強面営業マンに恋してます。

yu-kie

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〔5章〕結婚へ。後編

同棲start。3―2

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「何でわかったの?」

「私と似てるから…」

私は一足早く着替えて食事の準備をすると、私はご飯を先に済ませて、寝起きな彼のもとへ近づいて行く。

彼は起き上がり、パジャマを脱いで、ベット横にある椅子に掛けた着替えに手を伸ばし、シャツに袖を通すと、私と向き合った。

「圭樹さん、行ってきます。」

私は彼にハグをした。

「深雪ちゃんにはかなわないな。」

彼は私の頭を撫でて優しく微笑んで、見送ってくれた。

  ◆  ◇  ◆  ◇

その日の夜私は9時に家路につき、暗い部屋の明かりをつける。

夕飯の用意をして、先にお風呂にはいっていると…昨日よりも早く彼は帰ってきた。

お風呂上がり、部屋着で脱衣所をでれば彼にただいまと抱き締められた。

甘い焼き菓子とチョコの匂いをつけてきた彼。

いつもの彼の匂いに安心して彼の胸に頭を埋めた。グリグリ。

「うにゃん。」

「ふふふ、深雪ちゃん可愛い。」

ようやく今夜はいちゃ×2、ラブ×2。チュッチュッチュ!



14日まで後二日。ああ、待ち遠しいよ~。プレゼントもだけど…プー・メッシュの限定チョコケーキを自分チョコに!
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