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第8章 ギルド長の任務は大変だ
第127話 幸運のお守り
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……ん? なんだ? あれ? 死んでない? というよりも生きてる? っていうか痛くない?
目を開くと、何かが白い光を発していた。
「サラ様……なぜ? なぜクローバーの髪留めが光っているのですか?」
「……え?」
チハヤに言われてクローバーの髪留めを外すと、眩いくらいの白い光に包まれていた。
「言っただろうチハヤくん。君の最大の弱点はサラちゃんなんだと、君の考えたシナリオは最初から全て間違っていたんだと」
「なっ、どういうことですか?」
レオンさんの落ち着いた微笑みに、チハヤは明らかに動揺していた。
「クローバーの髪留めは、チハヤくんの魔法が注入されたギルド戦時点で、すでに魔導具となっていた」
フランチェスカさんは、魔導具の指輪をはめると白い光をチハヤの顔に当てる。チハヤはまぶしそうに顔をゆがませた。
「……魔導具化していたのは承知しています。ですが、それが私の魔法を無効化したのは理屈が通らない」
「ただの魔導具じゃないんだな、これが。このクローバーにはチハヤくんがいなくなってからも大量の魔力が残っていた。君は錬金術には詳しくないと思うが、魔導具は同じ魔力を注げば注ぐほどその人物と同じ、つまりは魔力の素が一致し同一存在となる。クローバーはすでにチハヤくんと同じ存在なんだよ。自分の魔法は無効化される。道理だろ?」
チハヤはふるふると頭を振った。
「そんなの、ありえない。私が魔力を込めたのはあの一度きりのはず」
「違うよ! 違う!! これは、チハヤと私の連絡手段。いつも肌身離さずつけていた幸運のお守り。チハヤと私が会話を重ねる度に、魔力はきっと蓄積されていったんだよ!!」
「そ……んな……」
私はチハヤの前に立ちふさがった。みんなを守る盾として。
「チハヤの最大の誤算は、私を命がけで守ろうとしたこと。何もできない力もないモブの私が、チハヤに対しては最強なんだ!!」
「う、嘘だ……」
チハヤは震えながら後ずさりを始めた。その目はもう赤くはなく、むしろ子犬のように怯えていた。
「サラに攻撃が効かない。そしたら、どうやっても勝目はない……」
「チハヤ、一緒に帰ろう。みんなで探せばまだ魔王をたおす別の方策が見つかるかもしれない」
私が近づくと、チハヤは一歩一歩後ろに下がっていく。壁にもたれかかるとびっくりした顔をしてその場にうずくまる。
「……やめてくれ、近寄らないでくれ!!」
「チハヤ……」
チハヤは今まで見たことがないほど取り乱していた。感情を露わにしていた。
「サラ。僕は……サラの両親を殺したんだ。この罪は一生かかっても消えることはない。魔王の力は恐ろしかった。心が呑まれて僕が僕じゃなくなる……だから、頼む。ここで終わりにしてくれ。殺してくれ、頼むよ……」
「あうあう!! チ……ハ……ヤ、ナカマ!!」
チハヤの足にグレースの腕が巻きつく。
私の横には、エルサさんとクリスさんが並んでくれた。
「執事さんがいないと、私は血の呪いから逃げてばかりだった。家族にも二度と会えずに一生を終えるところだったかもしれない」
「そうだな。ウチもチハヤがいなかったら、イリアムの残した金色のカクテルを完成させられなかった。それに、クソ親父にも会えなかったかも」
チハヤはなにを言われているのかわからないのか、大きく目を開けたまま二人の顔を見ていた。
私は一歩前に出る。
「チハヤ。つまり私たちはみんな、お前に感謝してるんだ。チハヤがギルドをつくる提案をしてくれたから、いつの間にかみんなの居場所ができあがった。みんなが悩みや苦しみと向き合うことができた。それに──」
涙がにじむ。声がかすれる。ぐしゃぐしゃになった顔なんてチハヤに見せたくないけど。
「チハヤは私の両親を奪ったかもしれない。だけど、チハヤは私に居場所をくれた。一人になってしまった私のところにやってきて、新たな家族になってくれたのはチハヤなんだぞ。チハヤがいなければ、私はずっと寂しさを抱えたままだったかもしれない」
私は腕を伸ばすと、震えたままのチハヤの手を取った。
「チハヤのしたことを許すわけにはいかない。だけど、だからこそチハヤと一緒に生きていきたい。帰ろうギルドに、私たちがつくったギルドに。お前も、私たちの仲間なんだ」
