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5章:救世の龍覚者と導きの龍 〜始原の森へ続く英雄譚〜
第155話:影たちの休日
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復興作業が一段落し、街に穏やかな日常が戻りつつある頃。
王宮の裏庭、兵士たちの訓練場の隅に、二つの影があった。
「あー……暇だ」
大の字になって芝生に寝転がっているのは、防衛隊長のリゼットだ。豪快な赤毛を散らし、退屈そうに欠伸を噛み殺している。
「平和なのはいいことなんだけどよぉ。こう毎日、敵襲がないと体が鈍っちまうぜ」
彼女は根っからの傭兵気質だ。復興の手伝いも一段落し、警備任務も平和そのもの。
有り余るエネルギーの持って行き場を失っていた。
「……否定はしません」
その傍ら、樹木の影から音もなく声がした。
シエナだ。影として生きることを決めた彼女は、漆黒の装束に身を包み、気配を完全に遮断して直立していた。
「レン様からは『今日は非番だ。自由に過ごせ』と命じられましたが……。『自由』という任務の内容が不明確です。警護対象(マスター)の側にいない時間など、無為でしかありません」
休暇を与えられても、主君の役に立つこと(仕事)以外に興味がないのだ。
戦闘狂と、仕事中毒。平和なエルムヘイムにおいて、この二人だけが完全に浮いていた。
「おーい! リゼットー! シエナー!」
そんな二人の元へ、平和の象徴のような声が飛んできた。 髪をなびかせ、フィーナが走ってくる。
「あ、フィーナちゃん」
リゼットが上半身を起こす。フィーナは二人の前で急停止すると、満面の笑みで言った。
「二人とも、おひまなの?」
「まあな。レン様も執務で忙しそうだしよ」
「現在、マスターの執務室周辺は近衛騎士団が警備中。私の介入余地はありません」
「じゃあ、フィーナとあそびにいこう!」
フィーナは二人の手を、左右それぞれギュッと握った。
「え? 遊びって……ままごとか?」
「ううん! まちへおでかけ! ショッピング!」
フィーナは目を輝かせている。どうやら、アリシアたちから「女の子の休日の過ごし方」を教わったらしい。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺はそういう柄じゃ……」
「拒否します。護衛任務以外での外出は非効率的であり……」
「いーくーの!」
フィーナの愛らしい、しかし絶対的な「おねだり」攻撃。これに勝てる者は、この国には存在しない。
二人は顔を見合わせ、観念したように溜息をついた。
◇◇◇
エルムヘイムの中央通りは、多くの露店や商店で賑わっていた。
「わぁ……いい匂い!」
フィーナが屋台の方へ駆け出す。串焼き、焼き菓子、果実水。復興の活気が、食欲をそそる香りと共に溢れている。
「ほら、リゼットも食べて!」
「お、おう。……んぐっ、うめぇ!」
渡された串焼きを頬張り、リゼットの表情が緩む。花より団子。彼女にとって、これは悪くない「任務」だった。
一方、シエナは周囲を警戒しながら、おずおずと焼き菓子を受け取る。
「……毒味を行います」
「毒なんて入ってないよ?」
「念のためです。……(ハムっ)。……毒物反応なし。糖分によるエネルギー補給を確認」
シエナは無表情のまま、ものすごい勢いでクッキーを完食した。その口元には、微かな食べカスがついている。
「シエナ、おいしい?」
「……任務遂行に支障のない味です。もう一つ、要求します」
「ふふ、もっと食べていいよ!」
どうやら気に入ったようだ。
「次はあっち! お洋服屋さん!」
フィーナが次に二人を引っ張っていったのは、再開したばかりの服飾店だった。
「いらっしゃいませー!」
店員に迎えられ、二人は色とりどりの服が並ぶ店内に放り込まれる。
「うげっ、俺にフリフリなんて似合わねえぞ……」
尻込みするリゼット。シエナに至っては、純白のワンピースを当てられ、眉をひそめていた。
「却下します。白は目立ちすぎます。これでは隠密行動ができません」
「えー、かわいいのにー」
「服の役割は偽装と防護です。こんなヒラヒラした布切れでは、防御力も皆無。敵に狙ってくださいと言っているようなものです」
シエナは「仕事」の観点から論理的に拒絶する。だが、フィーナはニヤリと笑って、悪魔の囁きを口にした。
「でも、レンは『かわいい』って言うと思うなー」
「――ッ!?」
