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東の祓魔師と側仕えの少年
9.失敗の連続
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「おかえりなさい……」
「おや、どうしたんだいハルオミ。なんだか疲れているようだ」
昨日と同じく透け感のある服を着てベッドヘッドにもたれかかっている僕の横に腰掛けながらフレイヤさんは言った。
「……ううん、そんなことない」
きっと僕の疲労なんて比べ物にならないほど満身創痍であろうフレイヤさんに対して "疲れた" なんて口が裂けても言えない。
「そうかい。でも無理はいけない。
そうだ、これから一緒に昼食をどうだい?」
「……昼食? うん、いいよ」
「決まりだね」
昼食を食べてから色々するのだろうか。すぐに始まると思って身構えていたけど、フレイヤさん仕事の後なんだからそりゃもちろんお腹すくよね。えっちなことだけを考え過ぎて緊張してたのが恥ずかしい。
フレイヤさんはパチンと指を弾いた。
すると豪華な食事の乗ったワゴンが出現した。魔法というのはたいそう便利なものだなあ。
そうだ、テーブルをセットしなくちゃ。執事のウラーさんがいない今、僕が主人であるフレイヤさんのお世話をしなくちゃいけない。そう意気込んでベッドから降りようとすると、
「こらこら。疲れているのだから動いてはいけない」
と制止をかけられた。
「でも僕は側仕えだから」
「ならば、主である私の言うことが聞けるね?」
頬に手を添え顔を近づけて言われる。
そんなこと言われてしまったら、反論できなくなってしまう。それに、彼が近づけば近づくほど体の力が抜けてまどろみの中に堕ちて行きそうになる。
「……うん」
「良い子だね」
なんとか返事をするとフレイヤさんが頭を撫でてくれた。
魔法によって一瞬で家具の配置が変わり、テーブルと椅子、それから食事の乗ったワゴンはベッドサイドに来ていた。……たいそう便利なものだなあ。
そしてあろうことか、僕の口の前にはハムや野菜を挟んだサンドイッチのようなものが差し出されていたのである。
ご丁寧に一口サイズに切られているそれを見て首を傾げる。え、もしかして、そんなはずないだろうけど……
「どうした、ハルオミ。こういうのはあまり食べ慣れていないのかい? ではこれはどうだろう。朝用意した果物は喜んで食べていたとウラーから聞いている。ハルオミはこういうのが好きなのかい?」
サンドイッチを引っ込めてみずみずしい果物を口の前に差し出される。やっぱ食べさせようとしてくれていたんだ。
「あ、いや……好き嫌いはたぶん無いけど」
「それは良かった。ほら、遠慮せずに食べなさい」
ここで拒否すればまた先ほどみたいに屁理屈でねじ伏せられそうなので、大人しく口を開いてフレイヤさんの手から果物を招き入れる。
美味しい、と言うとフレイヤさんも同じものを食べた。今度はさっきのサンドイッチみたいなやつを差し出される。このサンドイッチも水気の多い茹でパンが使われていて、不思議な食感だけどパサパサしてなくて美味しい。そしたらフレイヤさんも同じものをひとくち。クラムチャウダーみたいなスープも新鮮なサラダも美味しかった。
なぜ彼が僕に世話を焼くのか考えてみたけど答えは出ない。もしかして毒味させられてる? とか思ったけど、僕がお腹いっぱいで口にしなかった料理もフレイヤさんは全て平らげていた。
お昼ご飯を食べたら眠気が襲ってきた。だめだだめだ。これから本来のつとめを果たさなきゃいけないのに。片付けもフレイヤさんの指パッチンにかかれば一瞬で終わる。僕は心の中でぐっと拳を握って意気込んだ。
よし。やるぞ。
「ねえフレイヤさ」
「ハルオミ、少しの間君の膝を貸してくれるかい」
「……膝? うん、いいけど」
「それではありがたく」
ぽふっ。
