27 / 29
ノエルと狼
しおりを挟む
夢幻堂に悟が寄宿するようになって、ノエルのお仕事は大きく変わりました。
めったに開かない夢幻堂の扉が開いたって、クラハがさっさとお客様と応対をしてしまうのです。
ノエルだってお出迎えしているのに、お客様は必ずクラハに話しかけるのでした。
それは人間からすれば、しかたのないことです。
だって人間はノエルのことを天狐だなんてしらないのですから、ちびっ子のノエルと大人びた美しい少女姿のクラハがいればだれだってクラハに話をしようと思うでしょう。
けれどもノエルはすっかりむくれてしまいました。
「クラハ。ちょっと外にでてくるから、お留守よろしくね」
そう言い捨てるなりノエルは外へと飛び出してしまったのです。
今まではノエルにはお留守番というお仕事がありましたけれども、それはもうクラハの仕事ですもの。
ノエルは自由なのです。
ぶわぁんとノエルは天狐の姿をとると自分に結界を纏って姿を消してしまいました。
そうして気の向くままに空を駆けていきます。
すでに風はひんやりと涼しくてもうすぐ秋が来るよと教えてくれていますし、空も気持ちよく晴れ上がっています。
ゆらりゆらり。
ノエルはのんびりと風にまかせて空を飛んでいました。
「わぁはは。これは面白い。こんなところに狐の子供がいるとわなぁ」
ぐわんぐわんと大音声でそう呼びかけたのは、修行者の姿をして大きな錫杖をもったお方でした。
「これはこれは。神様でいらっしゃいますか?」
ノエルは慌てて身をすくめます。
いかに天狐だとて神様の前ではかしこまるしかありません。
それぐらい清涼な神気を纏っていたのです。
「ほほぅ。獣の分際でありながら、なかなか礼儀を弁えておるようじゃのう。わしは神ではない。仙である」
相手は大飯張りでそういいましたが、どちらにしてもノエルよりもずっと強そうなことはかわりません。
「神仙さまでいらっしゃいますか。どちらにいかれるところですか?」
「ふむ。旧友に会いに三峯へいくところだ。狐。お前も伴をするがよかろう」
ノエルはとんでもないと思いました。
せっかくの自由時間になんで神仙さまのお伴をしなければならないというのでしょうか?
けれども仙からぎろりと睨まれて、ノエルはたちまちそんな文句を引っ込めました。
「わたしはノエルと申します。よろしくお願い致します。神仙さま」
「わしの名前は役小角じゃよ。犬神に会いにいくところじゃ。お主もいわば眷属みたいなものじゃろう。挨拶をしておくがよい」
こまったことになりました。
犬神さまと言えば狼の聖獣です。
狐の聖獣であるノエルとの相性は決して良いとはいえないのです。
それにノエルは神さまや神仙ならばともかく、同じ聖獣に頭を下げるなんてまっぴらごめんでした。
「役小角さま。私は夢幻堂を守護するものでございますので、主を置いてそこまでの遠出をするのは憚られます。できましたら次の機会にいたしとうございます」
「ふん、賢しらなことを申す子ぎつねじゃのう。次というならそれもよかろう。どうせすぐに相まみえることになるのだがなぁ」
神仙さまは意味深なことばを残して消えてしまいました。
「なんだい。偉そうに。けれど神仙のやつ妙なことを言っていたなぁ。もしかして三峯神社に何かあるのかしら? ちょっと行ってみようかな」
ノエルは役小角のお伴なんかは真っ平ごめんでしたが、神仙の言い残した言葉が妙に気になってしまったので三峯神社に行ってみることにしました。
本殿なんかに降りてしまうと神仙に見つかってしまうかもしれません。
とはいえ奥殿におりても犬神に見つかる危険があります。
ノエルは本殿から奥殿にむかう山道にひらりと降り立ちました。
こんな山の中に幼い少女がひとりでいたら見咎められるかもしれませんが、幸いあたりに人はいません。
しかしすぐに衣を咲くような女の悲鳴がしたので、ノエルはこっそり見に行くことにしました。
「なぁんだ」
ノエルは気の抜けたような声をだしました。
参道の途中に人面花が咲いていて、その人の首そっくりな花がけらけらと笑い声をあげながら、ぽたりぽたりと地面に落ちているだけです。
妖の中でも人面花はとても無害なものです。
人に話しかけられると喜んで大笑いをしながら、ぽたりと人の生首そっくりな花が落ちるだけなのです。
人間からすれば薄気味悪いかもしれませんが、落ちた花はやがて枯れてしまうので実害はありません。
つまらないなぁとノエルが立ち去ろうとしたとき、高位の聖獣の気配が近づいてきます。
たぶんこの気配は狼の聖獣でしょう。