シエナの動きが止まった。その鉄仮面のような無表情に、亀裂が走る。
「……マスターが、これを?」
「うん! アリシアお姉ちゃんも言ってたもん。『レンさんは白い服が好き』って!」
「…………」
シエナは服を凝視し、数秒フリーズした後、店員に向かってキリッと言い放った。
「購入します。直ちに着替えます」
「ちょろいな、お前……」
リゼットが呆れる横で、シエナは光の速さで試着室へ消えた。
数分後。
鏡の前には、動きやすいチュニック姿で照れるリゼットと、白いワンピースを着て直立不動のシエナの姿があった。
「……似合ってねえだろ、これ」
「……スースーします。落ち着きません。ですが、マスターの視覚的嗜好に合致するのであれば、これは正装です」
シエナは真顔だが、その頬はほんのりと赤い。鏡の中の自分を見て、そわそわとスカートの裾を握りしめている。
◇◇◇
買い物を終え、店を出た時だった。
「困ったねぇ……」
通りの向こうで、荷車が溝にハマって立ち往生している老人を見かけた。 積荷が重すぎて、動かせないようだ。
「お困りのようだぜ」
リゼットが袖をまくり上げ、歩み寄る。
「じいちゃん、手伝うよ。……ふんッ!」
彼女は軽々と荷車を持ち上げ、溝から脱出させた。
「おぉ! ありがとう、助かったよ!」
「へへっ、いいってことよ!」
リゼットが得意げに鼻をこする。
その直後、今度は反対側で「ママー! どこー!」という泣き声が聞こえた。迷子の子供だ。
「……対象を確認。捜索任務を開始します」
シエナが瞬時に仕事モードに入る。彼女は屋根の上に飛び乗り、超感覚とも言える探知能力を展開する。
(心拍数、魔力パターン、声紋……照合完了。座標特定)
数秒で母親の位置を特定した彼女は、音もなく子供の前に降り立った。
「泣く必要はありません。保護対象(ママ)の位置は把握済みです。同行を」
無愛想だが、その手は優しく子供の手を引く。すぐに母親と再会でき、親子は涙を流して感謝した。
「ありがとう、お姉ちゃんたち!」
「本当に助かりました!」
感謝の言葉と、向けられる笑顔。それは、戦場で向けられる「恐怖」や「敵意」とは全く違うものだった。
「……悪くねえな」
リゼットが照れくさそうに呟く。
「……はい。マスターの敵を排除するだけが、任務ではないと理解しました」
シエナもまた、胸の奥が温かくなるのを感じていた。
◇◇◇
夕暮れ時。
執務をようやく終えた俺は、広場のベンチで休憩している三人を見つけた。
「おーい! みんな、ここだったのか」
「レン!」
俺の声に気づいたフィーナが、満面の笑みで抱きついてくる。俺は彼女を受け止め、そして――後ろにいる二人の姿を見て、目を丸くした。
「二人とも、随分とイメージチェンジしたな。似合ってるよ」
いつもは鎧や戦闘服のリゼットが、動きやすそうなチュニック姿。そして、全身黒尽くめのシエナが、清楚な白いワンピースを着ている。
「……うるせぇっすよ。フィーナちゃんに無理やり着せられただけだ」
リゼットが顔を背けるが、その耳は赤い。まんざらでもなさそうだ。
「シエナも、すごく可愛いじゃないか」
俺が素直な感想を伝えると――。
「――ッ!!??」
シエナの顔面が、一瞬にして林檎のように真っ赤に染まった。比喩ではなく、頭から湯気が出そうなほどの過熱ぶりだ。
「あ、あ、う……ッ!?」
普段の冷徹な「影」の姿はどこへやら。彼女は直立不動のまま、金縛りにあったようにガタガタと震えている。
「白、似合うんだな。新鮮でいい」
俺は微笑ましく思いながら近づき、無防備にシエナの頭をポンポンと撫でた。
その瞬間。
「ひゃうッ!?」
シエナは奇声を上げ、その場から垂直に1メートルほど飛び上がった。
着地と同時に、ものすごい速度で後ずさりし、近くの街路樹の陰に隠れてしまった。
「シ、シエナ?」
「……も、申し訳ありません! 心拍数が異常上昇! 思考回路がショートしました! い、一時離脱して冷却を行います!」
樹の陰から、顔を真っ赤にしたシエナが叫ぶ。その目はぐるぐると回っていた。
「……なんだあれ?」
「ふふっ、シエナおねえちゃん、照れてるの」
フィーナがクスクスと笑う。なるほど、照れているのか。仕事中はあんなにクールなのに、こういうところは年相応で可愛らしい。
剣を置いても、彼女たちの居場所はここにある。平和を守るための「影」と「盾」。その役割だけでなく、一人の女性として笑い合えるこの日常を、俺はずっと守っていきたいと思った。
