我は神なり。敵は我なり。

くま

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ー龍の戦いー

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ーーカンカンカンッ

   耳をつんざくような金属音に目を覚ます。

   夜、いや朝方まで続いた修行で、すぐ眠りについてしまっていたようだ。 
  
   ふと、NEOに目をやると、髑髏の目が光っている事に気づく。
   確認すると、メールが来ていたようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
From:白石 美羽
To:神城 秀

置いて行ってごめんね。

けど、結人くん曰く、でかした!…らしい!
秀ちゃんを信じてるって!

わたし達は、王国に向かってるから
早く合流出来るといいね!

待ってるからね!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


   美羽からのメールだった。
   とりあえず、返信をする。

『飯だ、飯。さっさと起きろ』

   武蔵の言葉で嫌々起き上がり、顔を洗い、食卓につく。

「いただきます」

   本日も、プロが作ったような和食に舌鼓をうつ。
   鼻を抜ける焼き魚の風味に感動しながら、白米を頬張っていると、武蔵が話しかけてきた。

『今日は店を閉めて、材料の調達をしに行く。峠を2つ越えた所にある、ボルケ火山に行く』

  "ボルケ火山"について調べてみる。
   そして、現れるディスプレイに目を通す。


【ボルケ火山】
・武具、防具制作には欠かせない鉱石が多く獲れる。
   しかし、多くのモンスターが行く手を阻む。
   ※火属性BOSS有り。Lv60以上推奨。


   その山は、俺からしたらかなりの難易度だった。

「俺、まだLv1だからヤバイと思うんだけど」

『お前、まだ1か。まぁでも、俺はいつも行ってるし、俺の言う事聞くなら、お前を守りながらでも大丈夫だろ』

「なら、いいんだけど」

   Lvが上がればいいな。ぐらいの気持ちだった。
   空狐・龍門流二天剣術と、これ以上ないベストなスタートに浮かれていたんだ。
   福が来れば、禍も来る。禍福は混じり合うのだ。
   
   朝食を食べ終えた2人は、村を出てすぐの所で打ち合わせをする。

『火山に向かう前に、お前にはこれをやる。
俺の【天】【地】の試作品だ。試作品と言っても、それなりにいい物だぞ』

「ありがとう」

   貰った二本の刀は、手に馴染む物だった。
   昨日は二刀流の立ち回り方も学んだので、実践出来ることが素直に楽しみだ。

『お前が速攻で全龍門を開いた時は正直引いたが、実践はそうはいかねぇ。修行込みの調達だから、気を抜くな。それと、アレだけは使うなよ』

「わかってるよ」

   真剣な表情眼差しに、頷く。

『じゃあ、土龍と雷龍の龍門を開け』

   言われた通りに、土龍と雷龍を開く。

【土龍】-発動-
【雷龍】-発動-

『土龍は脚力強化、雷龍は脳からの伝達神経を高めて、体を自在に動かせるようにするのがメインの効果だ。龍門を複数開く時には、雷龍から統制が必要になってくるから雷龍は常に開いとけ。じゃあ、行くぞ』

   2人が脚を踏み込むと、大地は大きく凹み、砂塵を巻き上げる。
   

「っはは。こりゃ気持ちいいな」

   現実では成し得ない速度で走れる事に爽快感を感じていた。
   眼に映る景色は、既に遥か過去。
   このような事が出来る事で、ゲームの世界に来た実感が湧く。

   土龍と雷龍の龍門を開いて走っているので、峠を2つを越えることは容易い事だった。

   そんなに時間をかけずに、火山の麓に着く事ができた。

   目の前にそびえ立つ火山からは、只ならぬ威圧感を感じる。

『ふぅ、着いたな。今日は山頂の鉱石を取りに行く。山頂付近までは、Lv1でも龍門流二天剣術なら戦えるからお前が戦え。サポートはしてやる』
   
   そう言う武蔵は、ドンドンと山頂に続く道を歩いて行く。
  
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感想 4

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みんなの感想(4件)

桐ヶ谷 快斗

書いていたら確かになりがちになるのは分かるのですが、
英数字が読む側としては読みにくいです(´・ω・`)

解除
 天野あかね

一話の「白石美憂」の表記ミスと、
二話の「着信音が国家」の(多分)誤字を見つけたので、書かせていただきました^_^

解除
かやねろ
2017.07.13 かやねろ

話がだれずに進んで行き、スラスラと読む事が出来ました。
ですが、話が上手く行き過ぎてる感じがするので多少なりとも挫折が必要と思います。

解除

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