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鬼神ジュピター
サイバーコップ再び
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お前は暑苦しい奴だったがクールさの裏返しだったんだな。生き難かったろう。ナイフみたいにいつも尖っていた。お前が死んじまうなんてな俺がルシファーとの確執でやばかった時「俺より先に死ぬんじゃねえぞ」って駆けつけてくれたっけやり切れねえな。その時旋風が巻き起こり悪魔の如き白いアーマーを纏う同志が静寂を呼ぶ「ジュピター、ここまでにしろ。でないとお前を葬らないといけなくなる」ルシファーは肩を掴み雷神の如き彼の怒りを静めた。奴の後を追うつもりか!ならもっとクールにやり過ごす方が様になるってもんだ。狸親父がカンカンだぞ!キャップが?確かにやり過ぎだが、キャップだって警察機構のやり方に手温さを感じている筈だ。ジュピター、被害が大きくなる。寸分違わずデストラップの連中を狙い撃ちしているにしてもだ。ちょっと派手にやり過ぎた。連中の狙いがZACの解体にあるとしたらお前はまんまとそれには嵌められたことになる。わかってるまだこんなものじゃ足りない。世間に奴等の汚なさと人知れず犠牲になった一人の男の孤独な闘いを知って欲しかった。ああこんな筈じゃない、こんな、こんなことがしたかったんじゃない。わかってる、ジュピター、もうマーズは帰って来ないんだ。でもこうしていれば奴が眉間に皺寄せて俺を諌めに来るんじゃねえかって気がしてわかってくれよルシファー何度基地の自動ドアを潜ってもいるべき場所にアイツはいない。訝し気に俺を一瞥するヤツの挨拶がこの世界の現状に目を瞑れずに生き急いだアイツが!聞け武田、休日返上でテメェのアーマーのメンテしてたほどの奴だ天職と公言して憚らないマーズのことだ。好きなことやって死ねたんだ。幸せな奴だった。ルシファー、慰めはアイツの手向けにならない。武田、アイツはZACが好きで好きで堪らなかった。天職は本当だろう。それと世間じゃ一流校卒業して一流企業に就職しても自分の人生他に選択肢があったんじゃないかと悩む者だって多い。アイツが好きなことやって死ねたのも本当だ。もちろん仇を討つのが仲間だと俺も思っている。仲間思いも熱いのも結構だが今は頭を冷やせ。その方がアイツも喜ぶ。眉間に皺寄せてほくそ笑む奴の変顔にコーヒーを吹け!
ジュピターの必殺武器サンダーアームから放つ火器サンダーマグナムの爆風が弾いたコンクリートの欠片でこさえた頬の傷から血を滲ませたルシファーが口角を上げる。
ジュピターの必殺武器サンダーアームから放つ火器サンダーマグナムの爆風が弾いたコンクリートの欠片でこさえた頬の傷から血を滲ませたルシファーが口角を上げる。
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