19 / 19
リックとメリー
ある日、メリーが働くレストランに、リックの家族が来た。
なんとオーナーが、リックの父親と友人だった。
メリーは、家族が仲良さそうに食事をしている姿に、自分達も本当なら同じようにしていたのに、と思わずにはいられなかった。
言っても仕方ない、人は人。自分は自分。そう言い聞かせてきた日々。
でも今日は、なんだか気分が落ち込むわ。
そうこの日は、メリーの16歳の誕生日だった。
家に帰ったら、母や可愛い兄弟達がいる。でもお父さんはいない。
とても寂しい。とくに、リックの家族を見て余計に寂しさが広がった。
悲しみを隠し、メリーは、その日も頑張って働いた。
そして帰宅する時間になった。
するとオーナーが、「メリー誕生日おめでとう。ケーキ家族で食べて」
とプレゼントしてくれた。
そして、「いつも一生懸命働いてくれてるお礼に、お昼、家族で食べにきて。ご馳走するよ」と言ってくれた。
メリーは、「ありがとうございます。本当に嬉しいです。家族も喜びます」そう言って、レストランを出た。
すると、リックの家族が帰るタイミングと同じになった。
リックは、いつもより表情が明るいメリーの様子を見て、「ケーキ?」と聞いてきた。
リックの家族は、「リック、急に話しかけて、何?彼女、困った顔してるじゃない」と双子の妹ニーナ。
メリーは、「ケーキ、オーナーにもらったの」と答えた。
素直に答えるメリーに少し驚きつつ「今日何かのお祝い?」
すると「私誕生日なの」
その様子を家族は、見守っていた。
メリーは、リックの家族がいるので、早々に帰宅しようと「じゃあ」とみんなにも会釈して帰ろうとしたら、「車もうすぐ来るから乗りなよ」
そう提案してきた。
「いや、近いので、大丈夫」
断ると、「ケーキ早くみんなで食べたいんじゃない?」と家族のことを話題にされたので、「ご迷惑でなければ」と送ってもらうことにした。
リックの家族は、いつも冷めた様子のリックにも、春が来たかも。そう思って様子を見ていた。
そして、アパートまで送っていくと、「ありがとうございました。」と礼儀正しく挨拶をして帰宅したメリー。
そのあと、リックの家族は、質問攻め。
特にニーナが。
リックは、珍しく素直に、話してくれた。
入学式の日から、自分を目の敵にしていること。
勉強も上位、父親はいない。下に兄弟が5人いること。
毎日学園終了後、バイトしていることなど細かく説明した。
そして、もしかしたら、1位は学費免除だから、俺が邪魔なのかもと言っていた。
複雑な事情がありそうな子だな、そう家族は認識した。
なんとオーナーが、リックの父親と友人だった。
メリーは、家族が仲良さそうに食事をしている姿に、自分達も本当なら同じようにしていたのに、と思わずにはいられなかった。
言っても仕方ない、人は人。自分は自分。そう言い聞かせてきた日々。
でも今日は、なんだか気分が落ち込むわ。
そうこの日は、メリーの16歳の誕生日だった。
家に帰ったら、母や可愛い兄弟達がいる。でもお父さんはいない。
とても寂しい。とくに、リックの家族を見て余計に寂しさが広がった。
悲しみを隠し、メリーは、その日も頑張って働いた。
そして帰宅する時間になった。
するとオーナーが、「メリー誕生日おめでとう。ケーキ家族で食べて」
とプレゼントしてくれた。
そして、「いつも一生懸命働いてくれてるお礼に、お昼、家族で食べにきて。ご馳走するよ」と言ってくれた。
メリーは、「ありがとうございます。本当に嬉しいです。家族も喜びます」そう言って、レストランを出た。
すると、リックの家族が帰るタイミングと同じになった。
リックは、いつもより表情が明るいメリーの様子を見て、「ケーキ?」と聞いてきた。
リックの家族は、「リック、急に話しかけて、何?彼女、困った顔してるじゃない」と双子の妹ニーナ。
メリーは、「ケーキ、オーナーにもらったの」と答えた。
素直に答えるメリーに少し驚きつつ「今日何かのお祝い?」
すると「私誕生日なの」
その様子を家族は、見守っていた。
メリーは、リックの家族がいるので、早々に帰宅しようと「じゃあ」とみんなにも会釈して帰ろうとしたら、「車もうすぐ来るから乗りなよ」
そう提案してきた。