犬神の結界内に天狐が入り込むと厄介なことになります。
ノエルは慌てて気配を消して様子を観察しました。
どうやらまだ術師として目覚めてはいませんが、大騒ぎをしている中学生らしい子供たちの一団の中に退魔師の卵がいるみたいです。
まだ契約を済ませてはいないようですが、あの狼はどうやらいずれあの子供たちの一人を自分の主とするつもりみたいでした。
ノエルは見つからないうちに退散しようとたのですが、どうやら自分の張った結界にはねとばされる形で小石がいくつか子供たちの所に飛んでいってしまいました。
「痛い! 誰だ」
あっという間に大騒ぎになってしまいました。
ノエルがその場から逃げ出そうとしたときには、目の前には狼の聖獣がでんとして立ちはだかってしまったのです。
「犬神の聖獣さま。私は天狐のノエルといいます。悪気があって小石を落としたわけではありません。どうかお許し下さい」
ノエルは丁寧にお詫びをしました。
ノエルはすこしばかり不遜なところがありますが、けっして礼儀知らずではありません。
ここはこの狼の縄張りです。
邪魔者はノエルの方なのです。
「大きな霊力を感じていたが天狐ならばさもあろう。私はヤマトと言う名前だがそこまで畏まることもあるまいよ。いずれ同輩になるのだろうからな」
「ではヤマトさまもあの中のいづれかの子供と誓約を結ぶおつもりなのですね。私の主は夢幻堂の有郷なんですよ」
そう言いながらノエルは胸をはりました。
だって夢幻堂の名前を知らない退魔師なんていませんからね。
「ほほう。それは面白い。確か夢幻堂の有朋の息子であったな。いずれ主共々お会いすることもあろう。主どのによろしく伝えてくれ」
そう言ってヤマトは子供たちのところにかけていきましたから、ノエルは正直ほっとしました。
力で言えば互角だと思いますが、どうやらあの狼は相当の年齢のようです。
今戦っても幼いノエルでは歯がたたないでしょう。
「ふーん。世の中には強い奴がいるもんだなぁ。トワイライトとの訓練を再開しよう」
ノエルはぽつりと呟くと夢幻堂に帰っていきました。
迷惑したのはトワイライトです。
この天鬼は、少しでも油断するとノエルから攻撃されるようになってしまったのです。
経験値の違いで何とか凌いでいますけれども、実のところ冷や冷やものです。
「いったいどうしたんだノエルのやつ。いきなりやる気をだすなんて」
なんにも知らないトワイライトはしきりに首をかしげるばかりでした。
めったに開かない夢幻堂の扉が開いたって、クラハがさっさとお客様と応対をしてしまうのです。
ノエルだってお出迎えしているのに、お客様は必ずクラハに話しかけるのでした。
それは人間からすれば、しかたのないことです。
だって人間はノエルのことを天狐だなんてしらないのですから、ちびっ子のノエルと大人びた美しい少女姿のクラハがいればだれだってクラハに話をしようと思うでしょう。
けれどもノエルはすっかりむくれてしまいました。
「クラハ。ちょっと外にでてくるから、お留守よろしくね」
そう言い捨てるなりノエルは外へと飛び出してしまったのです。
今まではノエルにはお留守番というお仕事がありましたけれども、それはもうクラハの仕事ですもの。
ノエルは自由なのです。
ぶわぁんとノエルは天狐の姿をとると自分に結界を纏って姿を消してしまいました。
そうして気の向くままに空を駆けていきます。
すでに風はひんやりと涼しくてもうすぐ秋が来るよと教えてくれていますし、空も気持ちよく晴れ上がっています。
ゆらりゆらり。
ノエルはのんびりと風にまかせて空を飛んでいました。
「わぁはは。これは面白い。こんなところに狐の子供がいるとわなぁ」
ぐわんぐわんと大音声でそう呼びかけたのは、修行者の姿をして大きな錫杖をもったお方でした。
「これはこれは。神様でいらっしゃいますか?」
ノエルは慌てて身をすくめます。
いかに天狐だとて神様の前ではかしこまるしかありません。
それぐらい清涼な神気を纏っていたのです。
「ほほぅ。獣の分際でありながら、なかなか礼儀を弁えておるようじゃのう。わしは神ではない。仙である」
相手は大飯張りでそういいましたが、どちらにしてもノエルよりもずっと強そうなことはかわりません。
「神仙さまでいらっしゃいますか。どちらにいかれるところですか?」
「ふむ。旧友に会いに三峯へいくところだ。狐。お前も伴をするがよかろう」
ノエルはとんでもないと思いました。
せっかくの自由時間になんで神仙さまのお伴をしなければならないというのでしょうか?
