恋物語~詰め合わせ集!【r-18】~

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ムーンスノーライト編

ムーンスノーライト~私の王子様は突然に~ (5)

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「もう終わりですか?」
「まだだよ、尽くすって言ったよね? だったら分かるよね?」
「あぁ……」

私は絶望した。

「ほら、愛梨、続けるよ? 言ったよね? 君が満足するまでやめないって?」
「はい……でも……」
「でも?」

私は、言葉に詰まった。
これ以上、続けたら、本当に壊れてしまう。
だが、彼の命令には逆らえない。

「何もないなら続けるよ?」
「はい……」

私は、覚悟を決めた。
彼を楽しませるために、精一杯努力するしかない。
私は、再び玩具を手に取り、ベッドに横たわった。

「準備ができました」
「よし、今度はバイブでイかせてみようか?」
「はい……」

私は、バイブを手に取り、それを自分の秘部に当てた。
スイッチを入れると、振動が伝わってくる。
私は、喘ぎ声を漏らした。

「あっ……んん……」
「もっと強くしてみて」
「はい……」

私は、バイブの振動を最大にした。
凄まじい快感が押し寄せてくる。
私は、絶頂を迎えそうになった。

「あぁっ……イキそうです……」
「まだだ。我慢しろ」

彼は、バイブを取り上げた。
私は、不満そうに彼を見つめた。

「どうして……?」
「焦らされた方が気持ちいいだろう?」
「そんなことないです……早くイカせてください……」
「ダ・メ♪」

彼は、ニヤリと笑った。
私は、悔しくなった。

「しゅう様の意地悪……」
「なんとでも言え。君が悪いんだからな」
「わかってます……だから、早くイカせてください……」

私は、涙目で訴えた。
彼は、ため息をついた。

「仕方ないな。特別にイカせてやるよ」
「ありがとうございます……」

彼は、バイブを私の秘部に当て、スイッチを入れた。
激しい振動が伝わってくる。
私は、すぐに絶頂を迎えた。

「あぁっ……イクぅ……!」

体が痙攣し、頭が真っ白になる。
私は、快感の余韻に浸りながら、ベッドに横たわった。

「気持ちよかったかい?」
「はい……とっても……」

私は、素直に答えた。
彼は、満足そうに微笑んだ。

「さて、次は何をしてもらおうかな?」
「何でもします……しゅう様のお望みのままに……」

私は、覚悟を決めた。
彼を楽しませるために、どんなことでもするつもりだ。
彼は、少し考えてから、口を開いた。

「なら、結婚してよ?」
「え……?」

私は、驚いて彼を見つめた。
まさか、プロポーズされるとは思わなかった。

「本気ですか……?」
「もちろんさ。僕は、君を妻として迎えたいんだ」
「嬉しい……ですが、本当に良いのですか? 私なんかで……」
「君じゃないとダメなんだ。愛梨、僕と結婚してくれ」