「さあ、帰ろうか。今日の夕飯は、とびっきりのシチューだぞ」
「やったー!」
俺の言葉に、リゼットとフィーナ、そして少し離れて顔を扇いでいるシエナが続く。夕日に伸びる四つの影は、どれも温かく、寄り添っていた。
王宮の裏庭、兵士たちの訓練場の隅に、二つの影があった。
「あー……暇だ」
大の字になって芝生に寝転がっているのは、防衛隊長のリゼットだ。豪快な赤毛を散らし、退屈そうに欠伸を噛み殺している。
「平和なのはいいことなんだけどよぉ。こう毎日、敵襲がないと体が鈍っちまうぜ」
彼女は根っからの傭兵気質だ。復興の手伝いも一段落し、警備任務も平和そのもの。
有り余るエネルギーの持って行き場を失っていた。
「……否定はしません」
その傍ら、樹木の影から音もなく声がした。
シエナだ。影として生きることを決めた彼女は、漆黒の装束に身を包み、気配を完全に遮断して直立していた。
「レン様からは『今日は非番だ。自由に過ごせ』と命じられましたが……。『自由』という任務の内容が不明確です。警護対象(マスター)の側にいない時間など、無為でしかありません」
休暇を与えられても、主君の役に立つこと(仕事)以外に興味がないのだ。
戦闘狂と、仕事中毒。平和なエルムヘイムにおいて、この二人だけが完全に浮いていた。
「おーい! リゼットー! シエナー!」
そんな二人の元へ、平和の象徴のような声が飛んできた。 髪をなびかせ、フィーナが走ってくる。
「あ、フィーナちゃん」
リゼットが上半身を起こす。フィーナは二人の前で急停止すると、満面の笑みで言った。
「二人とも、おひまなの?」
「まあな。レン様も執務で忙しそうだしよ」
「現在、マスターの執務室周辺は近衛騎士団が警備中。私の介入余地はありません」
「じゃあ、フィーナとあそびにいこう!」
フィーナは二人の手を、左右それぞれギュッと握った。
「え? 遊びって……ままごとか?」
「ううん! まちへおでかけ! ショッピング!」
フィーナは目を輝かせている。どうやら、アリシアたちから「女の子の休日の過ごし方」を教わったらしい。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺はそういう柄じゃ……」
「拒否します。護衛任務以外での外出は非効率的であり……」
「いーくーの!」
フィーナの愛らしい、しかし絶対的な「おねだり」攻撃。これに勝てる者は、この国には存在しない。
二人は顔を見合わせ、観念したように溜息をついた。
◇◇◇
エルムヘイムの中央通りは、多くの露店や商店で賑わっていた。
「わぁ……いい匂い!」
フィーナが屋台の方へ駆け出す。串焼き、焼き菓子、果実水。復興の活気が、食欲をそそる香りと共に溢れている。
「ほら、リゼットも食べて!」
「お、おう。……んぐっ、うめぇ!」
渡された串焼きを頬張り、リゼットの表情が緩む。花より団子。彼女にとって、これは悪くない「任務」だった。
一方、シエナは周囲を警戒しながら、おずおずと焼き菓子を受け取る。
「……毒味を行います」
「毒なんて入ってないよ?」
「念のためです。……(ハムっ)。……毒物反応なし。糖分によるエネルギー補給を確認」
シエナは無表情のまま、ものすごい勢いでクッキーを完食した。その口元には、微かな食べカスがついている。
「シエナ、おいしい?」
「……任務遂行に支障のない味です。もう一つ、要求します」
「ふふ、もっと食べていいよ!」
どうやら気に入ったようだ。
「次はあっち! お洋服屋さん!」
フィーナが次に二人を引っ張っていったのは、再開したばかりの服飾店だった。
「いらっしゃいませー!」
店員に迎えられ、二人は色とりどりの服が並ぶ店内に放り込まれる。
「うげっ、俺にフリフリなんて似合わねえぞ……」
尻込みするリゼット。シエナに至っては、純白のワンピースを当てられ、眉をひそめていた。
「却下します。白は目立ちすぎます。これでは隠密行動ができません」
「えー、かわいいのにー」
「服の役割は偽装と防護です。こんなヒラヒラした布切れでは、防御力も皆無。敵に狙ってくださいと言っているようなものです」
シエナは「仕事」の観点から論理的に拒絶する。だが、フィーナはニヤリと笑って、悪魔の囁きを口にした。
「でも、レンは『かわいい』って言うと思うなー」
「――ッ!?」
シエナの動きが止まった。その鉄仮面のような無表情に、亀裂が走る。
「……マスターが、これを?」
「うん! アリシアお姉ちゃんも言ってたもん。『レンさんは白い服が好き』って!」
