詐欺師は異世界で、タロットカードを使いこなせるようになりました。(本来の使い方と違う

ないき

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アース王国 謀略の王

王女様のち、クールビューティのち、ところにより駄女神

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 初めての戦闘から一時間
ひたすら歩いていると、遠くから悲鳴が……
 駆け寄ってみると、狼のような生物の群れに馬車襲われている
「助けてください」
 馬車の中から声が聞こえる
「レイナなんてことを…
民を巻き込むわけには行けません
逃げてください」
俺はこの言葉をきいて、正直震えが止まらないが、
助けようとおもった
「今助けます」
僕はそう言うと、タロットカードを引く
出たカードは、

「The fool」〈ザ・フール〉
日本語で愚者のカードだった。

「五十嵐様、俺になんかようっすか?」
 チャラそうな見た目をした男が現れた。
この男がフールだ。
「フールあの狼をどうにかしてくれ」
「うーすOKです。
じゃあとりあえず
狼達とりあえず他の狼を襲え」

 フールの能力の1つ混乱
フールに指定された者は混乱して
敵味方がわからなくなる。

 フールの掛け声と共にお互いに攻撃しだした。
それから数分、残りの一匹は
瀕死の状態になり、森に逃げていった
「こんなもんでいいですか?」
 俺は狼達をみて、内心ドン引きしていた。
タロット、我ながら恐ろしい能力だ
「ありがとうまたなんかあったらお願い」
「りょーかいでーす」
 foolはその言葉と共に消えた。
「ありがとうございました!
私の名前はアクア、
アース王国第一王女です。
まさかドルイドウルフを倒していただけるとは
それにあの魔術はなんですか?」
馬車の中から水色の髪色をした美少女が、
俺のそばまできて、目を輝かせる
「姫様そんなに1度に話すのは失礼です。
申し遅れました、私の名前はレイナです
姫様の命を助けて頂き感謝いたします。
お名前をお聞きしても?」
 アクアと一緒に降りてきたのは暗めの紫色の髪を
した美女だった
言葉使いといい服装といい、
どうやら付き人のようだ
 俺はアクアの質問にどこまで答えるか悩んだ
力のことはまだ自分でもわからないし
この人達も多分悪い人達ではないけど、まだ信頼できるほど親しくない
この世界の情勢を知らないと、政治に利用されたりするかもしれない、
隠したほうがいいかもしれない
 俺は所々隠して話すことにした。
「私の名前は五十嵐 蓮 占い師です
自分たちが危ないのに、
私の身を案じて頂き、そのような方々を
助けることができて、よかったです。
ごめんなさいこの力については、 お話することができません。もし今後話せるようになったらお話します。」
この時自分が言葉を理解し話せていることに違和感をもった。
自分の感じた違和感
なぜこの国の人たちに日本語が通じるのかということだった。
「占いとはなんですか。」
俺の言葉は裏目に出てしまった。
この世界にてっきりあるものと思ったが占いはないみたいだ。
だから咄嗟に話を盛って説明した。
「占いとは、簡単に言うと、
悩み解決する仕事です
例えば、今みたいな生き物が襲ってくるのを事前に防いだり、個人的な悩みでもアドバイスをしたりする仕事です。」
 それから余計なことを聞かれないように
相手が疑問になるだろう生い立ちについても嘘を交えて自分から話した。
「私はこれまで師匠の元でずっと占い師としての修行していましたが、
先日師匠が亡くなり、師匠からの遺言で
生まれて初めて町というところに
向かう途中でした。
他の人と会うのでさえ、久しぶりです
だから良ければ私に世界の現在の様子など教えてください、それと最初に教会に案内してください
 それと最後に、王様などには私の事はまだ秘密にしてください。」
アクアはレイナと1分ほど話し合い
「わかりました、それではまず教会に向かいます、そのあとレイナに世界の事を教えに行かせます。あと宿もないでしょうから
王国には私の別荘がいくつかあるので
使ってないところを与えます」
 正直アクア達の言葉に驚いた
最初は野宿も覚悟していたが、助けたことが
予想以上に良い方向に進めてくれた。
 やはり良いことはするもんだ
「ありがとうございます。」
そこから馬車で教会まで運んでもらい、二人には待ってもらった
教会でお祈りすると、女神が現れた。
「久しぶり!元気してた?」

女神は前の話し方から想像もつかないほどフランクになっていた
しかも寝転がりながら
テレビと、お菓子をたべている
まるで、ダメ人間だ。
「どうしたんですかそのしゃべり方」
俺は疑問をぶつける
「前は仕事で周りの世界に人がいたからね
これが本当の私、この世界では周りに誰もいないし、あと前伝え忘れたんだけど、
私の名前はアテナ
名前でよんでね、
五十嵐君の事は気にいっているから
それと敬語禁止」
おれは思ったやはりダメ人間ならぬ駄女神だと
「それじゃあ
アテナ
この能力はなんだ、俺の望んでいたタロットカードの使い方じゃないし、
それに現地人に日本語通じるし」
「そんなん知識だけ与えても、
言葉通じず、生きていけないからだよ。
それとタロットカードはその方が人の助けになるしなにより見てて面白いから、
特にいろんな人が驚いたりする姿とかサイコー
話が反れたけど
君の場合、前世の力とその力を極めれば占い師としてやっていけるよ。
使えば使うほどいろんなカード使えるようになるし、カードの能力も自分に還元できるようになる
それとタロットカードの住人をこちらにずっといてもらうこともできるようになるよ
まあいろいろなカード試してみて
じゃあ私はこれからエステがあるからバイバーイ」



俺は思った…
あれはただの駄女神じゃない
印象詐欺のくそドSな
最低な駄女神だと…



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