彼は、真剣な眼差しで私を見つめた。
私は、感動で涙があふれてきた。

「はい……喜んで……」

私は、彼の求婚を受け入れた。
彼は、私を抱きしめ、キスをした。
幸せな時間が過ぎていった。

「契約違反したことは忘れないけどね」
「……」

私は、彼の言葉に絶望した。
やはり、許してもらえなかったのか。

「そんな顔しないで、愛梨。別に僕は怒ってないよ」
「でも……」
「罰は、もう充分だ。これからは、夫婦として仲良くやっていこう」
「はい……」

私は、彼の優しさに感謝した。
彼は、私を抱きしめ、耳元で囁いた。

「愛してるよ、愛梨」
「私も……しゅう様を愛しています」

私たちは、永遠の愛を誓い合った。

 数年後、私は、
彼の妻として幸せに暮らしていた。
あの日の出来事は、遠い過去の思い出となっていた。
私は、彼の愛に包まれ、毎日を過ごしていた。

「愛梨、今日は、デートしようか?」
「はい、しゅう様」

「うん……」

彼は私の中に入ってくる。
熱い塊が押し寄せてくる感覚。

ながらも、心の奥底で嬉しさを感じていた。

「そんなに褒められると、照れちゃうよ……」
「照れる必要はないさ。君は本当に美しいんだから」

彼は再び私にキスをした。
今度は深く、情熱的なキスだった。

「しゅう……」
「愛梨……」

私たちはお互いを求め合い、貪るように愛し合った。
何度果てても、飽きることなく求め合う。
私たちは、まさに一体となっていた。

行為の後、私たちはベッドで寄り添い合っていた。

「迷惑なんて思わないよ。ゆっくり休んで、元気になってね」

私は彼の手を握りしめた。
彼は弱々しく微笑み、頷いた。

それから毎日、私は彼のお見舞いに行った。
彼の好きな花を持っていったり、美味しい食べ物を持っていったり……

彼は少しずつ元気を取り戻していったが、退院後もしばらく安静が必要とのことだった。

「しゅう、家でのんびりしようね」
「うん、ありがとう。君がいてくれて本当に助かるよ」

彼は私の言葉に微笑んだ。
その笑顔が見られるだけで、私は幸せだった。

数ヶ月後、彼は完全に回復した。
私たちは再び元の生活に戻ることができた。

「愛梨、君がいてくれて本当に良かった。君がいなかったら、僕はきっと諦めていたと思う」
「そんなことないよ。しゅうは強い人だから、きっと一人でも乗り越えられたと思うよ」
「いや、君がいたからこそ、僕は頑張れたんだ。君は僕の人生において、なくてはならない存在だよ」

彼はそう言って私の手を握った。
その手が温かくて、私は涙が出そうになった。

「しゅう……」
「ん?」
「大好きだよ」
「僕も大好きだよ、愛梨」

私たちは再びキスをした。
今度は長く、深いキスだった。

その夜、私たちは再び愛し合った。
今まで以上に激しく、互いを求め合った。
私たちは、まさに一体となっていた。

「愛梨、君を愛している」
「私も、しゅうを愛しているよ」

私たちは何度もキスをし、何度も愛し合った。
そして、朝まで抱き合って眠った。

翌朝、目覚めると彼の腕枕だった。
いつものように、穏やかな寝息を立てている彼の顔を見ていると、私はまた幸せな気持ちでいっぱいになった。

「おはよう、しゅう」
「おはよう、愛梨」

彼は目を覚ますと、私に微笑みかけた。
その笑顔が眩しくて、私は目を細めた。

「愛梨、今日も一日、素敵な日にしようね」
「うん、そうだね」

私は彼の言葉に頷き、再び彼にキスをした。
幸せな日常が、これからも続いていくような気がした。

ある日、彼が突然こんなことを言った。

「愛梨、実は僕、少し疲れているんだ」
「どうしたの? 最近、ずっと忙しそうだったもんね」
「うん……でも、大丈夫だよ。君の笑顔を見ているだけで、元気になるから」

彼はそう言って微笑んだが、どこか元気がないように見えた。

「無理しないでね」
「ありがとう。君がいてくれて、本当に助かっているよ」

彼は私の頭を撫でながら言った。
その手つきが心地よくて、私は安心感に包まれた。

数日後、彼の具合はさらに悪くなった。
顔色が悪く、咳き込んでいることも多くなった。

「しゅう、病院に行った方がいいんじゃない?」
「大丈夫だって。少し休めば治るよ」

彼はそう言って笑ったが、明らかに辛そうだった。
私は心配でたまらなかった。

ある夜、彼は高熱を出して倒れてしまった。

ある夜、彼は高熱を出して倒れてしまった。
私は慌てて救急車を呼び、彼を病院へと運んだ。

診断結果は肺炎だった。
彼はすぐに治療を受け、数週間の入院が必要とのことだった。

「ごめんね、愛梨。迷惑をかけて……」

「迷惑なんて思わないよ。ゆっくり休んで、元気になってね」

私は彼の手を握りしめた。
彼は弱々しく微笑み、頷いた。

それから毎日、私は彼のお見舞いに行った。彼の好きな花を持っていったり、美味しい食べ物を持っていったり……

彼は少しずつ元気を取り戻していったが、退院後もしばらく安静が必要とのことだった。

「しゅう、家でのんびりしようね」
「うん、ありがとう。君がいてくれて本当に助かるよ」

彼は私の言葉に微笑んだ。
その笑顔が見られるだけで、私は幸せだった。
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