チハヤはなにも言わず私の顔と手とを交互に見つめていた。
「早くしろよ、お前のコーヒーが飲みたいんだよ」
困惑気な表情のまま、でも。チハヤはようやく私の手をつかんでくれた。
急に恥ずかしくなって、うれしくなって、少し悲しくなって、寂しくなって、私の顔がさらにぐちゃぐちゃになったのは間違いない。
*
「はぁ~くたびれた。体痛い全身痛い。もう一カ月くらい働かなくてもいいや」
ギルドに戻った私はソファに重い体を預ける。そして、寝返りを打つ。
ギルドは、とても静かだった。
あれから、マリーやトーヴァは秘密裏にギルドセンター長に今回のことを伝えに行った。ことがことだけに、慎重にならざるを得ない。あの二人なら心配だけど、フランチェスカさんとヤマトさんがついてくれてるからきっと大丈夫だろう。
レオンさんは魔王城で貴重な材料を見つけたらしくクリスさんの酒場で研究に没頭。リリアは一度、王都へ戻った。
そしてクリスさんとエルサさんは変わらずお店を続けていて、グレースは家で昼寝をしている。
チハヤはというと……。
「サラ様。できました。新たな至高のコーヒーです」
相変わらず何考えているか読めない微笑みで、コーヒーをつくっていた。
私は半ば呆れながらもゆっくりと起き上がる。
「お前な、なにのんきにコーヒー淹れてんだよ……怒る気力すらもうないぞ」
チハヤは私の話を聞かずに、テーブルにカップを並べると至高のコーヒーを注いでいく。
「サラ様とお話しするときは、コーヒーを飲みながらと約束しましたから。さあ、起きてください」
チハヤが私の体を引き起こすと腕を引っ張り、テーブルへとつかせる。
「で、話ってなに?」
チハヤはコーヒーを、音を立てずにすすった。
「改めて、なぜ私を助けてくれたのですか?」
黒い瞳が私を見つめる。面と向かって言うのは、恥ずかしいな……。
「ま、魔王の脅威は別の方法で取り除けると思ったから」
「ウソですね」
「うっ……」
チハヤに見つめられると、どうしても目が泳いでしまう。
「チハヤを倒す必要がないから」
「違いますね。理由はいくらでもあります。サラ様のこととか、単に私が魔王というだけでも」
「えーっと……」
他に何かないか? それっぽい理由。頭をフル回転させて「言い訳」を考えていると、チハヤはふっと小さく笑った。
「な、なんだよ……」
「以前、サラ様は私を守ると言ってくれたことを覚えていますか?」
私はコーヒーを飲んだ。苦いが、今は普通に飲める。
でも、そんなこと言ったっけか。言ったような気がしないでもない。けど。
「本当に守られるとは思いませんでした。私は、いつもサラ様を守らなければならないと思っていました。強迫観念のように」
「……私の両親への贖罪?」
「最初はそうでした。いえ、ずっとそうです。今でも……けど、それだけじゃありません。言葉にするのは難しいですが、もっといろんな感情が込められています」
チハヤは誤魔化すようにコーヒーカップを持ち上げる。私もコーヒーを口にした。苦い、けど美味しい、かも。
「そんなの、私も同じだよ。チハヤを助けたのも守りたいと思っているのも同じ気持ち。言葉では言い表せないよ」
……っていうのはウソで。そんなことはない。たぶん、「好き」という二文字さえあればことたりる感情だと思う。
「でもさ。なんでおじいちゃんは、事情を知っててチハヤを私の執事にさせたのかな」
「それは……私にもわかりません。おじいさまはショックを受けていた私に、手を差し伸べて『孫を守ってくれ』とおっしゃられたのです」
「……おじいちゃんは自分がいつか亡くなることを知っていた。そりゃ、そうだよね。私より早く命が尽きるから」
私はコーヒーカップを両手で握る。温かい温度が手のひらにじんわりと広がっていく。
「もしかしたら、このことを予感してチハヤを置いといてくれたのかな……いや、そんなわけないか」
おじいちゃんがいなくなったら、私は独りぼっちになる。そのことを考えてチハヤに託したのかも。新しい家族として、私が寂しくないように。……ついでにチハヤの暴走を止められると思ったとか。
コーヒーをすする音が聞こえる。顔を上げるとチハヤは優しく微笑んでいた。
「もし、そうだとしたら、大博打ですね。ですが、サラ様のおじい様ならやりかねません」
「だよね、私もそう思う」
二人きりでコーヒーを飲む時間が過ぎていく。ゆるやかに流れる時間はすぐに過ぎ去り、きっとまた忙しなくなる。だけど、とりあえず今は。
「チハヤ」
