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ーRPGあるあるー
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目覚めた俺たちは、再度男子部屋に集まっていた。
『じゃあ、昨日の続きね。今回、書いたのは各々の職業についてだよ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【無職】
・職業スキル無し
・無職からの転職は、イベントのみ
・使用できない装備はないが、ステータスは半減
【ならず者】
・【脅し】取得
・使用武器は、近距離系全般
【爆弾兵】
・【着火操作】【手榴弾】取得
・職業Lvが上がると、昇進試験が受けられる
昇進すると、使用できる爆発スキルが増える
・使用武器は、拳銃・火炎瓶
【魔導師見習い(星)】
・【観測】【スターレイン】取得
・使用武器は、杖・短剣・吹き矢
【黒巫女】
・【デスボール】【吸魂】【破魔矢】取得
・使用武器は、符・弓矢・短剣
一応、スキルも書いておくね
【脅し】相手の動きを鈍くする
【着火操作】任意のタイミングで爆発させる
【手榴弾】手榴弾を投げる
【観測】相手の情報が少し見える
【スターレイン】星の雨を降らせる
【デスボール】圧縮した闇の波動を撃てる
【吸魂】相手のHPを吸収
【破魔矢】魔を退ける矢を撃てる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで書いてくれる結人のおかげで、お互いを把握できる。これなら連携も上手くいきそうだな。
『まぁ、こんなところかな? ほとんどヘルプ機能での情報がメインだけどね』
『結人くん、すごーい!』
『助かるわ。私、こういうの苦手だから、結人さんが居てくれてよかった』
『俺っちのスキルは脅しだけか~』
お前は結人には、愛想いいんだな。
美羽も、みんなと仲良くなったみたいでよかった。
そして、俺たちは身支度をし、世界的にも名高い名匠がいるという武器屋に向かう。
武器屋の外観は古びていた。
中に入っても埃臭く、"知る人ぞ知る"という雰囲気を醸し出している。
『いらっしゃい! なにをお探し?』
店主は、30代半ばの中々のハンサムだった。
『値段見てから決めたいので、色々と見て回ってもよろしいですか?』
『おう、いいぞ!』
ウィンドウショッピングになるかも知れない客を快く迎い入れてくれる良店だ。
流石に名匠が作っているだけあって、値段はかなりのものだった。
俺たちが買えるのは、せいぜい隅に置かれている商品ぐらいだ。
かなりの背伸びをして、各々が武器を買っていた。
俺は、倹約家だからもう少し考える。
ちなみに、みんなが買った武器はこれだ。
大地→【ヒートサバイバルナイフ】★★☆☆☆
【剛力の指輪5個入り】★★★☆☆
結人→【万能拳銃】★★★☆☆
【雷弾×100】★★☆☆
【火炎瓶×100】★☆☆☆
楓→【星屑の杖】★★★☆☆
【風切りブーツ】★★☆☆☆
美羽→【ゴブリン製の弓】★★★☆☆
【ゴブリン製の矢×10】★★★☆☆
『相棒決まったか? 俺っちのナイフ、刃が熱くなるんだぜぇ!』
嬉しそうにナイフを自慢する大地を横目に、ひたすら悩み、シュミレートしては残金の計算をする。
そして、悩みに悩んだ末に解決策を思いつく。
『ここのお店に"神の刀匠"と呼ばれる人がいると聞いたんですが』
『それは、俺の爺ちゃんだ。もう死んじまったし、値段も馬鹿高いから、ここに置いてある武器も殆ど俺が作ったやつだ。
爺ちゃんが作った物でここに置いてるのは、俺の後ろの壁に掛けてある【黒天・神楽】とそこの兄ちゃんが持ってる【妖狐の壺】だな。……ん? おい、兄ちゃん何やってんだよ!? おい!』
ーーガッシャーン
"神城 秀は壺を割ったが何もなかった"
「なにも入ってねぇじゃん。諦めてこの刀買うか。 ……なに?』
振り返ると、みんなの視線が突き刺さる。
そして、またも楓の顔は鬼の面へと変化していた。
いや、もう1人鬼がいる。
「えっ、なに? なんで店主まで怒ってんの?」
その言葉が引き金となり、店主が怒り狂う。
『てめぇ、なにやってくれてんじゃゴラァ! その壺、何億Jすると思ってんじゃ! てめぇだけは§\$〒$#%$#%→%?%?3』
後半、呂律が回らないほどの怒りで、勘定台から身を乗り出してこちらに来ようとするが、結人達が必死に抑えていた。
『すみませんでした! 落ち着いて話しましょう。落ち着いて! どうか落ち着いて!』
必死になだめる事、20分。