けれども仙からぎろりと睨まれて、ノエルはたちまちそんな文句を引っ込めました。
「わたしはノエルと申します。よろしくお願い致します。神仙さま」
「わしの名前は役小角じゃよ。犬神に会いにいくところじゃ。お主もいわば眷属みたいなものじゃろう。挨拶をしておくがよい」
こまったことになりました。
犬神さまと言えば狼の聖獣です。
狐の聖獣であるノエルとの相性は決して良いとはいえないのです。
それにノエルは神さまや神仙ならばともかく、同じ聖獣に頭を下げるなんてまっぴらごめんでした。
「役小角さま。私は夢幻堂を守護するものでございますので、主を置いてそこまでの遠出をするのは憚られます。できましたら次の機会にいたしとうございます」
「ふん、賢しらなことを申す子ぎつねじゃのう。次というならそれもよかろう。どうせすぐに相まみえることになるのだがなぁ」
神仙さまは意味深なことばを残して消えてしまいました。
「なんだい。偉そうに。けれど神仙のやつ妙なことを言っていたなぁ。もしかして三峯神社に何かあるのかしら? ちょっと行ってみようかな」
ノエルは役小角のお伴なんかは真っ平ごめんでしたが、神仙の言い残した言葉が妙に気になってしまったので三峯神社に行ってみることにしました。
本殿なんかに降りてしまうと神仙に見つかってしまうかもしれません。
とはいえ奥殿におりても犬神に見つかる危険があります。
ノエルは本殿から奥殿にむかう山道にひらりと降り立ちました。
こんな山の中に幼い少女がひとりでいたら見咎められるかもしれませんが、幸いあたりに人はいません。
しかしすぐに衣を咲くような女の悲鳴がしたので、ノエルはこっそり見に行くことにしました。
「なぁんだ」
ノエルは気の抜けたような声をだしました。
参道の途中に人面花が咲いていて、その人の首そっくりな花がけらけらと笑い声をあげながら、ぽたりぽたりと地面に落ちているだけです。
妖の中でも人面花はとても無害なものです。
人に話しかけられると喜んで大笑いをしながら、ぽたりと人の生首そっくりな花が落ちるだけなのです。
人間からすれば薄気味悪いかもしれませんが、落ちた花はやがて枯れてしまうので実害はありません。
つまらないなぁとノエルが立ち去ろうとしたとき、高位の聖獣の気配が近づいてきます。
たぶんこの気配は狼の聖獣でしょう。
犬神の結界内に天狐が入り込むと厄介なことになります。
ノエルは慌てて気配を消して様子を観察しました。
どうやらまだ術師として目覚めてはいませんが、大騒ぎをしている中学生らしい子供たちの一団の中に退魔師の卵がいるみたいです。
まだ契約を済ませてはいないようですが、あの狼はどうやらいずれあの子供たちの一人を自分の主とするつもりみたいでした。
ノエルは見つからないうちに退散しようとたのですが、どうやら自分の張った結界にはねとばされる形で小石がいくつか子供たちの所に飛んでいってしまいました。
「痛い! 誰だ」
あっという間に大騒ぎになってしまいました。
ノエルがその場から逃げ出そうとしたときには、目の前には狼の聖獣がでんとして立ちはだかってしまったのです。
「犬神の聖獣さま。私は天狐のノエルといいます。悪気があって小石を落としたわけではありません。どうかお許し下さい」
ノエルは丁寧にお詫びをしました。
ノエルはすこしばかり不遜なところがありますが、けっして礼儀知らずではありません。
ここはこの狼の縄張りです。
邪魔者はノエルの方なのです。
「大きな霊力を感じていたが天狐ならばさもあろう。私はヤマトと言う名前だがそこまで畏まることもあるまいよ。いずれ同輩になるのだろうからな」
「ではヤマトさまもあの中のいづれかの子供と誓約を結ぶおつもりなのですね。私の主は夢幻堂の有郷なんですよ」
そう言いながらノエルは胸をはりました。
だって夢幻堂の名前を知らない退魔師なんていませんからね。
「ほほう。それは面白い。確か夢幻堂の有朋の息子であったな。いずれ主共々お会いすることもあろう。主どのによろしく伝えてくれ」
そう言ってヤマトは子供たちのところにかけていきましたから、ノエルは正直ほっとしました。
力で言えば互角だと思いますが、どうやらあの狼は相当の年齢のようです。
今戦っても幼いノエルでは歯がたたないでしょう。
「ふーん。世の中には強い奴がいるもんだなぁ。トワイライトとの訓練を再開しよう」
ノエルはぽつりと呟くと夢幻堂に帰っていきました。
迷惑したのはトワイライトです。
この天鬼は、少しでも油断するとノエルから攻撃されるようになってしまったのです。
経験値の違いで何とか凌いでいますけれども、実のところ冷や冷やものです。
「いったいどうしたんだノエルのやつ。いきなりやる気をだすなんて」
なんにも知らないトワイライトはしきりに首をかしげるばかりでした。
0
あなたにおすすめの小説
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
後宮なりきり夫婦録
石田空
キャラ文芸
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる