戦いの終わりに

トモ

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幸せな家族

遅い新婚旅行に向かった2人は、とても幸せな日々を過ごした。

ルドーは、今までマーガレットが学生だから遠慮をしていたが、もう卒業したので、思う存分、昼夜を問わず、抱き続けた。

マーガレットは、就職はせずに、自分のペースでカウンセリング業をやろうと決めていたから、慌てなくていいにしても、卒業して、2週間の間、ルドーが片時も離れないとは思いもしなかった。

ルドーに「仕事は大丈夫なの? こんなに長期休みをとって」と聞いた。

すると「この日のために働き詰めだったから大丈夫!まだまだ離さないよ」と、またスイッチが入り、マーガレットはへとへとになる毎日。

幸せだけど、観光もしたい!

マーガレットは、「明日は観光に連れて行ってほしい!せっかく海が綺麗で、料理も美味しいから、外に出たいわ」

ルドーは「明日、起きられたらな」と、手加減しない気だ。

マーガレットは「ハァ」と若干諦め気味に、流れに身を任せることにした。

だって、ルドーにいろいろ我慢させてたしね。

今回は私が大人になって、合わせてあげよう。
と心の中で思った。

そういえば、ルドー、避妊してないよね?

すぐに授かるかはわからないけど、そういうつもりということかな?

マーガレットは、思い切って聞いてみた。

「ルドー、今更だけど、避妊してないよね?赤ちゃんできちゃうかもよ?」

「マーガレットと俺の子、早く欲しいんだけど、ダメか?もう何回も注いでるから、もしかしたら出来てるかも」と笑顔で答えた。

「いや、ダメじゃないけど、赤ちゃんできたら、しばらくの間、激しい行為出来ないよ?私は赤ちゃん欲しいからいいけど、ルドー、また我慢の日々にならない?」と気遣いを口にしたマーガレット。

ルドーは目を輝かせて、激しくキスをした。
そして「そういうところが、さらに好きなんだよな。相手のことを思いやるだろ?俺は、マーガレットと一緒に過ごせるだけで幸せなんだ。もちろん抱き合うことも好きだけど。赤ちゃんできたら、もっと幸せだろ?」と言った。

そう言って「俺は有言実行なんだ。確実にハネムーンベイビー目指そう!」と目をキラキラさせて覆い被さってきた。

マーガレットは、なんだかルドーのペースだけど、幸せ。愛されて、大切にされて。私達の元へ赤ちゃん、来てね。と願った。

そして、ルドーとマーガレットは、当初2週間だったはずが、1ヶ月の新婚旅行を満喫して、帰宅した。

帰宅すると、家の様子が少し変わっていた。

隣の家と自宅を結ぶ渡り廊下ができていた。

どうやら、この旅行期間にルドーが注文していたらしい。

理由は、これから家族が増えたら、マーガレットと子供達が安心して過ごせるように、外に出なくても実家に行き来できるように考えたらしい。

なんでも用意周到だな~と、ここまでくると家族全員、感心しかなかった。

そしてある日マーガレットは、朝食を食べようと席に座り、卵を手に取ると、急に吐き気が。

ルドーはその様子を見て、もしかして?と、すぐに産婦人科に連れて行った。

結果は妊娠3か月に入ったところ。

ルドーの有言実行!恐るべし。

それからルドーは仕事をセーブ。

妊娠中、快適に過ごすことができた。

そして5か月のころ、お医者さんから、双子だと言われた。

家族は、大喜び。そして大きくなるお腹に、ルドーは、心配が増えた。

自宅にエレベーターまで取り付けることに。

ホント、すごい人と結婚したな、改めてそう思った。

そして予定通り、無事男女の双子を出産。初産なのに、スムーズだったと看護師さん達にも言われたが、ルドーは「こんなに大変だったのに、スムーズって!出産はホント大変だ。マーガレットありがとう。愛してるよ。そして2人も愛してるよ」と頬にキス。

マーガレットの家族、ルドーの家族全員揃って、お祝いに駆けつけてくれた。

マーガレットは、13歳の時、守ってくれた母。
私を好きになってくれたルドー。
カウンセリングをしてくれた、リタ。
そして、家族達。

みんなに感謝。あの時の辛かった経験があったからこそ、ここまで幸せを掴むことが出来た。

子供達にも出会わせてくれてありがとう。

これから、辛い気持ちを持った人達を1人でも多く救うことが出来るよう、努力するね!

そう心に決めたマーガレット。

最後の時まで、人のために生きた人生を送った。

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