ようやく落ち着いた店主に、俺は正座をさせられている。
『本当にすみませんでした。ちなみに、値段はいくらでしょうか?』
しょぼくれている俺の代わりに、結人が会話をする。
『250億Jだ。それは【妖狐の壺】という伝説級の品物だ。その壺に封じられてる妖狐の妖気を少しずつ吸収する事によって、絶大な力を得ると言われている』
異常なほど高額な壺を割ってしまった事実に、全員唖然としていた。
『え、えーと、僕たちそんなにお金持って無いんですが、少しずつ返していくのでそれで許してもらえませんか?』
結人が必死に懇願するが、店主の表情は変わらなかった。
『ダメだ。こっちも大赤字なんだよ。だから、こいつは俺の店で働いてもらう。
それに、さっき言ったろ? その壺は妖気を少しずつ吸収するものだ。って。
本来、少しずつ馴染ませていくものを一気に取り込んだんだよこいつは。
夜には副作用が出てくる。そこの嬢ちゃん"黒巫女"だろ? 妖気の流れが見えてる筈だ』
『う、うん。秀ちゃんに纏わりつくようにどす黒いオーラが見える。すごく嫌な感じ』
まじか。
そう言われると、なんだか具合が悪くなってきたような。
『夜に起こる副作用によって、こいつは死ぬかもしれない。てか、なにもしなければ死ぬ。
だが、妖狐の壺を作ったのは爺ちゃんだ。孫の俺ならなんとかできるかも知れない。まぁ、本人次第だがな』
俺らに出来る事はなかった。
『わ、わかりました。ご迷惑お掛けしますが、秀を宜しくお願いします。』
そう言うと、俺を置いて出ていく一同。
その去り際に、結人は耳打ちをしていく。
外に出た結人たちは、歩きながら会議をする。
『おい、佐藤。相棒置いてって大丈夫なのかよ?』
『僕たちには、どうする事も出来ないからね』
『あんな奴でも居ないより、居た方がいいわ。私たちに迷惑かけないでもらいたいわね』
『ねぇ、結人くん。秀ちゃんになんて言ってたの?』
『ん? それはね、○○○○って言ったんだよ』
『なんで?』
『フレンドになると、クエスト状況が見えるんだ。今、秀は二つのクエストが発生している。
1つは、分岐クエスト【刀匠との暮し】
これは、店でなにかやらかすと発生するみたい。
クリア条件は無数にあって、自分の行動で報酬も変わってくるみたい。
もう1つは、【妖狐の力】
このクエストは妖狐関係のものに関われば、それなりに発生するから特別レアなクエストじゃないけど、内容はやばい。
妖狐の力を退ければ、ステータス上昇と新しいスキルをゲットできる。失敗すればゲームオーバー。つまり、死だ。
ちなみに、一番下のランクでも成功率40%ぐらいらしいよ。一番上なら5%だ』
『死!? そんなの危険じゃない! 今すぐ止めるべきよ!』
楓は声を荒げて心配するが、結人は冷静だった。
『はははっ! 楓ちゃん、秀が心配なの? でも、大丈夫だよ。
楓ちゃんは秀を甘く見てるけど、秀ほど凄い人間はいないよ。秀が妖狐のクエストをクリアしても、まだ出てこれなそうだから、僕たちは先に王国を目指そうか』
『じゃあ、わたしが秀ちゃんにメールしとくね!』
『よろしく。みんな、秀の事は心配しなくていいからね』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……なにが"でかした"だよ。俺はこれから死ぬかもしれないのに」
『なに独り言を言ってんだ。とりあえず、お前を離れにある道場に連れて行くからついて来い』
店主についていき、道場の真ん中に座らされる。
そして、そのまま俺の周りに魔法陣のような物を書いていた。
『これを持ってろ。これは俺が作った【封神玉】だ。妖狐の力をこの玉で相殺させる。
成功すれば玉が割れるが、失敗すればお前は死ぬ』
「まじか。……ところで、この道場は何に使ってんの?」
ログインして、そんなに経ってないのに"死んでしまう"その事実に気分が暗くなるが、気分転換に話を変える。
『この道場か? 俺の家系は、武術にも精通している。流派は、龍門流二天剣術。その稽古のための道場だ。
生き残れたら、小僧にも教えてやるよ。
てか、こっちは大赤字になっちまってるから生き残って返済しろ。
まぁ、でも、そんなに心配すんなよ。俺がいるからお前は死なせねぇよ』
なんやかんや言って、励まそうとしてくれる店主はいい人だ。
どこか冷めている俺は、この世に未練はない。
が、死にたい訳じゃない。齢17で死ぬには、ちと早すぎる。
『まだ名前言ってなかったな。俺の名前は、源 武蔵。じゃあ、陽が沈む前に始めるか。夜になったら分が悪い。気をしっかり持てよ、小僧!』