「…………」
シエナは服を凝視し、数秒フリーズした後、店員に向かってキリッと言い放った。
「購入します。直ちに着替えます」
「ちょろいな、お前……」
リゼットが呆れる横で、シエナは光の速さで試着室へ消えた。
数分後。
鏡の前には、動きやすいチュニック姿で照れるリゼットと、白いワンピースを着て直立不動のシエナの姿があった。
「……似合ってねえだろ、これ」
「……スースーします。落ち着きません。ですが、マスターの視覚的嗜好に合致するのであれば、これは正装です」
シエナは真顔だが、その頬はほんのりと赤い。鏡の中の自分を見て、そわそわとスカートの裾を握りしめている。
◇◇◇
買い物を終え、店を出た時だった。
「困ったねぇ……」
通りの向こうで、荷車が溝にハマって立ち往生している老人を見かけた。 積荷が重すぎて、動かせないようだ。
「お困りのようだぜ」
リゼットが袖をまくり上げ、歩み寄る。
「じいちゃん、手伝うよ。……ふんッ!」
彼女は軽々と荷車を持ち上げ、溝から脱出させた。
「おぉ! ありがとう、助かったよ!」
「へへっ、いいってことよ!」
リゼットが得意げに鼻をこする。
その直後、今度は反対側で「ママー! どこー!」という泣き声が聞こえた。迷子の子供だ。
「……対象を確認。捜索任務を開始します」
シエナが瞬時に仕事モードに入る。彼女は屋根の上に飛び乗り、超感覚とも言える探知能力を展開する。
(心拍数、魔力パターン、声紋……照合完了。座標特定)
数秒で母親の位置を特定した彼女は、音もなく子供の前に降り立った。
「泣く必要はありません。保護対象(ママ)の位置は把握済みです。同行を」
無愛想だが、その手は優しく子供の手を引く。すぐに母親と再会でき、親子は涙を流して感謝した。
「ありがとう、お姉ちゃんたち!」
「本当に助かりました!」
感謝の言葉と、向けられる笑顔。それは、戦場で向けられる「恐怖」や「敵意」とは全く違うものだった。
「……悪くねえな」
リゼットが照れくさそうに呟く。
「……はい。マスターの敵を排除するだけが、任務ではないと理解しました」
シエナもまた、胸の奥が温かくなるのを感じていた。
◇◇◇
夕暮れ時。
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「おーい! みんな、ここだったのか」
「レン!」
俺の声に気づいたフィーナが、満面の笑みで抱きついてくる。俺は彼女を受け止め、そして――後ろにいる二人の姿を見て、目を丸くした。
「二人とも、随分とイメージチェンジしたな。似合ってるよ」
いつもは鎧や戦闘服のリゼットが、動きやすそうなチュニック姿。そして、全身黒尽くめのシエナが、清楚な白いワンピースを着ている。
「……うるせぇっすよ。フィーナちゃんに無理やり着せられただけだ」
リゼットが顔を背けるが、その耳は赤い。まんざらでもなさそうだ。
「シエナも、すごく可愛いじゃないか」
俺が素直な感想を伝えると――。
「――ッ!!??」
シエナの顔面が、一瞬にして林檎のように真っ赤に染まった。比喩ではなく、頭から湯気が出そうなほどの過熱ぶりだ。
「あ、あ、う……ッ!?」
普段の冷徹な「影」の姿はどこへやら。彼女は直立不動のまま、金縛りにあったようにガタガタと震えている。
「白、似合うんだな。新鮮でいい」
俺は微笑ましく思いながら近づき、無防備にシエナの頭をポンポンと撫でた。
その瞬間。
「ひゃうッ!?」
シエナは奇声を上げ、その場から垂直に1メートルほど飛び上がった。
着地と同時に、ものすごい速度で後ずさりし、近くの街路樹の陰に隠れてしまった。
「シ、シエナ?」
「……も、申し訳ありません! 心拍数が異常上昇! 思考回路がショートしました! い、一時離脱して冷却を行います!」
樹の陰から、顔を真っ赤にしたシエナが叫ぶ。その目はぐるぐると回っていた。
「……なんだあれ?」
「ふふっ、シエナおねえちゃん、照れてるの」
フィーナがクスクスと笑う。なるほど、照れているのか。仕事中はあんなにクールなのに、こういうところは年相応で可愛らしい。
剣を置いても、彼女たちの居場所はここにある。平和を守るための「影」と「盾」。その役割だけでなく、一人の女性として笑い合えるこの日常を、俺はずっと守っていきたいと思った。
「さあ、帰ろうか。今日の夕飯は、とびっきりのシチューだぞ」
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