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第1章兎暮し《終》
黒兎と黒騎士3《はじめまして》
しおりを挟む魔法使いの中でも優れたものが身に付ける蒼白色の服。細身な少年みたいな青年の名はメイス・ジーニ・マフィン。騎士団の一員だが騎士ではない。魔法使いの中でも優れた、【魔導師】にあたる。
騎士は剣術の達人で、メイスは彼らの団長リャフスのサポート役…【魔導師】は団長の片腕となり、常に側にいる。そのため近い立場になり…メイスの場合はリャフスの幼馴染みなこともあるため、タメ口で許され…団の中にメイスの部下の魔法使いが二人、騎士たちに紛れて伴に行動している。
騎士団の各部隊は同じように編成されているのだ。
◆◆◆
訓練所には新人が防具を並べ準備をしていた。
鎧を装備中の彼らの前に、騎士服のリャフスがメイスとリーシャを連れて現れた。
てを引かれて現れた清楚な魔女は満面の笑みを称える。
強度と重厚感あるグレーの鎧を身に付けた血の気の多い戦闘部隊の精鋭たちは息をのんだ。
「深緑の魔女リーシャです。遠征に加わることになりました、よろしくお願いいたします。」
「リーシャ、挨拶がすんだら変化を…【女】の姿は足手まといだ。」
リャフスは冷たくいい放ち、リーシャはクスクス笑い身をくるりと回り、振り返るとポンっとその場に黒くて丸くて小さな兎が飛び跳ねた。
「リャフス様、これならいいでしょ?私はどこに潜めばいいの?」
リャフスはメイスの手伝いで黒い重厚感ある鎧をまとい…兜を被るところ…椅子に座るリャフスの膝に飛びのった黒兎のリーシャを前に鎧の胴…首もとを指差す。
「ここにはいれ、」
私はその合図でピョンとはね、胴の隙間に入るついでの、挨拶のキスをして、するりと胴の隙間に収まった。
リャフスは今朝のことを思いだし赤面。
慌ただしく兜をかぶり、指揮を執る。
黒の騎士団の出発だ。
魔法使いたちは身に付けた服の上にグレーのマントを身に纏う。。
一際多きな【トカゲ】にのり先頭を切るのは団長リャフス。トカゲは団員たちをのせ、走り出す…一団は反乱軍のいる領地へ向かったのだった。
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