武蔵は、魔法陣から離れ、呪文を唱え始める。
その武蔵からは、オーラのようなものが出ているのが見て取れた。
~Go to tha
Next stage~
『じゃあ、昨日の続きね。今回、書いたのは各々の職業についてだよ』
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【無職】
・職業スキル無し
・無職からの転職は、イベントのみ
・使用できない装備はないが、ステータスは半減
【ならず者】
・【脅し】取得
・使用武器は、近距離系全般
【爆弾兵】
・【着火操作】【手榴弾】取得
・職業Lvが上がると、昇進試験が受けられる
昇進すると、使用できる爆発スキルが増える
・使用武器は、拳銃・火炎瓶
【魔導師見習い(星)】
・【観測】【スターレイン】取得
・使用武器は、杖・短剣・吹き矢
【黒巫女】
・【デスボール】【吸魂】【破魔矢】取得
・使用武器は、符・弓矢・短剣
一応、スキルも書いておくね
【脅し】相手の動きを鈍くする
【着火操作】任意のタイミングで爆発させる
【手榴弾】手榴弾を投げる
【観測】相手の情報が少し見える
【スターレイン】星の雨を降らせる
【デスボール】圧縮した闇の波動を撃てる
【吸魂】相手のHPを吸収
【破魔矢】魔を退ける矢を撃てる
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ここまで書いてくれる結人のおかげで、お互いを把握できる。これなら連携も上手くいきそうだな。
『まぁ、こんなところかな? ほとんどヘルプ機能での情報がメインだけどね』
『結人くん、すごーい!』
『助かるわ。私、こういうの苦手だから、結人さんが居てくれてよかった』
『俺っちのスキルは脅しだけか~』
お前は結人には、愛想いいんだな。
美羽も、みんなと仲良くなったみたいでよかった。
そして、俺たちは身支度をし、世界的にも名高い名匠がいるという武器屋に向かう。
武器屋の外観は古びていた。
中に入っても埃臭く、"知る人ぞ知る"という雰囲気を醸し出している。
『いらっしゃい! なにをお探し?』
店主は、30代半ばの中々のハンサムだった。
『値段見てから決めたいので、色々と見て回ってもよろしいですか?』
『おう、いいぞ!』
ウィンドウショッピングになるかも知れない客を快く迎い入れてくれる良店だ。
流石に名匠が作っているだけあって、値段はかなりのものだった。
俺たちが買えるのは、せいぜい隅に置かれている商品ぐらいだ。
かなりの背伸びをして、各々が武器を買っていた。
俺は、倹約家だからもう少し考える。
ちなみに、みんなが買った武器はこれだ。
大地→【ヒートサバイバルナイフ】★★☆☆☆
【剛力の指輪5個入り】★★★☆☆
結人→【万能拳銃】★★★☆☆
【雷弾×100】★★☆☆
【火炎瓶×100】★☆☆☆
楓→【星屑の杖】★★★☆☆
【風切りブーツ】★★☆☆☆
美羽→【ゴブリン製の弓】★★★☆☆
【ゴブリン製の矢×10】★★★☆☆
『相棒決まったか? 俺っちのナイフ、刃が熱くなるんだぜぇ!』
嬉しそうにナイフを自慢する大地を横目に、ひたすら悩み、シュミレートしては残金の計算をする。
そして、悩みに悩んだ末に解決策を思いつく。
『ここのお店に"神の刀匠"と呼ばれる人がいると聞いたんですが』
『それは、俺の爺ちゃんだ。もう死んじまったし、値段も馬鹿高いから、ここに置いてある武器も殆ど俺が作ったやつだ。
爺ちゃんが作った物でここに置いてるのは、俺の後ろの壁に掛けてある【黒天・神楽】とそこの兄ちゃんが持ってる【妖狐の壺】だな。……ん? おい、兄ちゃん何やってんだよ!? おい!』
ーーガッシャーン
"神城 秀は壺を割ったが何もなかった"
「なにも入ってねぇじゃん。諦めてこの刀買うか。 ……なに?』
振り返ると、みんなの視線が突き刺さる。
そして、またも楓の顔は鬼の面へと変化していた。
いや、もう1人鬼がいる。
「えっ、なに? なんで店主まで怒ってんの?」
その言葉が引き金となり、店主が怒り狂う。
『てめぇ、なにやってくれてんじゃゴラァ! その壺、何億Jすると思ってんじゃ! てめぇだけは§\$〒$#%$#%→%?%?3』
後半、呂律が回らないほどの怒りで、勘定台から身を乗り出してこちらに来ようとするが、結人達が必死に抑えていた。
『すみませんでした! 落ち着いて話しましょう。落ち着いて! どうか落ち着いて!』
必死になだめる事、20分。
ようやく落ち着いた店主に、俺は正座をさせられている。
『本当にすみませんでした。ちなみに、値段はいくらでしょうか?』
