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つかの間の平穏
140 ララの嘘
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ララ視点
魔法学校の図書館。
アタシは課題での調べものと、ある事件について調べていた。
「放火ってだけで終わってるわね」
アタシが調べているのは友人であるローレスくんの母親、アーネチカさんの生家が燃やされた件よ。
なんでブレイブ家の事件が落ち着いたって言うのに、この事件を調べているんだってことになるんだけれど……。
今から少し前、人が眠りにつく夜更け、四月ので空気が乾燥しているというわけでもないのに王都アストロにて火事が発生したの。
不審火だということで調べてみたら放火されていたことが判明し、犯人は一日とたたずに魔導警察に逮捕さてしまったわ。
呆気ないと思ったけれど、突発的な犯行らしいから妥当なところね。
それでアタシと二人でいるときに、その話を聞いたミューさんがふと言葉をこぼしたの。
「そういえば、あの時アーネチカさんが“ブレイブ家の皮を被った誰かが私の家族を殺したこと”っていっていたけれど、結局は愉快犯がやった放火ってことなのかしら?」
確かに、と思ったわ。
話は、いつかしていたレーピオくん野家が燃えたと言う話に移り変わっていたわ。
ことの顛末は簡単、レーピオの甥っ子だか姪っ子だかが産まれてから一ヵ月とたたないうちに魔法を暴走させたのだ。
魔力が多いこはよく起こすことで、あるあるだから別に変な話でもない。
話を思い出したからか、好奇心からアーネチカさんの生家が燃えた事件について調べてみることにしたの。
それで、アーネチカさんの生家が燃えた件に関しても詳しいことがわからなかったわ。
強いて言うのならば、ブレイブ家の紋が入ったものがあったのは偽造工作だろうとの結論に至ったってところかしら。
そう考えた原因は所有者であるだろう人物の惨殺死体が遠く離れた地で見つかったからなのよね。
その死体はあちこちが抉れているもので、歯形は動物ではなく人型のものであったそうなのだけれど……。
「気になるのが惨殺死体の件なのよね。偶然にもブレイブ家の使用人を襲ったのだとしても、アーネチカさんの生家の近くに紋が入ったものを捨てるのかしら?」
あからさまにブレイブ家を疑ってくださいと、思考を誘導されている気がしてならないわ。
そもそもの話、アーネチカさんの逃げ道を潰したのならば生家を燃やすではなく、家に手紙でも出してしまえばいいと思うのよ。
一時の喧嘩とでも言えば、どうにかなったのかもしれないし。
それに気になるのはそれだけじゃないわ。
惨殺したのあり方なのよ。
殺した後に山に捨てて、それを動物が食べた結果、惨殺死体のようになったって言うのなら納得できるのよ。
でも、あったのは動物の歯形ではなくて、あったのは人形の歯形なのよ?
人喰い魔族がいるって言う話は聞いたことがあるのだけれど、もしかしてそれのせいなのかしら?
だとしたら尚更おかしいわね。
人喰い魔族が証拠隠滅のためなのか、何なのか。紋の入ったものを他所にやるとか言った行動を取るとは思えないのよ。
だって人間なんて食べ物としか思っていない人喰い魔族には貴族の使用人だとか、貴族からの報復だとかは関係のないことなんだもの。
でも、こんなことをするとするのならば貴族がどんなものか、ブレイブ家がどんなものか、知っている者がやっていることになるのだけれど……。
アタシがそこまで考えて、持ち出した事件に関係するものが書かれている書物やスクラップ記事をしまった。
きっと、アタシが考え付いたことは魔導警察だって考えたことだろう。
それでいて何も表沙汰にされていないというのならば、そうしない方がいいことがわかったのか、まだわかっていなのか……。
どっちにしたって、手を出さない方がいいって思ったわ。
課題に関する資料を抱えて、他のところで課題に必要なものを探しているベイノットくんに声をかける。
「ベイノットくん、そろそろ戻りましょう」
「ん?おう、そうだな。戻るか」
ベイノットくんはアタシが抱えていた本なんかをスッと取って、皆で集まっている教室に向かっていく。
彼、妹達がいるからなのか、あー言うところあるのよね。
うちの兄さんとは大違いだわ。
「ありがとう」
「あ?あぁ、おう」
ベイノットくんと並んで歩いていると、ふとスラム街が視界の中に入った。
そういえば西のスラム街はなくなったんだっけ?
昔、アタシや兄さんが住んでいたスラム街は、まだ残っているんだな。
懐かしい……。
これは貴族に引き取られる前のことだ。
アタシは両親の顔すら覚えていないが、兄から聞いた話からすると父は働きに行った先で殺されて、母は父の文までアタシたちを養おうと無理をして、その無理が多々って死んでしまったらしい。
正直、記憶も何もないからアタシは何とも思わないのだけれども、兄からすれば良い両親だったらしいから、二人の話をするときはいつも悲しそうな表情をしていた。
スラム街で親が死んでしまった子供が二人で生きていくのはとても難しいことで、誰も助けれくれるわけもないから物を盗んでは生活していた。
捕まったときは動けなくなるまで殴られるなんてしょっちゅうあったことだった。
いつの頃だったか、兄さんがどこからかはこぼれした剣を拾ってきた。
どこかに売るのかと思ったがどうやら違うみたいで、暇を見つければ剣を降っていた。
兄さん曰く、軍にはスラムで育った子供でも入れるのだそうだ。
その給料は、私を養ってもあまりあるものだった。
兄さんは剣の道を選び取った、なら私は?