太腿の上に重みが生じたと思えば、こそには綺麗な銀色の髪が窓からさす日光にあてられきらきら輝いていた。居ても立っても居られなくなって指を通すと、美しく滑らかな彼の髪は指に絡みつく。まるで僕を夢の中に誘っているようで恨めしかった。
フレイヤさんも真似っこをして、僕の髪の毛を撫でたり梳いたりした。彼の香りが髪に絡みついて変な気分になる。もっと、もっとその匂いを僕につけて。
耐えきれなくなって彼の手を取り髪や頬に擦り付ける。甘い香りに、頭がくらくらする。
◆
「行ってくるね、ハルオミ」
———パチッ
音でも鳴りそうな勢いで目を開く。今、フレイヤさんの声が聞こえた気がした。
「だめだった……」
フレイヤさんを癒すことができないまま、彼は午後の討伐に出てしまったようだ。
しばらくして部屋に入ってきたウラーさんに報告し、二人で肩を落とした。昼間の休憩には側仕えと接触しない魔祓い師もいるようで、ウラーさんの中ではおおよそ想定通りの結果だったらしい。あまり落ち込まずに、とフォローを入れてくれた。
僕は、次こそはと意気込んでウラーさんから午後の講義を受けた。
題目はヴィーホット家について。ウラーさんによると、このヴィーホット家の屋敷には次期当主候補がフレイヤさんの他に2人いるのだとか。1人はフレイヤさんのお兄さんのニエルドさん、もう1人は弟のビェラさん。つまりフレイヤさんは3人兄弟で、その3人ともが次期当主候補らしい。
……ドロドロバチバチの薫りがする。
異世界から来た僕がいきなりフレイヤさんの側仕えになったと知られたら色々面倒なことが起こりそうだ。聞けば兄ニエルド様と弟ビェラ様にも側仕えがいるという。
たくさん人がいるんだな。まだフレイヤさんとウラーさんにしか会ったことないけど。
その後も部屋から出ることができず暇だった。
夕食も部屋の中にウラーさんが持ってきてくれたし、お風呂もウラーさんに入れられた。
……もちろん、"準備" のために。
そうして再び勝負の夜が訪れた。
挽回だ。
気合を入れていつもの透け襦袢に着替え、ベッドに腰掛けた。
お風呂上がりにウラーさんによって手首に塗られた香油をかぐ。上品で爽やかな花の香り。リラックス効果があるらしい。でもあの香りほどの魅力は感じない。どうしようもなく微睡んでしまうあの神秘的な香りの正体は何なんだろう。
「難しそうな顔をしているねハルオミ」
「っフレイヤさん、いつの間に」
考え事をすると周りが見えなくなってしまうのはこの世界に来ても変わらなかった。フレイヤさんは腰掛ける僕を布団に入れる。その隣にはフレイヤさんが入ってきて……って、これじゃ昨日と同じだ。昨日同様僕を抱き込もうとするフレイヤさんの胸あたりを両手で押して抗おうとすると、彼はとても嫌そうな顔をした。
「……ハルオミ」
「………はい」
さすがに失礼だったか。
「やっぱりな。香油でもつけているのかい?」
「え、……はい。つけてます。ウラーさんがつけてくれました。リラックス効果があるって」
「必要ない」
フレイヤさんは僕の手首に人差し指をかざして一振りすると、瞬く間に香油の匂いが消えた。代わりに襲ってきたのは、僕が待ち望んでいたあの匂い。頭がおかしくなりそうなくらい魅力的な匂いがする方へ顔を近づける。
いつの間にかフレイヤさんの胸板に僕の顔がピッタリとくっついていた。
「あ……フレイヤさん、僕良いことに気がついた」
「何だい?」
この匂いフレイヤさんからするんだね、なんて言ったら、変態って思われるかも。
「んー、ひみつ……」
自分の声が鍛え上げられた胸に吸い込まれていく。いけない。どうしたって眠たくなっちゃう。いつもの僕なら何も考えず本能に身を任せるのだが、今ばかりは課せられた任務を遂行しろと自分に鞭打って睡魔の元凶から顔を離す。
フレイヤさんを見上げると、優しい顔をして僕の頭をポンポンと優しく叩く。これは確実に寝かせにかかっている。
「っだめ、フレイヤさん、僕まだ、寝ないよ」
僕を抱き込む彼の下半身に、そっと、戸惑いながらも、やっとの思いで触れ、それから勇気を振り絞ってやわやわと刺激を与えてみる。
お、おおきい…!
