竜騎士は魔女猫を溺愛中。

yu-kie

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4章〔近づいた心と二人のその先。〕

アクアの依頼。

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しばらくするとギルが屋敷に帰ってきた。

入り口では執事が待ち構え、客間にアクア様がお待ちですと伝え、ギルはムッとした顔をしながら客間に向かった。



その頃ララは黒猫状態呑気にギルのベットで伸びをして、シーツを変えに来た侍女と戯れていた。

「ララ様、邪魔をしないでください!」

「え~相手して~にゃん。」

ベットで寝そべり腹を出す。うねうね。侍女は顔がにやけてグシャグシャとお腹をマッサージ。侍女頭がバタンと部屋にはいるとララと侍女は叱られて…ギルの部屋前は賑やかだった。



客間の戸を開ければ、二階から騒がしい声が漏れてくる。

「ララ様!侍女の仕事の邪魔をしないでくださいな!」

「えー退屈だったんだよ。侍女頭さん相手して~。」

「もー!お仕事終わってからですよ!」

「やったあ~にゃーゴロゴロ。」

ギルはその会話に手が止まり苦笑いして部屋にはいった。

「ギル、久しぶりです。屋敷は賑やかなようね。あなたが溺愛中の魔女猫よね?皆に愛されて幸せな子ね。」

「ああ。ララは私の宝物だからね。」

「はいはい。頼みたいことがあってきたの、私の主人の死について納得いかなくて、主人の弟が仕組んだとしか思えなくて…」

彼女の訪問は、恋人に戻りたいと言う理由ではなく、夫の死の真相を知りたくて、一番信用できるギルを訪ねたのだった。

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