いつまでも兄さんに養われる付けるだけなの?
考えた末に導きだした答え、それは魔導師になることだった。
魔導師は剣士よりも弱いと言うけれども、それは魔導師の間合いじゃなければの話で、魔導師の間合いになってしまえば勝てる見込みはある。
それだけじゃない、治癒魔法やバフ効果の魔法があれば兄の役に立てる。
そう考えてから、私は兄が剣の練習をしている間は魔法について学ぶようになった。
たまたま拾った魔導書をにらめっこする日々を続けていた、ある日のことだ。
兄と一緒に歩いていると貴族が荒くれ者に襲われているのを見つけた。
兄さんは貴族を助けられたらお金が貰えるのではないかと考え、持っていたボロボロの剣を使って貴族を助けた。
その助けた貴族が、今は私達の保護者で後見人であるベネットという人だ。
そこで才能を見初められた私達兄妹は引き取られることになり、衣食住の充実の変わりに好成績を納めることを求められた。
表向きはベネットさんの親戚、元々平民だったが才能を見初められて養子になった兄妹。
それが私達の過去。
別に不満はないがスラム街で産まれ育ったことを隠さなければ行けないのも別に気にしていなかったが、不思議だった。
まあ、今になって色々考えてみればわかることだけど、何の功績も納めていないうちは後ろ指を指されてしまうだろうことを想定していったんだろう。
もしかすると功績をおさめたとしても後ろ指を指されるかもしれない。
バカみたいな話だとも思っていた。
魔法学校に入って、友人達ができてからは変わった。
知られなくてよかったと思った。
私だけならいい、友人達までも後ろ指を指されるなんてことになって欲しくなかった。
半年近く生活していて、私がスラム出身だからって友人達の態度が変わることはないんだと思うけど、怖くて言えてない。
けれど、嘘をついている罪悪感も産まれ出した。
「ふぅ……戻ったわ」
「たでーま」
笑顔で迎え入れてくることがどれだけありがいたことなのか、悪意をずっと向けられてきたからわかることだ。
いつか話すのかもしれないし、話さないのかもしれない。
罪悪感はあるけれども、どちらでも良いと思っている。
……特に夢もなかったのだけれど王宮魔導師か魔導警察になるのもかしら?
魔法学校の図書館。
アタシは課題での調べものと、ある事件について調べていた。
「放火ってだけで終わってるわね」
アタシが調べているのは友人であるローレスくんの母親、アーネチカさんの生家が燃やされた件よ。
なんでブレイブ家の事件が落ち着いたって言うのに、この事件を調べているんだってことになるんだけれど……。
今から少し前、人が眠りにつく夜更け、四月ので空気が乾燥しているというわけでもないのに王都アストロにて火事が発生したの。
不審火だということで調べてみたら放火されていたことが判明し、犯人は一日とたたずに魔導警察に逮捕さてしまったわ。
呆気ないと思ったけれど、突発的な犯行らしいから妥当なところね。
それでアタシと二人でいるときに、その話を聞いたミューさんがふと言葉をこぼしたの。
「そういえば、あの時アーネチカさんが“ブレイブ家の皮を被った誰かが私の家族を殺したこと”っていっていたけれど、結局は愉快犯がやった放火ってことなのかしら?」
確かに、と思ったわ。
話は、いつかしていたレーピオくん野家が燃えたと言う話に移り変わっていたわ。
ことの顛末は簡単、レーピオの甥っ子だか姪っ子だかが産まれてから一ヵ月とたたないうちに魔法を暴走させたのだ。
魔力が多いこはよく起こすことで、あるあるだから別に変な話でもない。
話を思い出したからか、好奇心からアーネチカさんの生家が燃えた事件について調べてみることにしたの。
それで、アーネチカさんの生家が燃えた件に関しても詳しいことがわからなかったわ。
強いて言うのならば、ブレイブ家の紋が入ったものがあったのは偽造工作だろうとの結論に至ったってところかしら。
そう考えた原因は所有者であるだろう人物の惨殺死体が遠く離れた地で見つかったからなのよね。
その死体はあちこちが抉れているもので、歯形は動物ではなく人型のものであったそうなのだけれど……。
「気になるのが惨殺死体の件なのよね。偶然にもブレイブ家の使用人を襲ったのだとしても、アーネチカさんの生家の近くに紋が入ったものを捨てるのかしら?」
あからさまにブレイブ家を疑ってくださいと、思考を誘導されている気がしてならないわ。
そもそもの話、アーネチカさんの逃げ道を潰したのならば生家を燃やすではなく、家に手紙でも出してしまえばいいと思うのよ。
一時の喧嘩とでも言えば、どうにかなったのかもしれないし。
それに気になるのはそれだけじゃないわ。
惨殺したのあり方なのよ。
殺した後に山に捨てて、それを動物が食べた結果、惨殺死体のようになったって言うのなら納得できるのよ。
でも、あったのは動物の歯形ではなくて、あったのは人形の歯形なのよ?