「こらこらハルオミ、そんなことしなくていいんだよ」
フレイヤさんは僕の手を取り上げる。
「どうして。側仕えって、こういうことするんでしょ?」
「無理にしなくても、私はハルオミに癒されている」
嘘だ、
なんで嘘つくの、そう言いたかったけれど、いよいよ限界が来た瞼はそのまま閉じてゆき、いつのまにか意識を手放した。
「おや、どうしたんだいハルオミ。なんだか疲れているようだ」
昨日と同じく透け感のある服を着てベッドヘッドにもたれかかっている僕の横に腰掛けながらフレイヤさんは言った。
「……ううん、そんなことない」
きっと僕の疲労なんて比べ物にならないほど満身創痍であろうフレイヤさんに対して "疲れた" なんて口が裂けても言えない。
「そうかい。でも無理はいけない。
そうだ、これから一緒に昼食をどうだい?」
「……昼食? うん、いいよ」
「決まりだね」
昼食を食べてから色々するのだろうか。すぐに始まると思って身構えていたけど、フレイヤさん仕事の後なんだからそりゃもちろんお腹すくよね。えっちなことだけを考え過ぎて緊張してたのが恥ずかしい。
フレイヤさんはパチンと指を弾いた。
すると豪華な食事の乗ったワゴンが出現した。魔法というのはたいそう便利なものだなあ。
そうだ、テーブルをセットしなくちゃ。執事のウラーさんがいない今、僕が主人であるフレイヤさんのお世話をしなくちゃいけない。そう意気込んでベッドから降りようとすると、
「こらこら。疲れているのだから動いてはいけない」
と制止をかけられた。
「でも僕は側仕えだから」
「ならば、主である私の言うことが聞けるね?」
頬に手を添え顔を近づけて言われる。
そんなこと言われてしまったら、反論できなくなってしまう。それに、彼が近づけば近づくほど体の力が抜けてまどろみの中に堕ちて行きそうになる。
「……うん」
「良い子だね」
なんとか返事をするとフレイヤさんが頭を撫でてくれた。
魔法によって一瞬で家具の配置が変わり、テーブルと椅子、それから食事の乗ったワゴンはベッドサイドに来ていた。……たいそう便利なものだなあ。
そしてあろうことか、僕の口の前にはハムや野菜を挟んだサンドイッチのようなものが差し出されていたのである。
ご丁寧に一口サイズに切られているそれを見て首を傾げる。え、もしかして、そんなはずないだろうけど……
「どうした、ハルオミ。こういうのはあまり食べ慣れていないのかい? ではこれはどうだろう。朝用意した果物は喜んで食べていたとウラーから聞いている。ハルオミはこういうのが好きなのかい?」
サンドイッチを引っ込めてみずみずしい果物を口の前に差し出される。やっぱ食べさせようとしてくれていたんだ。
「あ、いや……好き嫌いはたぶん無いけど」
「それは良かった。ほら、遠慮せずに食べなさい」
ここで拒否すればまた先ほどみたいに屁理屈でねじ伏せられそうなので、大人しく口を開いてフレイヤさんの手から果物を招き入れる。
美味しい、と言うとフレイヤさんも同じものを食べた。今度はさっきのサンドイッチみたいなやつを差し出される。このサンドイッチも水気の多い茹でパンが使われていて、不思議な食感だけどパサパサしてなくて美味しい。そしたらフレイヤさんも同じものをひとくち。クラムチャウダーみたいなスープも新鮮なサラダも美味しかった。
なぜ彼が僕に世話を焼くのか考えてみたけど答えは出ない。もしかして毒味させられてる? とか思ったけど、僕がお腹いっぱいで口にしなかった料理もフレイヤさんは全て平らげていた。
お昼ご飯を食べたら眠気が襲ってきた。だめだだめだ。これから本来のつとめを果たさなきゃいけないのに。片付けもフレイヤさんの指パッチンにかかれば一瞬で終わる。僕は心の中でぐっと拳を握って意気込んだ。
よし。やるぞ。
「ねえフレイヤさ」
「ハルオミ、少しの間君の膝を貸してくれるかい」
「……膝? うん、いいけど」
「それではありがたく」
ぽふっ。
太腿の上に重みが生じたと思えば、こそには綺麗な銀色の髪が窓からさす日光にあてられきらきら輝いていた。居ても立っても居られなくなって指を通すと、美しく滑らかな彼の髪は指に絡みつく。まるで僕を夢の中に誘っているようで恨めしかった。
