて、そいつが話しているらしい。
「俺も、奴隷にされそうになって困っていたから、助かった。ありがとう。」

〈高貴な方、ありがとうございます。お手になされている物は、収納されて。他にも何か持って行かれてはどうでしょうか。〉

「収納?」
〈はい、高貴な方程のMPがありますと、無限に収納出来ます。手に持っているものを収納と、言ってください。〉

「わかった、収納。」
おお!剣とチョーカーがどこかに行ってしまった。

〈すぐ横に宝物庫が有りますが、どうなされますか?私は収納出来るものは、いただいて行きます。私のMPでは、一つ位でしょうが。〉

「なら俺も、見てみよう。」
宝物庫を観たが、宝石や、重そうで装備出来そうな物はなく、(金貨とか数百枚いただいたが) 奥の方に置いてある小剣を見て

[【レア】冷気の小剣 (冷気を纏うMPにより温度は変わる)]
これだけはいただくことにした。
 
「お前は、何にした?」

〈金剛石にしました。これを吸収するとダイヤモンドスライムという、硬いスライムに変化出来るようになりますから。〉

「食堂はどこにあるか、分かるか?」

 〈下になります。ついてきてください。〉
ポヨポヨ歩いているスライムのあとを着いていくことにした。

 しばらく歩くと、そこはスライムの巣になっているようで。数多くのスライムが蠢いていた。
 
〈助けていただいた、高貴な方が来られた、我同胞よ、道を開けろ!!〉
とスライムが言うと。

 通り道は開き、スライムが可愛いく整列した。

 俺は軽く周りをみてオーブンとか、調理器具一式を手にいれることにした。

 もちろん食材は、スライムたちに渡した。
〈高貴な方、我々に食材をありがとうございます。〉

「俺は、ここから逃げたいがどうしたら良いか分かるか?」

〈魔道具でどこかに行くのが普通ですが、高貴な方なら空飛ぶモンスターを呼びつけ、移動するのが良いかと思います。〉
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