人喰い魔族がいるって言う話は聞いたことがあるのだけれど、もしかしてそれのせいなのかしら?
だとしたら尚更おかしいわね。
人喰い魔族が証拠隠滅のためなのか、何なのか。紋の入ったものを他所にやるとか言った行動を取るとは思えないのよ。
だって人間なんて食べ物としか思っていない人喰い魔族には貴族の使用人だとか、貴族からの報復だとかは関係のないことなんだもの。
でも、こんなことをするとするのならば貴族がどんなものか、ブレイブ家がどんなものか、知っている者がやっていることになるのだけれど……。
アタシがそこまで考えて、持ち出した事件に関係するものが書かれている書物やスクラップ記事をしまった。
きっと、アタシが考え付いたことは魔導警察だって考えたことだろう。
それでいて何も表沙汰にされていないというのならば、そうしない方がいいことがわかったのか、まだわかっていなのか……。
どっちにしたって、手を出さない方がいいって思ったわ。
課題に関する資料を抱えて、他のところで課題に必要なものを探しているベイノットくんに声をかける。
「ベイノットくん、そろそろ戻りましょう」
「ん?おう、そうだな。戻るか」
ベイノットくんはアタシが抱えていた本なんかをスッと取って、皆で集まっている教室に向かっていく。
彼、妹達がいるからなのか、あー言うところあるのよね。
うちの兄さんとは大違いだわ。
「ありがとう」
「あ?あぁ、おう」
ベイノットくんと並んで歩いていると、ふとスラム街が視界の中に入った。
そういえば西のスラム街はなくなったんだっけ?
昔、アタシや兄さんが住んでいたスラム街は、まだ残っているんだな。
懐かしい……。
これは貴族に引き取られる前のことだ。
アタシは両親の顔すら覚えていないが、兄から聞いた話からすると父は働きに行った先で殺されて、母は父の文までアタシたちを養おうと無理をして、その無理が多々って死んでしまったらしい。
正直、記憶も何もないからアタシは何とも思わないのだけれども、兄からすれば良い両親だったらしいから、二人の話をするときはいつも悲しそうな表情をしていた。
スラム街で親が死んでしまった子供が二人で生きていくのはとても難しいことで、誰も助けれくれるわけもないから物を盗んでは生活していた。
捕まったときは動けなくなるまで殴られるなんてしょっちゅうあったことだった。
いつの頃だったか、兄さんがどこからかはこぼれした剣を拾ってきた。
どこかに売るのかと思ったがどうやら違うみたいで、暇を見つければ剣を降っていた。
兄さん曰く、軍にはスラムで育った子供でも入れるのだそうだ。
その給料は、私を養ってもあまりあるものだった。
兄さんは剣の道を選び取った、なら私は?
いつまでも兄さんに養われる付けるだけなの?
考えた末に導きだした答え、それは魔導師になることだった。
魔導師は剣士よりも弱いと言うけれども、それは魔導師の間合いじゃなければの話で、魔導師の間合いになってしまえば勝てる見込みはある。
それだけじゃない、治癒魔法やバフ効果の魔法があれば兄の役に立てる。
そう考えてから、私は兄が剣の練習をしている間は魔法について学ぶようになった。
たまたま拾った魔導書をにらめっこする日々を続けていた、ある日のことだ。
兄と一緒に歩いていると貴族が荒くれ者に襲われているのを見つけた。
兄さんは貴族を助けられたらお金が貰えるのではないかと考え、持っていたボロボロの剣を使って貴族を助けた。
その助けた貴族が、今は私達の保護者で後見人であるベネットという人だ。
そこで才能を見初められた私達兄妹は引き取られることになり、衣食住の充実の変わりに好成績を納めることを求められた。
表向きはベネットさんの親戚、元々平民だったが才能を見初められて養子になった兄妹。
それが私達の過去。
別に不満はないがスラム街で産まれ育ったことを隠さなければ行けないのも別に気にしていなかったが、不思議だった。
まあ、今になって色々考えてみればわかることだけど、何の功績も納めていないうちは後ろ指を指されてしまうだろうことを想定していったんだろう。
もしかすると功績をおさめたとしても後ろ指を指されるかもしれない。
バカみたいな話だとも思っていた。
魔法学校に入って、友人達ができてからは変わった。
知られなくてよかったと思った。
私だけならいい、友人達までも後ろ指を指されるなんてことになって欲しくなかった。
半年近く生活していて、私がスラム出身だからって友人達の態度が変わることはないんだと思うけど、怖くて言えてない。
けれど、嘘をついている罪悪感も産まれ出した。
「ふぅ……戻ったわ」
「たでーま」
笑顔で迎え入れてくることがどれだけありがいたことなのか、悪意をずっと向けられてきたからわかることだ。
いつか話すのかもしれないし、話さないのかもしれない。
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