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王家始めてのスイーツ
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「お父様、リュウガ様から皆様でと言われミルクレープと言うものをいただいたのですが」
リリーは、ホールのミルクレープを持って満面の笑顔で王と女王の前にいる。
ここは、王家のプライベートルームであった。
「リリー、セバスに切り分けて貰おう、セバスも一緒に食べるか?」
「いいえ、王よ。大丈夫です」
セバスと呼ばれた執事は、ミルクレープを切り分けながら、鑑定をしているようだ。
「このミルクレープと言うのも、極上となってまして。
作り手は食神となってます」
セバスが、ミルクレープを見ながらびっくりしている。
「これは、この王都の神だけではなく、統一神が認めたと言う事になると思われるな」
王がセバスに言うと。
「はい、リュウガ殿の世界の食べ物はこの国、いや神からみても極上だと思われます」
セバスは落ち着いたみたいだ。
「セバス、やはり少しだけでも良いから食べて、そして神にも供えて貰いたいが?」
「わかりました。ありがとうございます」
「セバス珍しいな、顔に笑みが凄いぞ」
「申し訳有りません。やはり、神に望まれる程の物を私が食べるのは始めてですから」
「それだけ生きていてか?」
「はい、先代、先々代、十三代前からですねワタクシは」
「話はこれくらいにして、食べよう」
「はい、ミルクレープとお茶になります」
ミルクレープが四分の一ずつに切られて、木目の美しい皿に乗せられている。
ハーブティーは、ジャスミンの花のお茶のようだ。
「これは、物凄い物だな」
「素晴らしいですわ」
「お父様、お母様素晴らしいですね」
王家の三人が涙を流しながら、食べている。美味しい物にやはり、なれてないみたいだ。
「ワタクシも、作ってみたいです」
セバスが、泣きながら食べ終えたみたいだ。
「セバスやはり、そう思うか?」
「はい、リュウガ殿はワタクシの仲間を友としてるように思われますので、頼んでみても良いでしょうか?」
「我が祖先からの盟約により、セバス殿に頼まれたらそれはやれと言うことになっておる。
勿論だ」
「リュウガ殿の技を覚えることが出来たら、ワタクシの腕が上がりますので」
「セバス殿は至高の執事と言われていたのに、それ以上を望むのですね」
「何日か、弟子に王、女王、姫を頼むことになりますが、申し訳ありません。
あと、ワタクシはセバスでお願いいたします。ただの執事ですし、それを了承していただいていたはずです」
「そうだな、セバス。何日かの休暇を与えるので、楽しんできて欲しい」
「ありがとうございます。
では神殿にこちらを供えて参ります。
弟子にはすぐお三方を...」
セバスは、そう言って優雅にさっていった。
「お父様、セバスが頼み事を言うなんて」
「ああ、先々代の戦争の時以来だろうな」
「アナタそうなの?」
「ああ、あの時セバスが総司令としてこの国を守らなければ、この国はなかったと聞くぞ」
「もしかして、あの巨漢のスバセと言う、この国の救世主であり、この国を救ってさっていったのが」
「ああ、セバスだ。この事は代々の王と王女しか知らない」
「...」
リリーと王女は本当にびっくりしているみたいだ。
「この国の始まり、国祖様に使えたスライム、あのセバススライムが、セバスだ。
表には出ないが、裏からこの国を護ると国祖様と約束されたらしい。この国に宰相がいないのも、栄えているのもセバスのお陰でだな」
「セバスがあの伝説の執事の神」
「執事の神と言ってはいけないよ」優しい顔で王がリリーに話しかけた。
「私はセバスをみて、ああなろうと日々頑張ってはいるから」
王の道を教えてくれているのがセバスだと思っている。
「そうなのね、この国が平和なのはお父様とセバスがいるからなのね」
「いや、皆が幸せでいたいと望んでいるからだと思うぞ。私はその為に王でいる決心をしたのだから」
リリーは、ホールのミルクレープを持って満面の笑顔で王と女王の前にいる。
ここは、王家のプライベートルームであった。
「リリー、セバスに切り分けて貰おう、セバスも一緒に食べるか?」
「いいえ、王よ。大丈夫です」
セバスと呼ばれた執事は、ミルクレープを切り分けながら、鑑定をしているようだ。
「このミルクレープと言うのも、極上となってまして。
作り手は食神となってます」
セバスが、ミルクレープを見ながらびっくりしている。
「これは、この王都の神だけではなく、統一神が認めたと言う事になると思われるな」
王がセバスに言うと。
「はい、リュウガ殿の世界の食べ物はこの国、いや神からみても極上だと思われます」
セバスは落ち着いたみたいだ。
「セバス、やはり少しだけでも良いから食べて、そして神にも供えて貰いたいが?」
「わかりました。ありがとうございます」
「セバス珍しいな、顔に笑みが凄いぞ」
「申し訳有りません。やはり、神に望まれる程の物を私が食べるのは始めてですから」
「それだけ生きていてか?」
「はい、先代、先々代、十三代前からですねワタクシは」
「話はこれくらいにして、食べよう」
「はい、ミルクレープとお茶になります」
ミルクレープが四分の一ずつに切られて、木目の美しい皿に乗せられている。
ハーブティーは、ジャスミンの花のお茶のようだ。
「これは、物凄い物だな」
「素晴らしいですわ」
「お父様、お母様素晴らしいですね」
王家の三人が涙を流しながら、食べている。美味しい物にやはり、なれてないみたいだ。
「ワタクシも、作ってみたいです」
セバスが、泣きながら食べ終えたみたいだ。
「セバスやはり、そう思うか?」
「はい、リュウガ殿はワタクシの仲間を友としてるように思われますので、頼んでみても良いでしょうか?」
「我が祖先からの盟約により、セバス殿に頼まれたらそれはやれと言うことになっておる。
勿論だ」
「リュウガ殿の技を覚えることが出来たら、ワタクシの腕が上がりますので」
「セバス殿は至高の執事と言われていたのに、それ以上を望むのですね」
「何日か、弟子に王、女王、姫を頼むことになりますが、申し訳ありません。
あと、ワタクシはセバスでお願いいたします。ただの執事ですし、それを了承していただいていたはずです」
「そうだな、セバス。何日かの休暇を与えるので、楽しんできて欲しい」
「ありがとうございます。
では神殿にこちらを供えて参ります。
弟子にはすぐお三方を...」
セバスは、そう言って優雅にさっていった。
「お父様、セバスが頼み事を言うなんて」
「ああ、先々代の戦争の時以来だろうな」
「アナタそうなの?」
「ああ、あの時セバスが総司令としてこの国を守らなければ、この国はなかったと聞くぞ」
「もしかして、あの巨漢のスバセと言う、この国の救世主であり、この国を救ってさっていったのが」
「ああ、セバスだ。この事は代々の王と王女しか知らない」
「...」
リリーと王女は本当にびっくりしているみたいだ。
「この国の始まり、国祖様に使えたスライム、あのセバススライムが、セバスだ。
表には出ないが、裏からこの国を護ると国祖様と約束されたらしい。この国に宰相がいないのも、栄えているのもセバスのお陰でだな」
「セバスがあの伝説の執事の神」
「執事の神と言ってはいけないよ」優しい顔で王がリリーに話しかけた。
「私はセバスをみて、ああなろうと日々頑張ってはいるから」
王の道を教えてくれているのがセバスだと思っている。
「そうなのね、この国が平和なのはお父様とセバスがいるからなのね」
「いや、皆が幸せでいたいと望んでいるからだと思うぞ。私はその為に王でいる決心をしたのだから」
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