「なんでしょう」
「まだ言ってなかった! おかえり」
チハヤは目を丸くすると、コーヒーカップを置いた。
「ただいま……です。サラ様」
目を開くと、何かが白い光を発していた。
「サラ様……なぜ? なぜクローバーの髪留めが光っているのですか?」
「……え?」
チハヤに言われてクローバーの髪留めを外すと、眩いくらいの白い光に包まれていた。
「言っただろうチハヤくん。君の最大の弱点はサラちゃんなんだと、君の考えたシナリオは最初から全て間違っていたんだと」
「なっ、どういうことですか?」
レオンさんの落ち着いた微笑みに、チハヤは明らかに動揺していた。
「クローバーの髪留めは、チハヤくんの魔法が注入されたギルド戦時点で、すでに魔導具となっていた」
フランチェスカさんは、魔導具の指輪をはめると白い光をチハヤの顔に当てる。チハヤはまぶしそうに顔をゆがませた。
「……魔導具化していたのは承知しています。ですが、それが私の魔法を無効化したのは理屈が通らない」
「ただの魔導具じゃないんだな、これが。このクローバーにはチハヤくんがいなくなってからも大量の魔力が残っていた。君は錬金術には詳しくないと思うが、魔導具は同じ魔力を注げば注ぐほどその人物と同じ、つまりは魔力の素が一致し同一存在となる。クローバーはすでにチハヤくんと同じ存在なんだよ。自分の魔法は無効化される。道理だろ?」
チハヤはふるふると頭を振った。
「そんなの、ありえない。私が魔力を込めたのはあの一度きりのはず」
「違うよ! 違う!! これは、チハヤと私の連絡手段。いつも肌身離さずつけていた幸運のお守り。チハヤと私が会話を重ねる度に、魔力はきっと蓄積されていったんだよ!!」
「そ……んな……」
私はチハヤの前に立ちふさがった。みんなを守る盾として。
「チハヤの最大の誤算は、私を命がけで守ろうとしたこと。何もできない力もないモブの私が、チハヤに対しては最強なんだ!!」
「う、嘘だ……」
チハヤは震えながら後ずさりを始めた。その目はもう赤くはなく、むしろ子犬のように怯えていた。
「サラに攻撃が効かない。そしたら、どうやっても勝目はない……」
「チハヤ、一緒に帰ろう。みんなで探せばまだ魔王をたおす別の方策が見つかるかもしれない」
私が近づくと、チハヤは一歩一歩後ろに下がっていく。壁にもたれかかるとびっくりした顔をしてその場にうずくまる。
「……やめてくれ、近寄らないでくれ!!」
「チハヤ……」
チハヤは今まで見たことがないほど取り乱していた。感情を露わにしていた。
「サラ。僕は……サラの両親を殺したんだ。この罪は一生かかっても消えることはない。魔王の力は恐ろしかった。心が呑まれて僕が僕じゃなくなる……だから、頼む。ここで終わりにしてくれ。殺してくれ、頼むよ……」
「あうあう!! チ……ハ……ヤ、ナカマ!!」
チハヤの足にグレースの腕が巻きつく。
私の横には、エルサさんとクリスさんが並んでくれた。
「執事さんがいないと、私は血の呪いから逃げてばかりだった。家族にも二度と会えずに一生を終えるところだったかもしれない」
「そうだな。ウチもチハヤがいなかったら、イリアムの残した金色のカクテルを完成させられなかった。それに、クソ親父にも会えなかったかも」
チハヤはなにを言われているのかわからないのか、大きく目を開けたまま二人の顔を見ていた。
私は一歩前に出る。
「チハヤ。つまり私たちはみんな、お前に感謝してるんだ。チハヤがギルドをつくる提案をしてくれたから、いつの間にかみんなの居場所ができあがった。みんなが悩みや苦しみと向き合うことができた。それに──」
涙がにじむ。声がかすれる。ぐしゃぐしゃになった顔なんてチハヤに見せたくないけど。
「チハヤは私の両親を奪ったかもしれない。だけど、チハヤは私に居場所をくれた。一人になってしまった私のところにやってきて、新たな家族になってくれたのはチハヤなんだぞ。チハヤがいなければ、私はずっと寂しさを抱えたままだったかもしれない」
私は腕を伸ばすと、震えたままのチハヤの手を取った。
「チハヤのしたことを許すわけにはいかない。だけど、だからこそチハヤと一緒に生きていきたい。帰ろうギルドに、私たちがつくったギルドに。お前も、私たちの仲間なんだ」
チハヤはなにも言わず私の顔と手とを交互に見つめていた。
「早くしろよ、お前のコーヒーが飲みたいんだよ」
困惑気な表情のまま、でも。チハヤはようやく私の手をつかんでくれた。
