誤解の代償

トモ

文字の大きさ
34 / 39

家族みたい

しおりを挟む
エミリーは、お父さんに、来週の日曜日に、「ビル、ヒューズさんと甥っ子と3人で水族館に行くことになったよ」そう伝えた。甥が迷子になっていたところをたまたま私が見つけたのをきっかけだと話したら、「あー彼か。この前この近くにレストランオープンさせてたよな。なかなか人気みたいだぞ。彼の父とは、何回か会った事があるな。気さくな男だよ。息子もなかなかいい男だぞ。そういえば次男は結婚しそうにないと言ってたな。長男は、ホテルを継いでくれるみたいだが、弟は飲食店と、言ってたな」そんな事を言いながら、気をつけて楽しんでおいでと言われた。
そして日曜日、水族館で待ち合わせにした。
エミリーは、待ち合わせの5分前に入口に着いた。すると、「お姉ちゃん~」と走ってくるサム君の姿が。思わずかけ寄り、抱っこして、「おはよう。今日はよろしくね」というと、「イルカショー一緒に見ようね」と楽しみにしていた。
ビルに「お誘いありがとうございます。実は水族館に来たの、初めてなんです」そう伝えた。すると「実は俺も」そう言って、今までお互いどう過ごしてたのと思うと同時に、なんだか親近感湧くな、と思っていた。
そして楽しみにしていたイルカショー!
前は濡れるので後ろの席に座ってみた。サム君はずっと「すごい!あんなに高く飛んでる」
とか、前の席の人達が水に濡れてるのをみて、「この席でよかった~。でもちょっと濡れみたかった~」と反応し、とっても楽しんでいた。お昼ご飯は、ペンギンの形をしたハンバーグのお子様プレートを嬉しそうに食べた。
「可愛いですね。楽しかったし」そうエミリーが言うと、「本当に今日はありがとう。俺1人だとここまで楽しめなかったよ」そう言ってくれた。ご飯を食べて眠くなったサム君は、目をこすって歩き方もトボトボしてきた。
「サム君、眠そうだね。今日はもう帰りますか?」そうビルに言った。
「そうだね。よかったら、夕方には、兄夫婦の元にサムを送るので、ディナーを一緒にどう?」と誘われた。エミリーはこのままお別れも寂しいと思い「はい。ぜひ」そう答えていた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

不倫の味

麻実
恋愛
夫に裏切られた妻。彼女は家族を大事にしていて見失っていたものに気付く・・・。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

俺の可愛い幼馴染

SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。 ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。 連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。 感想もご自由にどうぞ。 ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

貴方の側にずっと

麻実
恋愛
夫の不倫をきっかけに、妻は自分の気持ちと向き合うことになる。 本当に好きな人に逢えた時・・・

振られた私

詩織
恋愛
告白をして振られた。 そして再会。 毎日が気まづい。

偽装夫婦

詩織
恋愛
付き合って5年になる彼は後輩に横取りされた。 会社も一緒だし行く気がない。 けど、横取りされたからって会社辞めるってアホすぎません?

処理中です...