Re:ご主人様の性奴隷は淫らに今日も啼くのでした。

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5.愛羅の気持ちと敦也の揺れる思い(4)~愛羅の気持ちと敦也の揺れる思い(5)

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愛羅がびくびくっとイッた余韻に浸っていると
「初イキかな? おめでとう」
そう言いながらそっと愛羅の頭を撫でると
「さてと、ではそろそろ休もうか? んっ、どうした?」
問いかけられて愛羅が戸惑えば敦也が溜息をついた。

「大切な事を忘れていたな? いちをは性奴隷なんだ、性奴隷らしく契約書作ってやるからな」
そう言われて愛羅が首を傾けると
「ふふっ、お前が俺から逃げれなくなる、悪魔の書っと言ったところだよ、所で愛羅、お前の偏見に似たその知識は、何処からだ?」
そう聞かれて愛羅が戸惑う。

「言いたくないか?」
そう問われて愛羅が恥ずかしそうに頬を赤めると
「その、過激なTL小説から」
そう言えば敦也が溜息をついた。

「なるほど、通りで、そのテイストで他の男子にもリアルで迫ったんだろう?」
そう問われて愛羅がこくんと恥ずかしそうに頷いた。

「なら、ドン引きするわ、確かにそんなわがままな性奴隷なんか、相当のもの好きでもない限り、誰も欲しくは無いわな」
そう言いながらクスクスっと笑い始めたので愛羅としては面白くは無い。

「敦也、笑いすぎ」
そう言った途端中に入っていた指の動きがまるで戒めるかのように動き出す。

「や、あ、あつやぁぁぁぁ」
そう泣き叫ぶと敦也が苦笑する。

「お前は、俺に、生意気な事を言いすぎ」
そう言われて敦也に
「ご、ごめんなさい、怒らないで」
そう言えば敦也が苦笑すると
「仕事疲れもあるのに、わがまま言いすぎ、それでイーブンが良いとか、性奴隷に成りたいとか……お前じゃ無ければ俺は見捨ててるぞ」
愛羅が戸惑えば
「お前を高く評価しているのは事実だよ……だから、たいていの事はスルーしてやるが」
そう言いながら意地悪く微笑むと
「俺も、大人だが、我慢には限度がある、お前がこの先、もしも、性奴隷としてイーブンで居たいと言うのなら……こちらの気はあまり逆なでしない事、ただの上下関係がいらないと言った時点で、俺は初めから怒っているのに、ここに来て、デートがしたいとか抜かすし……俺はお前の恋人になった覚えはないんだぞ」
そう言われて愛羅が俯いた。

「さて、愛羅、最終確認だ、お前は、俺に……一体、どうして欲しいんだよ?」
そう言われて愛羅が俯く。

これを逃せば愛羅はきっと、二度と敦也に呼ばれる事は無いだろう。

何故だか、とても、そんな気がした。

愛羅が数分敦也を見つめていたがやがて俯くと
「せ、性奴隷でいいです」
そう呟いた。

すると敦也が
「は? 言い直せ」
そう強めに言われて愛羅が戸惑えば
「性奴隷でいいじゃないだろう? 敦也の性奴隷が良いだろう?」
その言葉に愛羅が戸惑う。

「早く言い直せ」
そう言われて愛羅が俯くと
「いや、やっぱりイーブンが」
そう呟いた瞬間、愛羅の中に入る指が増やされた。

「つっっっっっっ」
愛羅が声に成らない声を上げ必死にその快楽に耐える。

「先程なんと教えた? 俺の指示は絶対だと、そう言わなかったか? 愛羅」
その声が怖くて愛羅はただ、敦也の指の動きになれようとする。

敦也側もそれがわかるんだろう、だからあえて愛羅の体を抱き寄せると
「さて、何本、お替わりが欲しい? 愛羅、俺はさっき言ったはずだよ、俺の気を逆撫でするなと? 聞こえていたよな?」
そう問われて愛羅が戸惑えば
「男性を怒らすと怖いと言う事、俺がお前にレクチャーしてやろうか?」
そう問われて愛羅が嫌々っと首を振った、

「ふーん、お前の意見が通ると思って居る訳だ? さっきも言ったが、お前は俺のなんだ?」
そう問われて愛羅が敦也に
「わ、私は敦也の性奴隷……」
そう言えば敦也が頷く。

そして、愛羅の頬にちゅっちゅっとキスをした。

「性奴隷の分際で、主人の命令も聞けないのか? 愛羅は」
今までお前と言われていたのにいきなり名前で呼ばれて戸惑う。

「本当の意味で、忘れれない夜にしてやってもいいんだぞ?」
そう言われて愛羅が恐怖に身を染める。

「例えば、そうだなTL系だと、出来るお仕置きといえばお尻叩くとかか? それとも、何度もイカせて善がり狂わせるあたりか? もっと過激な行為なら、官能向けだしな」
そう言われて愛羅が俯くと
「おや、愛羅、これなーんだ」
そう言いながら愛羅の中から指を引き抜き見せる様にてらてらした銀色の糸を愛羅に微笑みながら
「これしってる?」
そう問われていらが顔を赤めた。

「欲情した時に女性が出す物だよ、分かって居るんならいいや、さて、でも、これを溢れさせると言う事は」
そう言いながら近くに会ったピンク色の物体を取り出すと
「愛羅、お前、俺にお仕置きされてみるか?」
そう言いながら愛羅の耳元て意地悪に微笑むと
「お前の知ってる、小説の知識なんかじゃ物足りぬくらい、蕩けさせてやるよ」
愛羅ににっこりと微笑んた。

愛羅が敦也に頬を撫でられながらベットに横に成れば心配そうに敦也を見上げた。
「で、どちらがいいか考えたんだけと、さすがに今日はし過ぎだろう?」
そう言いながら微笑むと
「だから今晩の件は、水に流すよ。」

そう言われてほっとしていたらいつの間にか眠ってしまっていた。

起きるともう日が出ており、敦也に
「敦也さん、そろそろチェックアウトしないと……」
そう言えば敦也が頷くと愛羅が頷いたので部屋を出て行った。

敦也と別れ、あれから色んな事をした。
デートもたくさんさせてもらったし、
好きな食べ物も一緒に食べた。

しかし、そんな楽しい日々も長くは続かない。

愛羅がいつもの待ち合わせ時間に駅のロビーで待っていたが……その日、敦也は来なかった。

そう、愛羅は捨てられたのだった。
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