フレイヤさんも真似っこをして、僕の髪の毛を撫でたり梳いたりした。彼の香りが髪に絡みついて変な気分になる。もっと、もっとその匂いを僕につけて。
耐えきれなくなって彼の手を取り髪や頬に擦り付ける。甘い香りに、頭がくらくらする。
◆
「行ってくるね、ハルオミ」
———パチッ
音でも鳴りそうな勢いで目を開く。今、フレイヤさんの声が聞こえた気がした。
「だめだった……」
フレイヤさんを癒すことができないまま、彼は午後の討伐に出てしまったようだ。
しばらくして部屋に入ってきたウラーさんに報告し、二人で肩を落とした。昼間の休憩には側仕えと接触しない魔祓い師もいるようで、ウラーさんの中ではおおよそ想定通りの結果だったらしい。あまり落ち込まずに、とフォローを入れてくれた。
僕は、次こそはと意気込んでウラーさんから午後の講義を受けた。
題目はヴィーホット家について。ウラーさんによると、このヴィーホット家の屋敷には次期当主候補がフレイヤさんの他に2人いるのだとか。1人はフレイヤさんのお兄さんのニエルドさん、もう1人は弟のビェラさん。つまりフレイヤさんは3人兄弟で、その3人ともが次期当主候補らしい。
……ドロドロバチバチの薫りがする。
異世界から来た僕がいきなりフレイヤさんの側仕えになったと知られたら色々面倒なことが起こりそうだ。聞けば兄ニエルド様と弟ビェラ様にも側仕えがいるという。
たくさん人がいるんだな。まだフレイヤさんとウラーさんにしか会ったことないけど。
その後も部屋から出ることができず暇だった。
夕食も部屋の中にウラーさんが持ってきてくれたし、お風呂もウラーさんに入れられた。
……もちろん、"準備" のために。
そうして再び勝負の夜が訪れた。
挽回だ。
気合を入れていつもの透け襦袢に着替え、ベッドに腰掛けた。
お風呂上がりにウラーさんによって手首に塗られた香油をかぐ。上品で爽やかな花の香り。リラックス効果があるらしい。でもあの香りほどの魅力は感じない。どうしようもなく微睡んでしまうあの神秘的な香りの正体は何なんだろう。
「難しそうな顔をしているねハルオミ」
「っフレイヤさん、いつの間に」
考え事をすると周りが見えなくなってしまうのはこの世界に来ても変わらなかった。フレイヤさんは腰掛ける僕を布団に入れる。その隣にはフレイヤさんが入ってきて……って、これじゃ昨日と同じだ。昨日同様僕を抱き込もうとするフレイヤさんの胸あたりを両手で押して抗おうとすると、彼はとても嫌そうな顔をした。
「……ハルオミ」
「………はい」
さすがに失礼だったか。
「やっぱりな。香油でもつけているのかい?」
「え、……はい。つけてます。ウラーさんがつけてくれました。リラックス効果があるって」
「必要ない」
フレイヤさんは僕の手首に人差し指をかざして一振りすると、瞬く間に香油の匂いが消えた。代わりに襲ってきたのは、僕が待ち望んでいたあの匂い。頭がおかしくなりそうなくらい魅力的な匂いがする方へ顔を近づける。
いつの間にかフレイヤさんの胸板に僕の顔がピッタリとくっついていた。
「あ……フレイヤさん、僕良いことに気がついた」
「何だい?」
この匂いフレイヤさんからするんだね、なんて言ったら、変態って思われるかも。
「んー、ひみつ……」
自分の声が鍛え上げられた胸に吸い込まれていく。いけない。どうしたって眠たくなっちゃう。いつもの僕なら何も考えず本能に身を任せるのだが、今ばかりは課せられた任務を遂行しろと自分に鞭打って睡魔の元凶から顔を離す。
フレイヤさんを見上げると、優しい顔をして僕の頭をポンポンと優しく叩く。これは確実に寝かせにかかっている。
「っだめ、フレイヤさん、僕まだ、寝ないよ」
僕を抱き込む彼の下半身に、そっと、戸惑いながらも、やっとの思いで触れ、それから勇気を振り絞ってやわやわと刺激を与えてみる。
お、おおきい…!
「こらこらハルオミ、そんなことしなくていいんだよ」
フレイヤさんは僕の手を取り上げる。
「どうして。側仕えって、こういうことするんでしょ?」
「無理にしなくても、私はハルオミに癒されている」
嘘だ、
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