しょぼくれている俺の代わりに、結人が会話をする。
『250億Jだ。それは【妖狐の壺】という伝説級の品物だ。その壺に封じられてる妖狐の妖気を少しずつ吸収する事によって、絶大な力を得ると言われている』
異常なほど高額な壺を割ってしまった事実に、全員唖然としていた。
『え、えーと、僕たちそんなにお金持って無いんですが、少しずつ返していくのでそれで許してもらえませんか?』
結人が必死に懇願するが、店主の表情は変わらなかった。
『ダメだ。こっちも大赤字なんだよ。だから、こいつは俺の店で働いてもらう。
それに、さっき言ったろ? その壺は妖気を少しずつ吸収するものだ。って。
本来、少しずつ馴染ませていくものを一気に取り込んだんだよこいつは。
夜には副作用が出てくる。そこの嬢ちゃん"黒巫女"だろ? 妖気の流れが見えてる筈だ』
『う、うん。秀ちゃんに纏わりつくようにどす黒いオーラが見える。すごく嫌な感じ』
まじか。
そう言われると、なんだか具合が悪くなってきたような。
『夜に起こる副作用によって、こいつは死ぬかもしれない。てか、なにもしなければ死ぬ。
だが、妖狐の壺を作ったのは爺ちゃんだ。孫の俺ならなんとかできるかも知れない。まぁ、本人次第だがな』
俺らに出来る事はなかった。
『わ、わかりました。ご迷惑お掛けしますが、秀を宜しくお願いします。』
そう言うと、俺を置いて出ていく一同。
その去り際に、結人は耳打ちをしていく。
外に出た結人たちは、歩きながら会議をする。
『おい、佐藤。相棒置いてって大丈夫なのかよ?』
『僕たちには、どうする事も出来ないからね』
『あんな奴でも居ないより、居た方がいいわ。私たちに迷惑かけないでもらいたいわね』
『ねぇ、結人くん。秀ちゃんになんて言ってたの?』
『ん? それはね、○○○○って言ったんだよ』
『なんで?』
『フレンドになると、クエスト状況が見えるんだ。今、秀は二つのクエストが発生している。
1つは、分岐クエスト【刀匠との暮し】
これは、店でなにかやらかすと発生するみたい。
クリア条件は無数にあって、自分の行動で報酬も変わってくるみたい。
もう1つは、【妖狐の力】
このクエストは妖狐関係のものに関われば、それなりに発生するから特別レアなクエストじゃないけど、内容はやばい。
妖狐の力を退ければ、ステータス上昇と新しいスキルをゲットできる。失敗すればゲームオーバー。つまり、死だ。
ちなみに、一番下のランクでも成功率40%ぐらいらしいよ。一番上なら5%だ』
『死!? そんなの危険じゃない! 今すぐ止めるべきよ!』
楓は声を荒げて心配するが、結人は冷静だった。
『はははっ! 楓ちゃん、秀が心配なの? でも、大丈夫だよ。
楓ちゃんは秀を甘く見てるけど、秀ほど凄い人間はいないよ。秀が妖狐のクエストをクリアしても、まだ出てこれなそうだから、僕たちは先に王国を目指そうか』
『じゃあ、わたしが秀ちゃんにメールしとくね!』
『よろしく。みんな、秀の事は心配しなくていいからね』
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「……なにが"でかした"だよ。俺はこれから死ぬかもしれないのに」
『なに独り言を言ってんだ。とりあえず、お前を離れにある道場に連れて行くからついて来い』
店主についていき、道場の真ん中に座らされる。
そして、そのまま俺の周りに魔法陣のような物を書いていた。
『これを持ってろ。これは俺が作った【封神玉】だ。妖狐の力をこの玉で相殺させる。
成功すれば玉が割れるが、失敗すればお前は死ぬ』
「まじか。……ところで、この道場は何に使ってんの?」
ログインして、そんなに経ってないのに"死んでしまう"その事実に気分が暗くなるが、気分転換に話を変える。
『この道場か? 俺の家系は、武術にも精通している。流派は、龍門流二天剣術。その稽古のための道場だ。
生き残れたら、小僧にも教えてやるよ。
てか、こっちは大赤字になっちまってるから生き残って返済しろ。
まぁ、でも、そんなに心配すんなよ。俺がいるからお前は死なせねぇよ』
なんやかんや言って、励まそうとしてくれる店主はいい人だ。
どこか冷めている俺は、この世に未練はない。
が、死にたい訳じゃない。齢17で死ぬには、ちと早すぎる。
『まだ名前言ってなかったな。俺の名前は、源 武蔵。じゃあ、陽が沈む前に始めるか。夜になったら分が悪い。気をしっかり持てよ、小僧!』
武蔵は、魔法陣から離れ、呪文を唱え始める。
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