「いや、近いので、大丈夫」
断ると、「ケーキ早くみんなで食べたいんじゃない?」と家族のことを話題にされたので、「ご迷惑でなければ」と送ってもらうことにした。
リックの家族は、いつも冷めた様子のリックにも、春が来たかも。そう思って様子を見ていた。
そして、アパートまで送っていくと、「ありがとうございました。」と礼儀正しく挨拶をして帰宅したメリー。
そのあと、リックの家族は、質問攻め。
特にニーナが。
リックは、珍しく素直に、話してくれた。
入学式の日から、自分を目の敵にしていること。
勉強も上位、父親はいない。下に兄弟が5人いること。
毎日学園終了後、バイトしていることなど細かく説明した。
そして、もしかしたら、1位は学費免除だから、俺が邪魔なのかもと言っていた。
複雑な事情がありそうな子だな、そう家族は認識した。
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
たのしい わたしの おそうしき
syarin
恋愛
ふわふわのシフォンと綺羅綺羅のビジュー。
彩りあざやかな花をたくさん。
髪は人生で一番のふわふわにして、綺羅綺羅の小さな髪飾りを沢山付けるの。
きっと、仄昏い水底で、月光浴びて天の川の様に見えるのだわ。
辛い日々が報われたと思った私は、挙式の直後に幸せの絶頂から地獄へと叩き落とされる。
けれど、こんな幸せを知ってしまってから元の辛い日々には戻れない。
だから、私は幸せの内に死ぬことを選んだ。
沢山の花と光る硝子珠を周囲に散らし、自由を満喫して幸せなお葬式を自ら執り行いながら……。
ーーーーーーーーーーーー
物語が始まらなかった物語。
ざまぁもハッピーエンドも無いです。
唐突に書きたくなって(*ノ▽ノ*)
こーゆー話が山程あって、その内の幾つかに奇跡が起きて転生令嬢とか、主人公が逞しく乗り越えたり、とかするんだなぁ……と思うような話です(  ̄ー ̄)
19日13時に最終話です。
ホトラン48位((((;゜Д゜)))ありがとうございます*。・+(人*´∀`)+・。*
【完結】時戻り令嬢は復讐する
やまぐちこはる
恋愛
ソイスト侯爵令嬢ユートリーと想いあう婚約者ナイジェルス王子との結婚を楽しみにしていた。
しかしナイジェルスが長期の視察に出た数日後、ナイジェルス一行が襲撃された事を知って倒れたユートリーにも魔の手が。
自分の身に何が起きたかユートリーが理解した直後、ユートリーの命もその灯火を消した・・・と思ったが、まるで悪夢を見ていたように目が覚める。
夢だったのか、それともまさか時を遡ったのか?
迷いながらもユートリーは動き出す。
サスペンス要素ありの作品です。
設定は緩いです。
6時と18時の一日2回更新予定で、全80話です、よろしくお願い致します。
すべてはあなたの為だった~狂愛~
矢野りと
恋愛
膨大な魔力を有する魔術師アレクサンダーは政略結婚で娶った妻をいつしか愛するようになっていた。だが三年経っても子に恵まれない夫妻に周りは離縁するようにと圧力を掛けてくる。
愛しているのは君だけ…。
大切なのも君だけ…。
『何があってもどんなことをしても君だけは離さない』
※設定はゆるいです。
※お話が合わないときは、そっと閉じてくださいませ。
彼の過ちと彼女の選択
浅海 景
恋愛
伯爵令嬢として育てられていたアンナだが、両親の死によって伯爵家を継いだ伯父家族に虐げられる日々を送っていた。義兄となったクロードはかつて優しい従兄だったが、アンナに対して冷淡な態度を取るようになる。
そんな中16歳の誕生日を迎えたアンナには縁談の話が持ち上がると、クロードは突然アンナとの婚約を宣言する。何を考えているか分からないクロードの言動に不安を募らせるアンナは、クロードのある一言をきっかけにパニックに陥りベランダから転落。
一方、トラックに衝突したはずの杏奈が目を覚ますと見知らぬ男性が傍にいた。同じ名前の少女と中身が入れ替わってしまったと悟る。正直に話せば追い出されるか病院行きだと考えた杏奈は記憶喪失の振りをするが……。
蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。