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第0話 始まりの15年前
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15年前、まだ町の名前が死境市だった時、四境高校の1年6組のクラスで死者が出た。その子の名は風山拓。その子が死んでしまった日から、クラスがおかしくなっていったのだ。2週間に一回1人死ぬのだ。クラスの皆はこれを呪いと称した。この呪いを消すべく、皆がやった事。それは、お詣りだ。毎月風山拓の墓にお詣りをすれば呪いは止まる、と考え、実行した。予想通り呪いは止まった。だが、お詣りを疎かにしてしまうと、また死者が出るようになる。この事を伝えていこうとしたが、2009年になると、お詣りの話は忘れられてしまったのだ。
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