急に恥ずかしくなって、うれしくなって、少し悲しくなって、寂しくなって、私の顔がさらにぐちゃぐちゃになったのは間違いない。
*
「はぁ~くたびれた。体痛い全身痛い。もう一カ月くらい働かなくてもいいや」
ギルドに戻った私はソファに重い体を預ける。そして、寝返りを打つ。
ギルドは、とても静かだった。
あれから、マリーやトーヴァは秘密裏にギルドセンター長に今回のことを伝えに行った。ことがことだけに、慎重にならざるを得ない。あの二人なら心配だけど、フランチェスカさんとヤマトさんがついてくれてるからきっと大丈夫だろう。
レオンさんは魔王城で貴重な材料を見つけたらしくクリスさんの酒場で研究に没頭。リリアは一度、王都へ戻った。
そしてクリスさんとエルサさんは変わらずお店を続けていて、グレースは家で昼寝をしている。
チハヤはというと……。
「サラ様。できました。新たな至高のコーヒーです」
相変わらず何考えているか読めない微笑みで、コーヒーをつくっていた。
私は半ば呆れながらもゆっくりと起き上がる。
「お前な、なにのんきにコーヒー淹れてんだよ……怒る気力すらもうないぞ」
チハヤは私の話を聞かずに、テーブルにカップを並べると至高のコーヒーを注いでいく。
「サラ様とお話しするときは、コーヒーを飲みながらと約束しましたから。さあ、起きてください」
チハヤが私の体を引き起こすと腕を引っ張り、テーブルへとつかせる。
「で、話ってなに?」
チハヤはコーヒーを、音を立てずにすすった。
「改めて、なぜ私を助けてくれたのですか?」
黒い瞳が私を見つめる。面と向かって言うのは、恥ずかしいな……。
「ま、魔王の脅威は別の方法で取り除けると思ったから」
「ウソですね」
「うっ……」
チハヤに見つめられると、どうしても目が泳いでしまう。
「チハヤを倒す必要がないから」
「違いますね。理由はいくらでもあります。サラ様のこととか、単に私が魔王というだけでも」
「えーっと……」
他に何かないか? それっぽい理由。頭をフル回転させて「言い訳」を考えていると、チハヤはふっと小さく笑った。
「な、なんだよ……」
「以前、サラ様は私を守ると言ってくれたことを覚えていますか?」
私はコーヒーを飲んだ。苦いが、今は普通に飲める。
でも、そんなこと言ったっけか。言ったような気がしないでもない。けど。
「本当に守られるとは思いませんでした。私は、いつもサラ様を守らなければならないと思っていました。強迫観念のように」
「……私の両親への贖罪?」
「最初はそうでした。いえ、ずっとそうです。今でも……けど、それだけじゃありません。言葉にするのは難しいですが、もっといろんな感情が込められています」
チハヤは誤魔化すようにコーヒーカップを持ち上げる。私もコーヒーを口にした。苦い、けど美味しい、かも。
「そんなの、私も同じだよ。チハヤを助けたのも守りたいと思っているのも同じ気持ち。言葉では言い表せないよ」
……っていうのはウソで。そんなことはない。たぶん、「好き」という二文字さえあればことたりる感情だと思う。
「でもさ。なんでおじいちゃんは、事情を知っててチハヤを私の執事にさせたのかな」
「それは……私にもわかりません。おじいさまはショックを受けていた私に、手を差し伸べて『孫を守ってくれ』とおっしゃられたのです」
「……おじいちゃんは自分がいつか亡くなることを知っていた。そりゃ、そうだよね。私より早く命が尽きるから」
私はコーヒーカップを両手で握る。温かい温度が手のひらにじんわりと広がっていく。
「もしかしたら、このことを予感してチハヤを置いといてくれたのかな……いや、そんなわけないか」
おじいちゃんがいなくなったら、私は独りぼっちになる。そのことを考えてチハヤに託したのかも。新しい家族として、私が寂しくないように。……ついでにチハヤの暴走を止められると思ったとか。
コーヒーをすする音が聞こえる。顔を上げるとチハヤは優しく微笑んでいた。
「もし、そうだとしたら、大博打ですね。ですが、サラ様のおじい様ならやりかねません」
「だよね、私もそう思う」
二人きりでコーヒーを飲む時間が過ぎていく。ゆるやかに流れる時間はすぐに過ぎ去り、きっとまた忙しなくなる。だけど、とりあえず今は。
「チハヤ」
「なんでしょう」
「まだ言ってなかった! おかえり」
チハヤは目を丸くすると、コーヒーカップを置いた。
「ただいま……です。サラ様」
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